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効率的な検査と適切な診断で
子宮がんの早期発見をめざす

リボーンレディースクリニック

(立川市/立川駅)

最終更新日:2024/05/20

リボーンレディースクリニック 効率的な検査と適切な診断で 子宮がんの早期発見をめざす リボーンレディースクリニック 効率的な検査と適切な診断で 子宮がんの早期発見をめざす
  • 自由診療

立川駅から徒歩5分、ビルの4階にある「リボーンレディースクリニック」。すべての年代の女性の心と体のケアに取り組み、地域の女性患者に対し熱い思いを抱く「女性のための総合診療科」をモットーとするクリニックだ。2024年4月に院長に就任した室谷哲弥医師は、長年婦人科のがんの治療に携わってきた婦人科がんのエキスパート。日本婦人科がん検診学会の理事も務め、検診の啓発なども積極的に行っている。婦人科がんの中でも子宮頸がんは、ワクチンの接種や検診の受診により予防や早期発見が望めるがんといわれる。「早期発見のためにも、検診を受けていただきたいです」と話す室谷院長に、婦人科がん検診について詳しく聞いた。

(取材日2024年3月6日/情報更新日2024年5月16日)

婦人科がんを専門とする医師が個々の患者に適した検診メニューを提案。精密検査や治療の必要性を診断

Q婦人科のがんについて教えてください。
A
リボーンレディースクリニック 婦人科のがんについて、わかりやすく解説してくれる室谷院長

▲婦人科のがんについて、わかりやすく解説してくれる室谷院長

婦人科のがんには、主に子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がんなどがあります。中でも子宮体がんは、不正出血などの症状があり、比較的早期に気づきやすいといえます。一方、頸がんは初期には症状が乏しく、発見された時にはすでに進行していることも少なくありません。子宮頸がんの多くはHPV(ヒトパピローマウイルス)というウイルスに感染することで起こりますが、感染してから長い時間をかけて細胞が変化し、前がん病変と呼ばれる、がんの前段階を経て発症します。検診を受ければ、この「がんになる前の状態」で発見することも可能であり、がんの早期発見はもちろん、がんの予防にもつながるのです。

Q婦人科のがんを診断するにはどんな検査がありますか?
A
リボーンレディースクリニック がんの早期発見のため個人に適した検査を行う

▲がんの早期発見のため個人に適した検査を行う

検診では、主に細胞診や超音波検査などを行います。子宮頸がんの細胞診では、子宮頸部(子宮の入り口)の細胞を採取し、顕微鏡で調べます。その結果、がんの疑いがあると判定された場合には、より詳しく調べる精密検査を行います。子宮頸がんの精密検査では、コルポスコープという拡大鏡による子宮頸部の観察と組織の採取、細胞診、HPVに感染しているかどうかを調べる検査などを行います。ただし現在の検診では、心配がない状態でも「要精密検査」と判定されてしまうことがあります。専門とする医師として、効率の良い検査と適切な診断で、本当に必要な人だけが迅速に精密検査や治療を受けられるようにすることが重要と考えています。

Qこちらのクリニックならではの特徴について教えてください。
A
リボーンレディースクリニック 患者一人ひとりに合わせた治療計画を提案する

▲患者一人ひとりに合わせた治療計画を提案する

当院では、長年にわたり婦人科がんの診療に携わりながら、日本臨床細胞学会の細胞診専門医、日本婦人科がん検診学会の理事として検診・診断にも深く関わってきた私が検診を担当します。正確な診断のためには、病変があると予測される部分を的確に判断し、その組織を採取することが重要です。これまでの知識と経験を生かし、患者さんの体に負担をかけないよう、効率良く検査を行うことを重視しています。そして検査の結果、心配のない方には安心していただき、経過観察が必要な方はしっかりフォローする、治療が必要な方には迅速に医療機関へ紹介するなど、一人ひとりの患者さんに適した対応を心がけています。

Qこの地域では、自治体からの補助もあるのですね。
A
リボーンレディースクリニック 豊富な検査メニューを取りそろえる同院

▲豊富な検査メニューを取りそろえる同院

当院では、立川市の子宮がん検診を受診していただくことができます。20歳以上の方には対象の方へクーポン券の配布もありますので、ご利用ください。立川市以外にお住まいの方にもできるだけ多く検診を受けていただきたいため、検診と同時にリラクゼーションも受けていただけるなど、当院独自の取り組みも行っています。さらに、子宮がん検診と乳がん検診をセットにしたコース、年代ごとにお勧めの検査をまとめたコース、一般的な健康診断とセットにしたコースなど、さまざまな組み合わせによる幅広い選択肢がありますので、ぜひご相談ください。

Q受診の目安や注意すべき年代層などについて教えてください。
A
リボーンレディースクリニック 定期的な子宮頸がんの検診を呼びかける

▲定期的な子宮頸がんの検診を呼びかける

子宮がんの中でも子宮頸がんは、若い女性でもかかることがあり、特に30~50代に多いがんといわれています。また、HPVは性交渉により感染することが多いため、性交渉の経験がある方は誰でも感染する可能性があります。20歳以上の方で性交渉の経験がある方は、2年に一度、子宮頸がん検診を受けることが望ましいでしょう。HPVに感染したからといって必ず子宮頸がんになるわけではありませんが、感染すると長い年月をかけて細胞が変化し、がんを発症する可能性があります。その後の妊娠・出産や、生命に関わる病気でもあるため、検診を受けて予防や早期発見を心がけることが大切です。

ドクターからのメッセージ

室谷 哲弥院長

繰り返しになりますが、子宮がんの中でも子宮頸がんは自覚症状が乏しく、早期発見のためには検診を受けることが大切です。反対にいえば、検診を受けることで早期発見や予防につながる数少ないがんの一つともいえるのです。また、予防のために子宮頸がんワクチンを接種することも重要です。日本では、ワクチンの接種率も低いのが現状です。副作用を心配する方もいますが、がんの予防が見込める手段として、ワクチンを受けることのメリットとリスクを正しく理解し、むやみに怖がりすぎないことも大切といえるでしょう。心配や不安があればご相談いただき、婦人科がん検診や子宮頸がんワクチンについて前向きにご検討ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

婦人科検診: 子宮がん検診と乳がん検診のセット/2万5300円~、健康診断・婦人科検診セット/3万6300円~、年代ごとのお勧め検診/1万6500円~(詳細はクリニックにお問い合わせください)

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