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有田 敏江 先生、有田 幸代 先生の独自取材記事

有田歯科医院

(北区/赤羽駅)

最終更新日:2020/06/11

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長年地域に根差した診療を行い、家族3世代で通う患者もいるという「有田歯科医院」。院長の有田敏江先生、副院長で息子の有田浩一朗先生、娘の有田幸代先生の家族3人で治療にあたっている。それぞれの得意分野を生かして、互いに相談しながら治療を進め、技術に磨きをかけている。痛みを可能な限り抑え、納得できるまで治療計画を説明するスタイルは地域の人たちに支持され、クチコミや紹介で医院を訪れる患者が後を絶たない。「ただ歯科治療を行うだけではなく、患者さんが抱える悩みがあれば寄り添い、かゆいところに手が届く存在でありたい」と話す母と娘ふたりの歯科医師に話を聞いた。
(取材日2015年01月27日)

母と娘、お互いに切磋琢磨しながら治療に取り組む

院長が歯科医師の道を選ばれたきっかけは何だったのでしょう?

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【敏江院長】「人の役に立つ仕事をしたい」「家庭を持ちながら、しっかりと仕事と子育てをしたい」という思いがありました。それで、仕事も子育てもでき、自宅に居ながら一生続けられる職業として歯科医師の道を選びました。私の両親は共働きでしたので、友だちの家に遊びに行ったときに、そちらのお母さんがおやつを出してくださるのを見て、良いなと感じていました。ですから自分が母親になったときは、子どもたちが学校から帰ってきて「おかえりなさい」と言ってあげたかったんです。子育てをしながら、歯科技術の向上に励み、またいろいろな人たちとの関わり合いの中で、多くの素晴らしい出会いに恵まれ、楽しんで仕事ができるこの職業を選んで良かったと思っています。

幸代先生はそういうお母さまの姿を見てこられたのですね。

【幸代先生】自宅開業でしたので、子どもの頃、学校から帰ってくると必ず母がいました。進路として医療関係には興味がありましたが、以前は研究職もいいなと考えていました。最終的に歯科医師を選んだのは、やはり働く母の姿を見ていたからだと思います。患者さんの心に寄り添って診療を続ける姿は、子どもの頃から今に至るまで尊敬をしています。

お二人はそれぞれどのような治療を得意とされていますか?

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【敏江院長】得意なものは義歯治療です。幸代先生は新型の機器の扱いがとても得意なので、それぞれ教え合いながら治療を行っています。マイクロスコープの取り扱い方法も教えてもらったんですよ。
【幸代先生】私は外科手術を含めた細かい手技を必要とする治療を得意としています。母からは患者さんへの精神面への接し方をずっと学んでいますね。技術は日々進歩していく中でしっかり勉強していれば身に付きますが、母の「人を想う気持ち」はなかなか真似できるものではなく、教わり続けています。母の年齢でマイクロスコープを含め、新型の機器の扱いを習得していく勤勉さや姿勢も尊敬しています。

ただ歯を治療するだけではない、医師と患者のつながり

印象に残っている患者さんはいらっしゃいますか?

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【敏江院長】往診で通っていた近所にお住まいのおばあちゃんのことは忘れられません。3.11の東日本大震災の折に、揺れが何度も続く中、一人暮らしのおばあちゃんは大丈夫だろうか、長年住む家屋は倒壊してないだろうかと心配になり、スタッフと一緒にお宅へ飛んでいったんです。幸い大きな倒壊はなくおばあちゃんも無事でしたが、「本当に怖かった。来てくれてありがとう」という言葉をいただき、おばあちゃんの力になれたことがうれしく、医療を通じて人の役に立つことの喜びを感じた瞬間でした。

その患者さんにとって、先生たちのサポートはさぞ心強かったでしょうね。

【幸代先生】私たちは、患者さんが困っていることに対応することを特別なことだとは考えていません。この地域も高齢の方が多くなってきました。患者さんの中に口腔内のがんを患った方がいらっしゃって、母に治療の進め方について相談をしながら対応していました。母のホスピタリティーがあってこその医院だと感じましたね。
【敏江院長】体調を崩し病院へ入院する方がいれば、病院に赴き主治医の先生にあいさつをします。そして、これからの歯科治療や歯の状態について相談します。自分の患者さんにしっかり責任を持ち、長いお付き合いをさせていただきたいと思うと、そのようなことも自然に行っているんです。

クリニックには、子どもの患者さんも多いそうですね。

【幸代先生】当院には日本小児歯科学会認定の小児歯科専門医が常勤で在籍しているため、地域における小児歯科医療の砦として機能していると思います。ただやみくもに押さえ付けるようにして治療するのではなく、児童心理学をベースに作成した小児歯科用のマニュアルも用意し、小児の心理学や発達に熟知した歯科医師や、子どもの扱いに慣れたスタッフが、お子さんの症状や個性に合わせてさまざまな工夫を凝らし、本人の自立を促しながら、「育成」という観点を持って治療をしています。近隣にお住まいの方以外に、紹介でおみえになる患者さんも多いですね。大学病院での治療後メンテナンスで来られる患者さんのほか、副院長が取り入れた、顎顔面口腔育成の評判を聞いて遠方から来られる患者さんもいらっしゃいます。

お子さんの治療の際に気を付けていることはありますか?

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【敏江院長】泣いたり、嫌な思いをしたりしないよう、段階を追って治療しています。治療を受けるには、まずトレーニングとして医院に通ってもらうところから始めます。皆さん3、4回通うと問題なく治療を受けられるようになりますよ。お子さんが受け入れやすい言葉遣いで接することも大切ですね。娘はアニメの歌を歌いながら治療していることもありますよ。
【幸代先生】治療の段階でいつ次のステップに移れるか、そのタイミングを見逃さないよう表情をよく観察します。大切なのは、無理強いすることなく、その子が何を嫌だと思っているのか理解して、説明し納得させてあげること。親御さんにもそのときの状態や治療内容をしっかり説明しています。そうすることで、ブラッシングなどのご家庭でのケアも、より理解してお帰りいただけるんです。

スタッフは自慢できる「子どもたち」

スタッフの方に伝えていることはありますか?

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【敏江院長】長く勤めている人たちばかりなので、あらためて伝えていることは特にありません。スタッフは家族と一緒。信頼しているのでそれぞれで判断して動いてくれていますし、私はみんなの親のような存在です。大切にしているものが一緒だからこそ、何も言わなくても大丈夫なのだと思います。
【幸代先生】院長はスタッフだけじゃなく、長く通っている患者さんたちにとっても「お母さん」のような存在になっているんじゃないかと思います。院長と話をすることを楽しみに来院してくださっている方や、院長のファンだと言ってくれる方がたくさんいてくださることは本当にうれしいです。

お忙しい毎日かと思いますが、休日はどのように過ごしていますか? 趣味などあれば教えてください。

【敏江院長】3歳くらいから、お琴と三味線を習っています。集中できる趣味があると、メリハリがついて良いですね。
【幸代先生】私は小学生の頃からずっと剣道を習っています。兄が習っていたのを見て、憧れて始めました。他には気晴らし程度に、ゴルフの打ちっぱなしにいくこともあります。家族みんな、いつも全力で仕事に取り組んでいるので、他の場所で少しの時間でも集中できるものがあるのは良いことですよね。

では最後に、今後の展望についてお聞かせください。

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【敏江院長】日進月歩の医療の世界ですから、常に技術向上に努めていきたいですね。独りよがりの治療にならないよう、学会にも積極的に参加し、世界に技術発信できるような医院をめざしていきたいと常に意識しています。ホスピタリティー面では、歯科医院は「痛い、怖い」と敬遠されがちですが、「悪い状態で放置すること」が一番良くないことだと考えています。そのためはまず「安心して通える、居心地の良い場所」として当院を認識してもらい、徐々にでも歯科医療の大切さをわかってもらいたいと考えています。というのも、過去に他院でインプラント治療を受けたまま、アフターケアをしていない方を多くお見受けするからなんです。どんな治療でもその後の継続したケアは必要です。当院では引き継いだ患者さんも含め、しっかりケアしていこうと考えています。そのような場所であれば、きっと皆さん安心して長く通っていただける、そう思っているんです。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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