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南 有希子 院長の独自取材記事

医療法人社団櫻雅会 オリオン歯科NBFコモディオ汐留クリニック

(港区/汐留駅)

最終更新日:2021/10/12

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CMや雑誌の撮影にも良く使われる汐留のイタリア街。イタリアを模した建築が並ぶきれいでおしゃれな街であるが、そんな建物の一角にあるのが「オリオン歯科 NBFコモディオ汐留クリニック」で、外観からしてすでにヨーロピアンな街並みに溶け込むようにおしゃれできれい。中もおしゃれな雰囲気で、なんとなく気後れしてしまいそうだが、南有希子院長に出会うと、爽やかな笑顔とトークでこちらの気後れはとんでしまう。「私もスタッフも結構人間くさいんですよ」と笑顔で話す南院長。設備はインプラント用のオペ室を中心に大学病院並みの最先端設備を揃えている。ヨーロピアンなおしゃれさ、最先端の機器、そして温かな人。三拍子揃った歯科医院で、南院長から理想の歯科医療とはどんなものなのか、楽しくうかがった。

(取材日2013年9月4日)

“人”と真摯に向き合って信頼を

インテリアが大変特徴的です。どんなところにこだわりがありますか。

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そうですね、私も最初に来たときは「天井高いなあ」「歯医者っぽくないなあ」と(笑)。光景としてはとてもすごい感じあります。でもこれは、イタリア街の中にあるということで、その雰囲気に合わせようとしたものなんです。だからといって、冷たい感じにならないように、柱には本物のタイルを入れたり、診察室のパーテーションや部材にはウッド調のものを入れて、温かなナチュラルな雰囲気を出すようにしています。自然な雰囲気は理事長の方針でもあるんですね。もうひとつこだわっているのは、診察室には患者さんが前向きで入って来られるように「前導入」のつくりにしてあること。やはり“人対人”ですから顔を顔を合わせて挨拶できるようにしようという思いから、このようなつくりになっています。汐留のオフィス街の真ん中ですので、患者さんは付近のサラリーマン、OLの方がほとんどです。あとは、HPでご覧になって、理事長が力を入れているインプラントをご希望されていらっしゃる方、特別に設けている「口臭外来」「金属アレルギー外来」をご希望される方もいらっしゃいます。

口臭外来を設けている医院は珍しいのではないでしょうか。どのような治療をしていますか。

確かにそれだけを特別に掲げている医院は少ないかもしれません。しかし、開院して間もないにもかかわらず、口臭外来でいらっしゃる方は増えてきていますね。口臭外来で行うことは最初に歯の精密検査、それから位相差顕微鏡などで口腔内の細菌の状態を目で確認していただき、その後で口臭検査を行います。「口臭」とひとことで言っても、その原因はひとり一人異なります。虫歯や歯周病が原因の方もいらっしゃいますし、古い補綴物がにおいの元になることもあります。処置も原因によってさまざまですから、口臭外来だからこうする、というものはないんですね。あと、精神的要因が大きい患者様もいらっしゃいます。口腔内の状況は良好で不快な口臭は検知されなくても、長年、口臭で悩まされている患者様は「口臭がない」という検査結果に納得されません。ですから、患者様の不安な気持ちを受け入れながら、根気よく口臭の検査と丁寧な説明を繰り返していくことによって、初めて患者様自身が「口臭がない」という事実に気づくこともあります。こういうことはやはり信頼関係が一番大切なんですよね。信頼していただけなければ何も伝わらない。口臭外来に限らず、歯科医療全般に言えることではあると思いますが。

信頼を得るために、何か特別なことをされているのでしょうか。

特別なことは何もしていません。ただ、真摯に患者さまと向き合うということだけですね。取り繕うことはせず、ごく普通に会話をして、それを積み重ねていく。そして患者さまの求めるものを理解して提供する、これに尽きると思います。1度や2度ご来院いただいて得られるものではありませんよね。何度か患者さまと接するうちに、だんだん信頼していただけるようになっていくと思います。

インプラントを目的にいらっしゃる方が多いとのことですが、どれくらいいらっしゃるのでしょうか。

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HPをご覧になっていらっしゃる方は多いのですが、実は、一般歯科の治療の中でインプラントを選択される方のほうが多いんですよ。入れ歯の調子が悪くなった、ブリッジが壊れたので直したい、歯が痛むので抜いた、という一般歯科の治療の選択肢のひとつとしてインプラントを提示して選択していただくということです。特別インプラントを強く勧めることはしてはいないのですが、土地柄もあるのかもしれませんね。少なくても週に1、2回はインプラント手術があるくらいの頻度です。インプラントは理事長が力を入れており、大学病院並みのオペ室、設備があります。また、オペ後のリカバリールームまで併設されています。こうした設備が充実しているのは当院の特徴だと思うんですよね。本当に恵まれた環境です。認定矯正医もいますし、歯科技工も院内で行っています。口腔外科医もいます。何でもとり揃えられていて、理想的な治療ができる環境だと言えると思います。

幅広い選択肢を提示してベストを選ぶ

先生が考える「理想的な治療」とはどのようなものなのでしょう。

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それはもう、患者さまが歯を長く使えるように、機能的にも審美的にも向上させて、長くQOL(Quality Of Life。生活品質)を高く保っていただくということしかありません。そのために患者さまとお話しして、経済的なものも含めてベストな治療法を選択する。そのときの選択肢がとにかく広いということが、理想的な治療を提供できる条件だとも言えるでしょう。歯が抜けた、というときに入れ歯もある、ブリッジもある、矯正するという手もある、インプラントもある。ただ、選択肢がたくさんあるからといって、それだけではもちろんダメ。患者さまと話すところが治療のスタートです。話をして、心を開いてもらってから治療すること。そして、もうひとつの理想は、悪くならないように予防に来ていただくようにするということです。

予防歯科にも力を入れていらっしゃるんですね。

といっても、特別なことはしていないんです。クリーニングとチェックアップだけ。悪くなる前にできることは何でもしています。ただし、他と違うのは、治療終了後、最初は1カ月後に来ていただくようにしていること。普通、予防歯科は3カ月、6カ月が目安になっているのですが、治療終了後に3カ月だと、まずほとんどの方がいらっしゃってくれません。最初に1カ月後のチェック、それから次は2カ月後、3カ月後とだんだん伸ばすようにしています。そうすることで、患者さまの予防に対する意識も高くなっていくんですね。ただ「来てくださいね」というよりも、来てくださる率は高くなっているのではないかと思います。

先生が歯科医師をめざしたきっかけは何でしょうか。

父が医師で母が歯科医師で、親族に医師がいたので、私も自然に医師の道を目指すようになっていました。医師になりたいという思いもありましたが、母と同じ大学に入って歯科医師を目指すようになりました。もうひとつ、私には昔からアメリカでの生活に憧れもあって、いずれはアメリカで歯科医師の免許を取りたいとも思っていたんです。アメリカが好きになったのは、中学、高校のときにホームステイをする機会があったからで、大学のときも交換留学でカナダに行ったこともあったんです。両親からは、ずっと「アメリカに行くなら日本で歯科医師になってからのほうが良い」と言われて、学生時代はずっと我慢してきて、それでふと、アメリカに行くなら、日本の大学でph.D.を取ってからいったほうがハクがつくかなと思って(笑)、院に進みましたが、結局我慢しきれずに6カ月でやめて、渡米してしまいました。最初はニューヨークに行きましたが、そこで良い先生に出会い、UCLAに誘われ、ロスで4年半過ごすことになりました。アメリカの歯科医師免許は、NBDEのPart1を取得しています。あの時は日本の歯科医師国家試験の3、4倍は勉強したんじゃないかなあ。人生で一番勉強したときでした(笑)。やはり英語が一番ハードルが高かったです。

審美歯科をかなり学ばれたのですか。

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誘ってくださった先生が審美の方だったので、審美治療はかなりしっかり学んでいます。最初の臨床も審美歯科でした。考えてみたら、初めての臨床は日本じゃなくてアメリカだったんですよね。アメリカの審美治療は1日に3〜4人程度で、すごく時間をかけてしっかりとやります。患者さまと歯科技工士と、3人で話し合いをするところからですね。珍しい患者さまでは、有名な女性モデルの方がいらっしゃって、すごくかわいがっていただきました。すごくおきれいな方でしたよ。治療にもとても時間をかけていらして、私の前に2人担当がいてずっと治療していたのに、私が帰国するときにも、まだ治療が終わらず、次の歯科医師に引き継いできてしまいました。

「120%の笑顔」とギャップを楽しんで

日本の審美歯科はアメリカに比べて遅れている印象がありますがいかがでしょう。

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そんなことはないと思いますよ。技術的には日本も遜色ありません。ただし、保険がハードルになっているのは確かだと思います。あと、もともと審美歯科には特有の難しさがありますね。例えば、患者さまのニーズがそれぞれです。「きれいにする」と言っても、AさんとBさんとではその「きれい」の中身が違います。どんな形がきれいなのか、色はどんな色なのか、100人いれば100種類のきれいがあるんです。それを患者さまとのコミュニケーションで、理解していかなければなりません。審美歯科は英語で「esthetic dentistry」、日本語なら「エステ」といいますが、私の恩師の先生は「cosmeticとestheticは異なるものだ」と最初に仰って、それが今も胸に残っています。ロスにいるときには、たまに不自然なくらいに真っ白な歯にしてくれという方もいらっしゃったのですが、エステというのは、お化粧のように上からきれいに取り繕うという類のものではなく、患者様の自然な本来の美しさを作り出すものなのだと思っています。

先生のご趣味を教えてください。

旅行です。いろいろなところに行きますが、主にアメリカ方面、南の方面が好きです。寒いところが苦手なんですよ(笑)。ロスやハワイに行くことが多いですが、一番好きだったのはフロリダのキーウェストかな。フロリダの先端からセブンマイルブリッジという長い橋を渡った先にある町です。自然が豊かで本当にきれいなところです。あと、学生のころゴルフ部だったので、旅行先でゴルフをやるのも好きです。旅行に行けば、必ず真っ黒になって帰ってきます。日焼け? ぜんぜん気にしないですね(笑)。忙しいですが、できるだけ、最低でも年に1度は行きたいなと思っています。

今後の展望についてお考えをお願いします。

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私個人としては、今のところガツガツと何かを学ぶとか、あれをしようこれをしようという思いはないんですね。アメリカで最大限学んできたという思いがありますから、今は足元を固めて、できることをひとつひとつ積み重ねて、良い治療をしていきたいと思います。医院としては、オープンして間もないですから、もっと多くの患者さまに来ていただけるように最大限の治療と予防を提供していきたいと思っています。最先端の設備や機器を入れているというだけでなく、専門性の高い歯科医師がそろっていること、歯科技工士もグローバルに活躍してきた世界的な技量の持ち主であるなど、当院の環境は、ベストな歯科治療が提供できるものだと信じています。気軽にお越しいただければと思います。あと、スタッフにいつも言っているのが、患者さまには120%の笑顔で接するようにということです。患者さまの状態を見て、適した話し方をするようにと。イタリア街の中ですし、医院もなんだかとってもおしゃれで、クールな歯科医院だと思われがちなんですけど、実は私もスタッフも、すごく人間くさい(笑)。そういう良い意味でのギャップを感じていただければ、気軽に来ていただけるようになるのかなと思います。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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