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欠損箇所に自分の歯を移植する
自家歯牙移植という選択肢

小松歯科医院

(八王子市/八王子駅)

最終更新日:2025/11/14

小松歯科医院 欠損箇所に自分の歯を移植する 自家歯牙移植という選択肢 小松歯科医院 欠損箇所に自分の歯を移植する 自家歯牙移植という選択肢
  • 保険診療
  • 自由診療

進行した虫歯や歯周病によって抜歯が必要となった場合、その欠損した部位を補う目的の治療法として、入れ歯、ブリッジ、インプラント治療の3つが知られている。しかし、それ以外の第4の選択肢として、親知らずなど自身の歯を欠損箇所に移植する自家歯牙移植という方法がある。「小松歯科医院」の小松明央(あきひさ)副院長は、これまで数多くの自家歯牙移植治療に携わってきたスペシャリスト。さまざまな工夫を凝らして感染リスクの低減に努め、安全性・確実性を高めるための研鑽を続けながら、納得のいく保険診療や自由診療での、より幅広い自家歯牙移植治療を提供している。「ご自身の歯を移植する治療ですから、高い生体親和性が望める点も大きなメリットです」と話す小松副院長に、自家歯牙移植の基本から同院の治療まで詳しく話を聞いた。

(取材日2025年9月22日)

自分の歯を移植するからこそ望める生体親和性。自由診療でさらに幅広く確実性の高い治療をめざす

Q自家歯牙移植とはどのような治療ですか?
A
小松歯科医院 技術の研鑽を欠かさず、質の高い治療を提供するよう心がけている

▲技術の研鑽を欠かさず、質の高い治療を提供するよう心がけている

進行した虫歯や歯周病など抜歯が必要になった歯の部位に、使用頻度が低い親知らずなどのご自身の歯を移植することで、噛めるようにめざしていく治療です。失われた歯を補うための方法は通常、ブリッジ、入れ歯、インプラント治療の3つが選択肢として挙げられますが、自家歯牙移植はそれ以外の方法として、非常に有用な選択肢になると考えられます。専門的な技術を要するため、自家歯牙移植治療を受けられる歯科医院はそれほど多いわけではありませんが、当院では私がかねてより多くの症例を担当しており、条件的に治療可能な方への選択肢としてご提案しています。

Q自家歯牙移植のメリット・デメリットを教えてください。
A
小松歯科医院 デメリットも事前にわかりやすく説明する

▲デメリットも事前にわかりやすく説明する

ご本人の歯を移植する手術ですから、高い生体親和性が望め、違和感のない噛み心地が期待できる点が大きなメリットです。また、同じく失った歯を補うための方法であるブリッジでは、欠損歯の両隣にある健康な歯を削らなければいけませんが、自家歯牙移植であればその必要もありません。一方で、欠損した箇所に移植するための余分な歯がなければ、この治療を行うことはできません。また、利用する歯の形や大きさなどが欠損箇所にフィットしなければ移植できないため、条件がそろった場合に選択できる治療法といえます。

Q貴院では先進的な自家歯牙移植治療を行っていると伺いました。
A
小松歯科医院 一人ひとりに合った治療法を提案

▲一人ひとりに合った治療法を提案

当院では、より条件や治療の幅を広げ、同時に安全性を高めるために研鑽を重ねた上で、保険や自由診療による自家歯牙移植を提供しています。親知らずか埋没歯に限らず、歯並びが悪く飛び出している歯を移植に用い、併せて歯並びの治療を行うことも可能ですし、より移植後の細菌感染リスク低減に配慮した方法を用います。歯を抜く際は事前に矯正力をかけて歯根膜を緩めて根が折れないように工夫するなど、治療の幅を広げながら確実性の高い治療をめざしています。保険治療の範囲ではできない難しい移植、移植歯による歯根膜の骨誘導能力を利用した骨の再生誘導なども行っています。

Q自家歯牙移植の治療の流れについて教えてください。
A
小松歯科医院 精密な検査に対応し、患者に寄り添う体制を整える

▲精密な検査に対応し、患者に寄り添う体制を整える

最初に歯周検査や虫歯検査、エックス線検査、噛み合わせなどの診査を行い、また移植する歯の大きさや形が欠損歯の箇所に移植可能かどうかも確認します。移植が可能であると確認されたら、まずは虫歯や歯周病などで抜く必要があるほうの歯を抜歯することから始めます。その後、移植する歯を抜歯して欠損箇所に移植しますが、当院では抜歯直後の細菌感染リスクが高い段階に移植まで行うのではなく、少し時期をおいて手術を2回に分け、感染リスクを極力避けて移植を実施するという流れで行います。

Q矯正で便宜的に抜歯する歯を移植に利用が可能なのですか?
A
小松歯科医院 矯正の治療は患者に寄り添いながら診療を進める

▲矯正の治療は患者に寄り添いながら診療を進める

歯を失った際さまざまな治療の選択肢がありますが、「できるだけ自分の歯で噛みたい」と願うのは自然なことです。当院では、矯正治療に伴い抜歯が必要な場合に、その歯を用いて欠損部位に移植する方法にも対応しています。つまり、歯列矯正と並行して欠損部分の歯を補うことが望める方法といえます。また、若い患者さんのケースでは、まず自家歯牙移植を行うことでインプラントなどの欠損部分に対する治療を先延ばしにして、長期的な歯の保存をめざすことも可能になります。自家歯牙移植では、親知らず以外の歯を使えることもありますので、すでに親知らずを抜いてしまって、移植に利用できる歯に悩む患者さんにもご安心いただきたいですね。

ドクターからのメッセージ

小松 明央副院長

虫歯や歯周病などで歯を抜く必要があるけれど、インプラント治療や入れ歯に抵抗があるというご相談を受けることは少なくありません。そうした患者さんにとって、自家歯牙移植は有力な治療法になると思います。また、自家歯牙移植をした歯を利用することでブリッジ治療を行うことなどもでき、治療の幅もさらに広げることができます。当院は、欠損歯に対する治療の選択肢として、自家歯牙移植の豊富な症例経験があります。ぜひお気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

自家歯牙移植/5万円~、矯正/部分矯正:5万5000円~、骨の再生誘導/5万5000円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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