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宮村正廣 院長の独自取材記事

宮村内科クリニック

(小平市/一橋学園駅)

最終更新日:2019/08/28

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西武鉄道西武多摩湖線一橋学園駅から歩いて1分足らず。駅のホームから見えるビルの3階にあるクリニックが「宮村内科クリニック」。院長の宮村正廣先生は「人間全体を診たい」「心と体の安心のお手伝いをしたい」がモットー。もともとは内科のみで開業したが、患者のニーズに応えたいという思いが募り、皮膚科や整形外科、心療内科の分野も学び、診療範囲を広げたという。さらに西洋医学と漢方を併用、患者の症状に応じた治療方法が評判を呼んでいる。10年続く日課の水泳と温泉で自身の健康を維持するのも、すべては毎日訪れる「患者たちの健康を支えるため」という患者思いの宮村院長。その独特の治療スタイルや診察に対する思いを伺った。
(取材日2015年11月10日)

内科をはじめ幅広い診療科をカバーして「心と体の安心のお手伝い」

医師をめざされたきっかけを教えてください。

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22歳で大学の理工学部を卒業し、その後は大手の電子機器メーカーに入社して営業マンとして働いていました。しかし入社3年目の25歳の時に会社の都合で、不本意な異動を経験したんです。その時つくづく、会社の業績で自分の人生が左右されるのは自分にはたまらないと思い、「会社に影響されず続けられる仕事をしたい」と考えるようになったんです。そして自分の腕一本でやっていける医師という職業に魅力を覚え、浪人して地元の富山医科薬科大学の医学部に入学しました。スタートが遅かったこともありまして、最初から大学に残ることは考えず、開業をめざしていました。大学を卒業した時は33歳。その後、いくつかの病院で研鑽を積んだ後、卒業して7年目の1989年に念願かなって「宮村内科クリニック」を開業しました。

この地域で開業したきっかけは何ですか?

この場所に出会ったのはまったくの偶然でした。ちょうど開業を考えていた時に今のクリニックの場所を紹介されまして、「試しに見に行ってみるか」と軽い気持ちで見に来たところ、私が希望していた通りの広いフロアだったんです。しかも駅から近い。これはぴったり、と思いましてここに決めました。たまたまご縁のできたこの地域ですが、周りに大学が多いこともあってか落ち着いた雰囲気でとても気に入っています。ただ私が開業した1989年当時は、まだこの地域ではビルの中のクリニックはほとんどなく、自宅を兼ねた医院が普通でどこも1階。特に内科はお年寄りの患者さんが多いので、最初は3階まで上がって来てもらえるかとても心配でした。しかし、おかげさまですぐに患者さんに来てもらえるようになり、今では1日80人前後の患者さんが訪れるようになりました。

クリニックの特徴について教えてください。

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当院は、「人間全体を診たい」「心と体の安心のお手伝いをしたい」という私の診療方針もありまして、内科だけでなく、皮膚科、整形外科、心療内科など、全身の病気に対応する総合内科であることが特徴です。それ以外にも超音波診断装置や内視鏡ビデオスコープシステムなど各種医療機器を導入し、西洋医学的診断に力を入れています。その診断をもとに、和洋折衷の治療を患者さんに合わせて使い分けているのも特徴の一つですね。大学時代は循環器内科の教室にいましたが、「開業したら幅広く診療したい」と思っていたので、呼吸器、消化器など一人で内科全般を診られるように勉強を続けていました。いざ開業してみると、内科領域だけでは足りないことがわかり、皮膚科や心療内科も診られるように勉強しました。医師の中には専門を極める人、広い分野を診察する人と2種類いると思いますが、私の場合は後者。もともと好奇心が旺盛で、いろいろなことに興味を持つタイプなので、人間全体を診る診療スタイルが私には合っていると思っています。

西洋医学と漢方を併用して人間全体を診る独自のスタイル

こちらでは西洋医学と漢方を併用していると伺いました。

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高血圧や高脂血症、糖尿病といった生活習慣病に対しては西洋医学の薬のほうが効果的な治療ができますので、西洋薬を使っています。一方、漢方は体全体の調子を整えることで病気を治していくという考え方で、当院では「病院に行くほどではないが具合がすぐれない」といった症状をはじめ、本格的な治療にも多く取り入れています。私が卒業した富山医科薬科大学は、当時としては珍しく漢方の診療について学べる大学だったので、私も積極的に学びました。私の「人間全体を診たい」という診療方針も漢方を学んだ影響が大きいと思います。とはいえ、漢方だけでは治しきれない病気も多いので、当院では患者さんの症状に応じて、西洋医学、漢方のいいところを取り入れた治療を行っています。この「人間全体を診る」「西洋医学・漢方の併用」という診療スタイルに興味を持って、わざわざ遠方から通ってくれる患者さんも多いんですよ。

ストレスによる病気で通われる患者も多いそうですね。

今の日本は「一億総ストレス」社会と言っていいでしょう。そういった精神の疲れは体の健康にももちろん影響します。心と体はつながっていますからね。そんなストレスによって体に変調をきたして来院する患者さんには、治療以外にお勧めしていることが3つあるんです。1つ目が「空を見ること」。ストレスを抱えている方は空を見ることすら忘れてしまいますが、空を見るように意識するだけでだいぶ心持ちが変わってきます。2つ目は「光を浴びること」。そして3つ目が「心の中で『ありがとうございます』ということ」。さらに暗い言葉や否定的な言葉を使わないように気をつけ、明るい言葉、肯定的な言葉を使うように心がけていくとストレスもだいぶ和らぎます。ストレスでいらっしゃった患者さんにはまずこれらのことに取り組んでいただいて、それと並行して治療を進めて行くようにしています。

診察にあたって心がけていらっしゃることは何ですか?

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もうそれは「丁寧な診療」、この一言に尽きます。患者さんを一人の人間としてしっかり見つめて、診察を終えて家路につくとき、気持ちよく帰れるよう、いつも気を使っています。クリニックにいらっしゃる方は心配な気持ちを抱えている方が多いので、まずその気持ちを落ち着けてやわらかく受け止め、勇気づけた上で送り出すのがとても大切だと思います。私は以前から宗教にまつわる本が好きでよく読んでいました。宗教といってもキリスト教や仏教の内容ということではなくて、「心の教え」を学んでいるつもりです。最近ではベストセラーになったあるシスターの方の本を読んで、感銘を受けました。クリニックの待合室にも置いて、患者さんにも読んでもらっているんですよ。

健康な生活は毎日の運動と食生活の改善から

健康な生活を送る上で、患者さんに取り入れて欲しい習慣はありますか?

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当院にいらっしゃる患者さん皆さんにお勧めしていることが大きく2つあります。それは体操と和食です。まず体操ですが、寝転がって足を少しだけ上げる「足上げ」、寝転がって膝を曲げた状態で腰を上げる「反ブリッジ」、そして背中を壁につけた「空気椅子」の3つは簡単なのでぜひやっていただきたい。私も毎日クリニックでやっています。下半身の衰えは健康の衰えにつながりますが、この3つの体操は下半身強化にとても役に立ちます。そしてもうひとつが和食。パン食は花粉症や認知症とも関係しているという話も聞きますので、健康に長生きするためにも、ご飯と味噌汁中心の和食を皆さんにお勧めしたいですね。

プライベートの過ごし方を教えてください。

とにかく読書が好きで、時間ができたらすぐ読書をしますね。休みの日はカフェが併設されている本屋に行って、買った本を読みながらお茶を飲むのが至福のひとときです。最近特に興味を持って読んでいるのが宇宙論や宗教論といったスピリチュアル系の本ですね。さらに毎日続けているのが水泳と温泉です。診察が終わると、自宅の近くのスポーツクラブに行って500メートルほどクロールや平泳ぎで泳ぎます。その後はスポーツクラブ内の温泉につかってリラックス、というのが日課ですね。この習慣は10年以上続けています。

最後に、患者さんたちへのメッセージをお願いします。

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私は「心と体の安心のお手伝いをしたい」という思いから、西洋医学や東洋医学をはじめ、さまざまな医療について学び、今では独自のスタイルで患者さんの体全体を診られるようになりました。そしてほかのどの科に行っても治らなかったという患者さんの痛みや症状を取り除くことにもたびたび成功してきました。ですので「いろいろな病院に行ったけれども治らない」とお悩みの方がいらしたら、ぜひ一度当院を訪れてみてください。

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