全国のドクター9,011人の想いを取材
クリニック・病院 161,457件の情報を掲載(2020年2月28日現在)

  1. TOP
  2. 東京都
  3. 江戸川区
  4. 小岩駅
  5. 守島医院
  6. 守島 亜季 院長

守島 亜季 院長の独自取材記事

守島医院

(江戸川区/小岩駅)

最終更新日:2019/08/28

20180502 %e3%83%90%e3%83%8a%e3%83%bc

1980年の開業以来、この地で40年近くにわたって頼りにされている「守島医院」。大通りに面した4階建ての建物は、2016年に改装を終えたばかりとあって新しい。外観同様、明るさと落ち着いた雰囲気を併せ持つ院内は、院長の守島亜季先生の穏やかな人柄が表れているかのようだ。1階受付には患者が丹精込めて作り上げた趣味の作品や趣ある盆栽が飾られ、同院が患者たちに愛され、親しまれている様子がうかがえる。診療以外にも、地域との関係を深めるために盆栽教室や語り場サロンを開催し、地域と連携した訪問診療にも積極的に取り組んでいる。優しい笑顔が印象的な守島院長に、医院の特徴や診察におけるモットーなど、多岐にわたって話を聞いた。
(取材日2018年3月23日)

40年近く地域を見守り続けてきたかかりつけ医

2016年に医院のリニューアルをされたそうですね。

1

はい。全面的にバリアフリー仕様にし、靴のままでも診察できるようにしました。手すりをつけ、段差をなくしてエレベーターを設置したのは足腰が弱っている方や車いすの方の来院のご負担を軽減するためです。靴のままで診察というスタイルは、普段どのような靴で生活されているのか、歩き方はどうか、靴の減り方に異常はないかといったことも把握することができますし、歩き方や体の使い方からご病気が疑われる場合もあります。膝などの痛みをかばうあまり歩き方が変わり、患部をより痛めてしまうようなことも。加齢とともに歩き方なども変わりますから、より体に負担のない歩き方や体の使い方もお伝えしたいと思っています。また3階に、リニューアルを機に運動型健康増進施設を立ち上げました。医師の監修のもと、専門知識を持ったトレーナーがご利用者ごとに適した運動プログラムを提供しています。

医院のこれまでの歩みや先代への想いをお聞かせください。

1980年に父がこの場所で整形外科を開業したのが当院の始まりです。父と一緒に仕事をし始めた当初は、雲の上の存在でかなわないことだらけだったのでとても緊張しましたね。父は専門であった整形外科の領域だけでなく、患者さんのすべての症状を理解しようとする問診の仕方をしていました。患者さんのお名前を聞くだけで、その方がどんな方なのか思い浮かぶというような。そういった話の聞き方は私も見習いたいと思い、少しでも近づこうと今も努力や工夫をしています。整形外科は痛みを訴える患者さんが多いのですが、その痛みを何とかして緩和させてあげたい、という思いの強い医師でしたね。患者さんは皆さん違う人生や、違う背景をお持ちです。父の想いを引き継ぎ、患者さんに寄り添うような医療を実践していきたいと思っています。

日頃の診療で心がけていることは何ですか?

2

表に現れている疾患や症状だけでなく、その背景に隠れていることがないかどうか、というのは気をつけて診ていますね。外来の診療時間は限られているので、その中でもちょっとした言葉にならないボディーランゲージのようなものだったり、お顔の表情の変化だったり、そういったことからもくみ取れるようになりたいと思っています。また、ご家族が付き添いでいらっしゃった場合は、ご本人の訴えだけでなくご家族からもお話を伺います。そして笑顔を大切にしています。私が暗い顔をしていると患者さんも憂鬱になってしまうと思いますので、できる限り明るく笑顔でお話を伺うようにしています。

予防から訪問診療・看取りまで、一貫した医療を提供

注力されているリハビリテーションについてお聞かせください。

3

加齢や病気、手術などが原因で自分で体を動かすのが難しく、日常生活に何らかの支障が生じている人を対象に、治療としてのリハビリテーションを実施しています。現在どのような痛みや不自由さがあるのか、今後どんなふうに日常生活を送っていきたいかを詳しくヒアリングし、それをもとに個々に合ったプログラムを設定。患者さんは理学療法士らのサポートのもと、適宜医師の診察も受けながら体の機能の回復・改善をめざします。医師が必要だと判断した場合は管理栄養士による栄養指導も行い、総合的な健康改善に取り組んでいただけることが特徴です。当院では介護保険で「要支援1・2」の認定を受けている人を対象に、要介護状態にならないための通所でのリハビリを実施しています。

訪問診療も実施されているそうですね。

主にこちらに通っていた患者さんで、何らかの事情でお越しいただけなくなってしまった方のご自宅へ伺っています。患者さんの生活そのものを拝見できますので、この場所がつまずきやすいとか、この場所での動作は難しいかなとか、よくわかります。ご家族ともお話しさせていただけるので、今後のご意向やお気持ちを理解できる大切な時間でもありますね。医院をリニューアルし訪問医療にも関わらせていただくことで、予防からお看取りまで一貫して担当させていただける体制が整いました。お元気な頃から健康を意識していただき、もしご病気になられても継続したケアができることで、安心してお任せいただける医院でありたいと思っています。

ウィメンズヘルスに関することなど、幅広い分野の相談にも応じていらっしゃいますね。

4

婦人科の症状に関しても、かかりつけ医に身体の不調を訴えたいという女性は多いのではないでしょうか。思春期から高齢期までの体の変化や基礎体温の記録の仕方などをお教えしたり、貧血や甲状腺疾患など、女性がかかりやすいご病気を内科の観点から診させていただいています。最近は乳腺の病気を気にされる方も多いですね。地元医師会とも連携して検査や専門医療機関の紹介などをしています。ご出産の体のケアのご相談を受けることも多いですよ。他にも禁煙治療や睡眠時無呼吸症候群の検査などもできますから、いずれも関心のある方は気軽にご相談ください。

医院と連携した健康増進施設で楽しく健康づくり

併設の健康増進施設について詳しく教えてください。

5

医師の管理のもと、専門知識を持ったトレーナーが運動の指導を行うことで、病気のある方でも健康づくりに取り組んでいただける施設です。通常、病気を持っている方はスポーツジム等への入会が難しいですが、当施設では、「健康運動指導士」・「健康運動実践指導者」の資格を有するトレーナーが、一人ひとりに適したプログラムを提供しており、安心してご利用いただけます。プログラムは寝たきり予防や腰痛予防の体操などさまざまで、その人らしい生活を送れるように、機能面の改善を目的に行っています。テレビなどの情報をもとに自己流で運動される方も多いと思いますが、少しのポイントの違いで効果が半減してしまったり、逆に誤った方法で体に悪影響を及ぼしたりする場合も。正しいやり方を実践することで運動の効果を高めることが期待できます。

医院との連携も密に取られているそうですね。

はい。患者さんが運動プログラムに入る際は、今どんな治療やリハビリテーションを行っているか、運動の目的やめざす方向などを必ず医師が担当のトレーナーに共有しています。通常、運動プログラム前後に血圧を測定するのですが、もし数値に異常が見られた場合はすぐに診察を受けていただくなど、迅速に医療介入できる点が特徴ですね。利用者やご家族の方の大きな安心につながっていると思います。また、継続的な運動で基礎的な体力が上がり、長い距離を歩けるようになるなど、生活にハリが出るようになったという方も少なくありません。歳を重ねても自分らしく生活できるようなお手伝いができればと思います。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

6

私は認知症サポート医として規定の講習を受けています。加齢によるもの忘れなのか認知症なのか判断がつかないときや、認知症を家族の方やご本人が疑い始めたとき、介護でお困りのときなど、いつでもお気軽にご相談ください。当院を入口に地域包括支援センターやケアマネジャー、より専門的な医療機関などをご紹介することも可能です。認知症の方は感情がしっかりと残るといわれています。ご家族の方には、目線を合わせたり、お話を聞いて差し上げたり、同じことを繰り返し話されても怒らないようにしたりして、さまざまな機関の援助を受けてご負担を減らしながら上手に付き合っていっていただきたいですね。いつでもご相談をお受けしますので、当院をぜひ気軽にご活用ください。

Access