管理栄養士がいる歯科医院で
「生きる」を支える「食べる」を守る
こばやし歯科クリニック
(江戸川区/新小岩駅)
最終更新日:2026/04/15
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管理栄養士は国家資格であり、健康な人だけではなく病気の人にも栄養指導ができる栄養に関するプロフェッショナルだ。歯科医院で活躍する管理栄養士はまだ少ないが、虫歯や歯周病の予防はもちろん治療においても、食生活の見直しは欠かせない。口腔内の問題を解決するための治療過程でも十分に栄養が摂取できるように、食事や栄養に関するアドバイスを提供しているのが「こばやし歯科クリニック」に在籍する管理栄養士の平澤風歌さんだ。生涯食事を楽しみ、全身の健康を守るための取り組みについて、詳しく話を聞いた。
(取材日2026年3月31日)
目次
管理栄養士のいる歯科医院なら、治療や予防をサポートする食事や栄養に関するアドバイスが可能
- Q歯科医院に管理栄養士がいるとどのようなメリットがありますか?
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A
▲治療とあわせて気軽に相談してほしいと話す管理栄養士の平澤さん
管理栄養士が常駐している歯科医院はまだごく一部です。しかし、実は口腔内から全身の健康を守るために管理栄養士ができることは少なくありません。なぜなら、どんなに素晴らしい歯科治療をしても食生活の問題をそのままにしていては、虫歯などの再発の引き金となり、やがて全身へ悪い影響を与えることにもなりかねないからです。また、歯科は基本的に体ではなくお口の悩みで来た方を対象としているので、生活習慣病やフレイルになる前の段階から栄養や食事のアドバイスに取り組めることも多々あります。結果的に生活習慣病やフレイルの予防が期待できるのも、大きなメリットといえるでしょう。
- Qこちらは栄養ケア・ステーションも開設されていますね。
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A
▲管理栄養士に相談できる相談スペースを設けている
栄養ケア・ステーションとは、管理栄養士が地域住民の日常生活の場で、栄養ケアを提供する拠点です。2026年3月現在、栄養ケア・ステーションは、全国に500拠点以上ありますが、歯科医院は都内でも数件だけです。歯科医院でありながら管理栄養士にいつでも相談できることを近隣にお知らせするために、設置しました。歯科に伴う問題だけではなく、体重を落としたい、健康診断の結果を改善したいなどのご希望にも対応しています。これまでフレイル予防のためのメニューを学ぶ食事会などを開催しました。栄養指導というと敷居の高さを感じてしまう方もいるので「パーソナル健康サポート」という名称で周知に努めています。
- Q歯科医院ならではの栄養や食事のアドバイスについて伺います。
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A
▲既往歴や治療内容を把握しながらメニューを考えていくと話す
例えば、インプラント治療では定着率を上げて術後の感染リスクの軽減をめざし、骨密度や免疫力を上げるための食事を提案します。矯正治療も骨の代謝が良い方が歯を動かしやすいので、カルシウム摂取などにも注意を促します。ワイヤー矯正で食べにくさを感じる方も栄養不足にならないように指導するようにしていますね。歯周病は糖尿病との関連性が指摘されていますが、歯周病の方への栄養指導を行う中で糖尿病の予防につながったとされる例もあります。そのほか、入れ歯は合っていても口腔機能低下症になっていて、きちんと食事が取れなくなっている方には、飲み込む力、唾液を分泌する機能などを高めるメニューをお伝えすることもありますね。
- Q対象年齢はありますか?
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A
▲生活習慣や食の好みなども聞きながらサポートする
当院は乳幼児歯科健診から訪問歯科診療まで行っているので幅広い年齢層の患者さんがいますが、赤ちゃんからご高齢の方までサポートできるのも歯科医院の強みといえるでしょう。例えば、お子さんに関しては最近、口腔機能発達不全症が増えていますが、口腔機能の正しい成長を促すためにもこうした栄養や食事のアドバイスは役立ちます。噛まずに飲み込む癖があると、顎が育たず、歯並びにも影響してしまうので、前歯で噛み切り、奥歯ですりつぶすような「噛む訓練」になる食事内容を提案しています。働き世代は生活習慣病の予防、お年寄りには、心身の機能が低下するフレイルの予防などにも力を入れています。
- Q栄養や食事のアドバイスはどうしたら受けられますか?
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A
▲食品サンプルを用いてわかりやすい説明を心がける
各ユニットのモニターで流れている案内を見て、自ら希望していらっしゃる患者さんもいます。しかし、大半を占めているのは、先生たちが治療や予防歯科の過程で栄養指導の必要ありと判断して、こちらに送られてくるケースです。まず、体組成計で体脂肪や筋肉量、必要に応じて骨密度なども測定。厚生労働省も研究を進めている終末糖化産物(AGEs)にも注視しています。ライフスタイルについてもよくお聞きした上で、一人ひとりに合った食事を提案します。「ご飯一杯」といってもイメージの幅があるので、食品サンプルを使用しながらわかりやすく説明します。定期的に見直すことが大事なので、予防歯科のタイミングで通い続けるのが理想的です
自由診療費用の目安
自由診療とは外来の栄養相談:初回/1060円、継続/860円
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

