中村 光宏 院長の独自取材記事
リリオ歯科クリニック
(葛飾区/亀有駅)
最終更新日:2026/05/07
亀有駅より徒歩1分。駅前の商業施設の中にある「リリオ歯科クリニック」は、子どもから高齢者まで、家族そろって通える地域に根差した歯科医院だ。日本小児歯科学会小児歯科専門医である中村光宏院長は、大学病院の小児歯科の他口腔外科にも長年勤務した経験を生かし、患者一人ひとりの症状とニーズに応じた診療を提供している。「治療に求めるものは患者さんによってさまざまです。できる限り願いをかなえて差し上げたいですね」と、穏やかに語る中村院長に、同院の特徴や診療において大切にしていることなどを聞いた。
(取材日2026年2月27日)
亀有駅からすぐの、世代を問わず通いやすい歯科医院
クリニックの特徴について教えてください。

一番の特徴は、「通いやすさ」ではないでしょうか。亀有駅前の商業施設内というアクセスの良さがきっかけの一つとなって、最初は便利だからと買い物がてらに来られた方が当院を気に入って、ご家族やお友達に勧めてくださったりと、ご紹介で患者さんが増えてきました。そこから繰り返し通ってくださる方が多く、地域に根差した歯科医院をめざす私たちにとって、とてもありがたいことだと思っています。当院は原則として予約制となっているのですが「詰め物が取れてしまった」「歯が欠けてしまった」といった際はお電話ください。その場合はどうしてもお待たせする時間が長くなってしまうのですが、可能な限り対応いたします。
親子での来院も多いそうですね。
全年齢を対象に診療を行っていますから、ご家族皆さんで当院に通っているというケースも多いです。私は10年以上亀有やその近辺で暮らしているのですが、一時期この辺りにはマンションが数多く建設され、ファミリー層がかなり増えたなという印象があります。それもあってか、ご家族の予約が連続して入っていることも多いですね。地域の皆さんにご利用いただけてうれしい反面、予約が取りにくい状態が続いていることを心苦しくも思います。一人ひとりに対応できる時間には限りがあるのですが、だからこそコミュニケーションをしっかり取って、スムーズで満足度の高い診療ができるように心がけています。
主訴についてはいかがでしょうか?

小さなお子さんからご高齢の方まで、虫歯や歯周病、入れ歯、予防歯科など幅広い症状の患者さんがいらっしゃいます。私の専門は小児歯科ですが、口腔外科でも長年にわたり数多くの症例を経験してきましたので、親知らずの抜歯や顎関節症の治療など、これまでの経験を生かした治療が提供できるように努めています。歯科医師は私を含めて3人です。また、矯正歯科については月に一度、矯正専門の歯科医師が来院して対応しています。歯の痛みで来院された方が矯正に興味を持たれて、そのまま当院で歯列矯正を受けることを希望されることもあるんですよ。矯正中に虫歯ができた場合にも対応できますから、患者さんにとっても利便性が良いかと思います。院内は誰もが相談しやすいようなアットホームな雰囲気です。一人でも多くの方に「居心地の良い歯医者さんだな」と、思っていただけたらうれしいですね。
経験を生かし、品質を追求した医療の提供をめざす
先生が歯科医師をめざしたきっかけを教えてください。

私の父と祖父が歯科医師だったというのが大きく影響していると思います。特に父は小児歯科専門の歯科医師で、子どもだけを診る歯科医院を開業しており、私は幼少期からその診療風景を見て育ったんです。私自身はというと、口腔外科と小児歯科とで悩んだのですが、日本歯科大学を卒業後は大学院に進んで小児歯科を専門に学びました。その後、大学病院の口腔外科にも8年ほど勤務し、幅広い症例で研鑽を積むことができたことは、現在の自分自身の強みになっていると思います。
小児歯科専門医の資格は、現在の診療でどのように役立っていますか?
小児歯科専門医の資格がなくても子どもの治療をすることは可能ですが、小児歯科専門医として学んだ処置方法や接し方は現在の診療でも役立っていると思います。例えば、もう少しで生え替わりというタイミングで大きな虫歯になってしまった場合、小児歯科を専門にしていない先生の中には「乳歯は根の治療をしても残らない」と考えて抜いてしまう方も少なくありません。ですが私たち小児歯科専門医は、基本的には乳歯が自然に抜けるタイミングを待ちます。なぜなら、抜くタイミングを誤ってしまうと、抜いた場所に他の歯が押して来てしまい歯並びが悪くなることにつながるからです。虫歯の乳歯を抜かずに自然に抜けるまで管理を続けるのは手間がかかりますが、とても大切なことだと思います。こうしたさまざまな見極めは、小児歯科専門医だからわかる部分も多いのではないでしょうか。
歯科医師としてやりがいを感じるのは、どのような時ですか?

私は常々、患者さんが満足して笑顔で帰ってくださることを目標としています。ですから、もし痛みなどお口の中の困り事で来院した患者さんが、治療が終わって笑顔を見せてくださったら、とてもやりがいを感じると思います。また、お子さんの中には、最初は泣いてしまって治療がうまくできない子も珍しくありません。そのようなお子さんたちと少しずつ信頼関係を築いていきながら、クリニックに慣れていく姿を見るのも、歯科医師としての喜びです。
患者の声に耳を傾け、その思いに寄り添う診療を
患者さんの歯を守るために、どのような方針で治療を進めていますか?

歯は一度削ったり抜いたりしてしまうと、元には戻りません。できるだけ歯を抜かずに済むように歯周病治療や根管治療にも力を入れていますが、どうしても歯を抜かなくてはならない場合は、患者さんのニーズとお口の状況に照らし合わせて、入れ歯・ブリッジ・インプラント治療など患者さんが納得のできる治療の提供に努めています。大切なのはどの治療法を選択するかよりも、患者さん自身に「なぜ歯が抜けてしまったのか」という根本的な原因を知っていただくことです。原因がわかれば、再発を防ぐためにどうするべきか、今後の行動が変わってきます。ただ治療をするだけではなく、患者さん自身に自分の歯に責任を持っていただけるようサポートしていくことも、歯科医師の大切な役割だと考えています。
診療の際に先生が大切にしていることは何ですか?
痛みを取るための治療は最優先にすべきですが、あとは患者さんの希望を伺いながらその中で適切な治療を提供していきたいと考えています。同じ症状であっても治療のニーズや求めるゴールは患者さんによってさまざまです。健康な歯は抜かずに守るべきですが、例えばすでにグラグラし始めている歯の場合、抜けないように守りたいという意見もあれば、抜いて入れ歯にしてしまいたいという意見もあって、お考えは人それぞれです。一人ひとり丁寧に説明をして真摯に対応し、できるだけ患者さんの願いをかなえられるような診療をしていきたいですね。ただ、コミュニケーションを大切にしようと考えるとどうしても限られた時間いっぱいになってしまい、次の患者さんをお待たせしてしまうこともあり、その点は申し訳なく思っています。
最後に、読者へのメッセージをお願いします。

優秀な歯科医師は大勢いますが、患者さんにとって本当に信頼できる歯科医師かどうかは、実際に会ってみないとわかりません。当院は亀有駅の目の前にありますから、まずは実際に私たちに会いに来ていただき、ご自身に合うか合わないかを判断していただければと思います。当院は、例えば「抜歯と言われたけど何とかなりませんか」「セラミックってこんなにお金がかかるんですか」というような、セカンドオピニオンのご相談を受けることも少なくありません。歯科医師の話を聞いた上で治療を受けるかどうかを決めるのは患者さん自身です。私たちは目先の利益ではなく、患者さんのこの先の未来に対して責任を負う覚悟で治療にあたっています。お口に関する悩みがあれば、お気軽にご相談ください。
自由診療費用の目安
自由診療とはインプラント治療/33万円~、セラミックを用いた補綴治療/4万9500円~、矯正/9万円~

