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伊藤 哲志 院長の独自取材記事

伊藤クリニック

(足立区/梅島駅)

最終更新日:2019/08/28

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梅島駅から徒歩3分、下町情緒あふれる駅前のビル3階に「伊藤クリニック」がある。1フロア全体が同院のスペースになっており、待合室も広い。院長の伊藤哲志先生は、整形外科の医師である父を襲った突然の心臓の痛みに、心臓は生命活動の根源であることを思い知らされ、整形外科の医師が多い家系の中で1人循環器内科の道に進んだ経歴を持つ。その後、呼吸器、消化器、皮膚疾患など幅広く学び、2005年にこの地で開業した。同院には、3歳児から高齢者まで幅広い年齢の患者が通院しているという。伊藤先生はいつも笑顔で明るい先生。スタッフとも仲が良く、院全体が和やかな雰囲気だ。かかりつけ医として人々の健康を見守る伊藤先生に、同院の特徴や診療への思いを聞いた。
(取材日2017年5月31日/更新日2019年6月25日)

父の背を見て医師をめざした少年時代

ビルの3階にあるクリニックということですが、まずは院内の広さに驚かされました。

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このフロアはもともと2つに区切られていたのですが、ビルのオーナーさんに交渉して壁を取り払い、すべて使わせてもらっています。なぜなら、広い待合室で患者さんがゆったり過ごせるようなクリニックをつくりたかったからです。さらに、診察室も2つ作っており、第2診察室は主に喘息など緊急の方に入っていただいています。点滴用の部屋や胃カメラの検査室も、当院では十分な広さをとっています。リカバリー室という、胃カメラ検査をしたあとしばらくお休みいただく部屋も用意しました。院内はやわらかく温かい薄ピンクやクリーム色に仕上げ、来られた患者さんの緊張を少しでも和らげるよう配慮しています。

クリニックではどんな検査機器を導入していますか?

私は循環器系を専門に診てきたので、動悸、息切れの自覚症状がある発作性不整脈の診断にかかせないホルター心電図を導入しています。また、睡眠時無呼吸症候群の検査機器もそろえています。当院ではリハビリテーション科も標榜していますので、肩凝りや腰の痛みなどに悩む患者さんのためにマッサージベッドなど必要な機器も設置しました。このリハビリ室を設けようと考えたのは、兄のアドバイスがあったからです。私の父と兄は、実家の静岡・浜松で整形外科を営んでいます。2005年に当院を開業させるときに、「ご高齢の患者さんのために備えつけておくと喜ばれるんじゃないか」とアドバイスされ、実家にある機器と同じものを購入しました。

ご実家が整形外科なんですね。

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はい。浜松の地域医療に尽くして半世紀が経ち、今は兄が継いでいます。家の隣に診療所があり、私は物心ついたときから父の診療の姿を見ていました。患者さんはご近所のお年寄りが多かったのですが、そうした方にやさしく接してきちんと治療していた姿が目に浮かびます。小学生の頃、すでに作文で「将来は医師になる」と書いていたそうです。といってもまだまだ遊びたい盛りですから、外で遊んでいてケガして足などを擦りむくと、診察中にも関わらず、お邪魔して父から薬を塗ってもらっていました(笑)。そういった環境が私の医師としての夢への芽生えだったのではないでしょうか。

生命活動維持の根源をみたくて内科の道へ

父、兄、伯父が整形外科という環境の中で先生が内科に進まれた理由は何でしょうか?

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私が入学した東京慈恵会医科大学は、私の時代には研修としてすべての診療科を回り、医学の全体的な知識を身に付けるプログラムがありました。そこで各診療科で多くの症例に触れてきましたが、最終的には家族と同じ外科系を志望しました。がその矢先、実家の父が突然の心臓の痛みに襲われたのです。言うまでもなく心臓は生命活動を維持する根源。幸い大事には至らなかったのですが、改めて循環器の重要性を知りました。身内で内科の医師が誰もいなかったので、自分だけでもその道に進もうと循環器内科を志すようになりました。在学中は千葉県柏市にある大学附属の柏病院、さらに故郷・静岡にある社会保険桜ヶ丘総合病院(現・独立行政法人地域医療機能推進機構 桜ヶ丘病院)で勤務医として勤めながら心臓だけではなく血液疾患・肝臓病・消化管疾患、さらには睡眠時無呼吸症候群、ペースメーカー手術などについても学びました。

先生の診療のモットーを教えてください。

出身大学の建学の精神である「病気を診ずして病人を診よ」を大切にしています。つまり初診の方でも長く通院されている方でも診察室に入ってこられたときの目つきや顔つきで、その人のわずかな変化を見逃さないようにしています。それから、「何かありましたか?」と声をかけることで「わかります? 実は……」と症状が言いやすいよう促し、その訴えに耳を傾ける。そして、一人ひとりに合った治療を提案するというのが私のテーマです。また落ち着いた雰囲気づくりも心がけています。たとえば冬、インフルエンザの時期になると街合室に患者さんがあふれかえってしまうことがあります。そんな中、早く診てあげなければと焦ってしまうのですが、気ぜわしい雰囲気のまま診ても気持ちは通いませんし正しい診断はつきません。なので、ゆっくり落ち着いて話しかけるようにしています。

患者さんの主な年齢層や、最近増えてきた症状はなんでしょうか。

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お年寄りに加えて、最近は小さな子どもたちや若い夫婦の患者さんが増えてきました。近くの駅が日比谷線につながっているので、都心で働く若い世代がこの地域に引っ越してきているのではないでしょうか。多い症状としては、風邪や熱、お腹の症状などですね。また、健康診断で不整脈を指摘され、循環器内科を受診するようにと言われて来院される患者さんもいます。最近はインターネットで病気の症状や治療法を簡単に調べられるので、患者さんから「ホルター心電図検査をしてください」と言われることもあります。先ほどもお話ししたように、当院では睡眠時無呼吸症候群の検査も行っています。これは小型の検査機器を寝るときに付けてもらい、後日来院してデータを分析するというものです。メディアでも取り上げられることが増えている症状なので、相談件数も増えていますね。

地域のかかりつけ医でありたい

開業医としての使命を強く感じた出来事があれば教えてください。

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開業したばかりの頃、呼吸が苦しいという女性の方が来院されたことがありました。当院で検査と初期治療を行い、速やかに提携先の大きな病院にお送りしました。約2ヵ月後、突然その女性が来院されまして、実は今まで入院してようやく退院したと言う。そして、病院の人たちから、「1〜2日遅れたら手遅れだった」と言われたそうなんです。開業したばかりで手探りの中でしたから、こうやって役に立っていることが本当にうれしかったですね。そして、その日はちょうどバレンタインデー。その女性の患者さんがチョコレートを持ってきてくださったのです。もちろん妻からもらうチョコが一番ですが、あのときの味は忘れられないですね。

やりがいのある仕事ですね。それでは、先生がプライベートで生きがいとしていることは?

まずはゴルフですね。6つ上の兄が昔からゴルフが上手で、その影響からか私も大学時代はゴルフ部に入っていました。ゴルフ場に行くのは月に1〜2回程度。医師仲間と回るのが楽しいですね。あとは妻と過ごす日常でしょうか。お互い記念日を祝うのが好きなので、誕生日や結婚記念日など何かあればプレゼントを贈り合うようにしています。妻がソムリエの資格を取ったので、週末はワインを開けます。さらに、もともと2人とも旅行が好きなのですが、私もついにワイン好きに影響されてしまって、この前はフランスのワインの名産地・ブルゴーニュ地方まで足を延ばし、本場の味を堪能してきました。

それでは最後に、貴院の特徴とメッセージをお願いします。

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地域密着型のクリニックとして、当院はあらゆる世代の方々を診ています。子どもは3歳から診察可能です。皮膚疾患にも対応しているので、あせもや水虫、さらにはピアスの穴あけも可能です。また、漢方を希望される方には体質に合ったお薬を処方しています。さらに、当院のスタッフは皆さんベテランで、よく気が利き、私も常に助けられています。そんなチームワークの良さも当院の長所ですね。循環器系の専門的な検査機器や、睡眠時無呼吸症候群の診断にも対応していますので、なにか少しでもお困りのことがあれば、気軽に相談していただけると幸いです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

ピアス穴開け/両耳5400円(医療用ファーストピアス込み)

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