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マイクロスコープが治療の要
QOLを高める「根管治療」

服部歯科医院

(江戸川区/西葛西駅)

最終更新日:2016/01/24

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「根管治療」と聞くと、神経を抜くイメージが先行し敬遠する人は多いかもしれない。しかし、本来この治療は歯の寿命を延ばすのが目的だ。高齢になっても、できるだけ長く自分の歯で噛む感覚を失わないこと、それはQOL(生活の質)を高める上でとても大切だという。長年、根管治療に尽力してきた「服部歯科医院」の服部操院長に、進化を続ける現代の根管治療について伺った。(取材日2014年12月10日)

CTとマイクロスコープの登場でより精密な根管治療が可能に。歯を残すことが将来の健康につながる

Q根管治療とはどのような治療ですか?
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▲安全で質の高い根管治療に力を注ぐ服部操院長

歯の中には、歯の栄養をつかさどっている歯髄(しずい)という組織があります。歯は閉塞的な組織で、神経までむし歯が到達してばい菌が入り込むと、自然治癒ができません。ばい菌に感染した歯髄は抜かなければならず、その治療跡が再感染しないよう内部を消毒・保護することを「根管治療」といいます。むし歯によって削ってしまった歯も、根管治療によって保存していけば、長く機能させていけるのです。破壊された歯髄が取りきれていなかったり、消毒が不完全であった場合には、再感染の可能性がゼロとはいえません。しかし、CTやマイクロスコープの登場で医療技術は大きく発展し、成功率は90%以上といわれるまでになりました。安心して受けていただける治療だといえます。

Q治療期間と費用はどのくらいかかりますか?
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▲西葛西駅より徒歩5分。白とブルーがさわやかな外観

初めて根管治療する歯と、1度根管治療を受けている歯では、治療期間が大きく違います。初めての方は1、2回の治療。再治療の方は、新しい被せ物を作り、こびりついてしまった古い薬をしっかり落とす必要があるため、それ以上の回数が必要でしょう。ただ、治療回数が多くなるほど再感染のリスクが高まります。できるだけ少ない回数で治療を終わらせ、1ヵ月以内に上物を被せることが、再感染を防ぐ理想的な治療なのです。とはいえ、実際には歯茎の腫れが収まらないなどの理由で、すぐに被せ物を入れられないケースもあります。説明をしっかり聞き、納得した上で治療を進めてください。痛みを我慢せず、まずはご相談いただきたいと思います。

Q具体的に、どのような方法で治療が行われるのでしょうか。
A
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▲必要に応じて、歯科用CTを使った撮影も行う

まず、虫歯になった部分を削り取り、歯髄まで穴をあけます。 次に、細菌によって変質した歯髄を除去。神経の通っている穴と根管の壁を削りながら、歯内を清掃・消毒していきます。その治療跡を隙間なくふさぎ、被せ物をしたら終了です。当院では、最初にレントゲンや口腔内写真を撮り、口腔内の状態をくまなくチェックさせていただきます。その後、マイクロスコープによる治療開始。迅速かつ丁寧に治療ができるよう心がけています。肉眼で治療していた昔と、現在の精密な治療との差はやはり感じずにはいられません。昔の治療も決して悪いわけではありませんが、今の医療技術なら、より健康な歯を保つ治療ができると実感しています。

Q根管治療を行うメリットとデメリットを教えてください。
A
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▲治療の必要性は、患者が納得できるまでじっくり説明

メリットは、生まれ持った自分の歯を守れること。抜かなければならないほど損傷の激しい歯であっても、根を残すことで噛む感覚を失わずにいられるのです。ただし、根管治療はあくまで治療の最終手段。何度もできる治療ではありませんし、歯科医師としてもできれば神経は抜きたくないのです。必要もないのに、何でも根管治療をすればいいというものでもありません。最近は、「MTA覆髄治療」という歯髄を残す新しい治療も出始めました。根管治療以外の選択ができる状態であれば、もちろん他の選択肢も考えるべきでしょう。しかし、歯科医師が根管治療を勧めるにはそれだけの理由があります。必要な時に必要な治療をしないと、根管治療さえできなくなってしまうかもしれません。デメリットというほどではありませんが、治療をすべき状態かどうかをきちんと判断し、治療するタイミングを間違わないことが大切です。

Q医院ならではの取り組みを教えてください。
A
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▲脳外科で使われているマイクロスコープを使用

当院には、脳外科で使用されているマイクロスコープを置いています。歯科用のものと同等の性能を誇り、ヘッドを自在に動かせるところが特徴です。歯科用CTは、必要な患者さんにだけ撮っていただいています。被爆量を気にされる方もいますが、CT1回の被曝量はアメリカまでの飛行機に乗った程度。体に大きな害のある量ではありません。ただ、頻繁に撮影するのはやはりお勧めできません。当院では、他の医院から移ってきた方に、これまでレントゲンやCTをどの程度撮ってきたかお聞きする場合があります。体内にできるだけ放射線が蓄積されないよう、撮影回数を調節しながら治療を進めます。

ドクターからのメッセージ

服部 操院長

当院は、口腔内について悩んでいて、本当に治したいと思っている方に役立つクリニックでありたいと思っています。そのため、治療にいらした患者さんにまず行ってもらうのがレントゲンの全顎撮影。歯だけでなく、口腔内を総合的かつ細かく知ることが、良い治療には重要なのです。その後、歯科衛生士によるブラッシング指導を行い、ご自分の歯についてご理解を深めていただきます。当院では、この行程を省いて歯を削ったり、被せ物をすることはありません。再治療のいらない治療が、歯の健康を長く守ります。ご自分の健康的な未来のために、クリニックと力を合わせて治療していきましょう。

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