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宮 優子 院長の独自取材記事

宮歯科クリニック

(板橋区/西台駅)

最終更新日:2020/05/21

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2002年、西巣鴨の駅ビルから西台駅近くに移転・開業した「宮歯科クリニック」。院長の宮優子先生は、移転の理由を「お口の中は、患者さんのプライベート。治療中に周囲の目や耳を気にしないで済むように、個室を確保したかった」と話す。現在、3つある診療室は完全個室。安心して治療に集中できると好評だという。「歯の治療が苦手な人や、こんな小さな悩みでクリニックへ行っていいのかと通院を躊躇していた人も、ここなら大丈夫だと言ってくださいます」と宮先生。患者が感じるその安心感は、さっぱりとした端切れの良い口調の中に患者への深い愛情がにじむ、宮先生の人柄によるところも大きいだろう。女性歯科医師ならではの心遣いで「ほっとできる雰囲気づくり」を心がけているという宮先生に話を聞いた。
(取材日2020年4月27日)

「家族的に接する」ことがクリニックのモットー

とてもすてきな待合室ですね。

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以前開業していた西巣鴨の駅ビルから移転する際、「歯医者が怖い」という方でも緊張せずに通えるような雰囲気にしたいと思っていました。内装はぬくもりを感じさせるカフェ風をめざし、木目を基調としてカウンターも設置。リラックスできる環境づくりを心がけています。また、バリアフリーで誰もが通院しやすく、車いすやベビーカーでそのまま診療室に入っていただけることと、プライバシーを守れる完全個室を実現できることにもこだわりました。以前のクリニックはビルの中で、車いすやベビーカーの方に優しくないのが気になっていて。院内の診療スペースも限られていたので、診療室で話している声が隣の診療室に聞こえてしまうことがあったんです。歯科医師との話を聞かれたり、治療している様子を見られたりするのは誰でも避けたいですよね。今、3つある診療室はすべて個室なので、皆さんに安心して通院していただけていると思います。

先生とスタッフさんの雰囲気にも、リラックス効果があるような気がします。

長く勤めてくれているスタッフが多く、患者さんとそのご家族のことは私よりスタッフのほうがよく知っています。私がお願いしなくても、「ご主人はお元気ですか?」とか「おばあちゃんはその後どうです?」とか、自然に患者さんに声をかけてくれるんですよ。時々、治療とは関係のない趣味の話で盛り上がっていることもあったりして(笑)。家族的に接しよう、という気持ちがスタッフ一人ひとりに浸透していることは、とてもうれしいですね。何げない会話の中で患者さんの隠れたご要望やお悩みに気づいてくれることも少なくありません。泣いてしまったお子さんを抱き上げてあやしたり、車いすの方をいたわりながらユニットに移したりといった心遣いも行き届いていて、本当に助かっています。

患者さんからは、どのようなご要望がありますか。

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小さなお子さんから働き盛りの方、近隣の介護施設に入居されているお年寄りまで、幅広い層の方が受診されるので、ご要望もさまざまです。歯槽膿漏がなかなか治らないという患者さんもいらっしゃいますね。当院では、次亜塩素酸水を用いた自宅でのケアを指導することがあるのですが、お知り合いに紹介してくださる方が多いようです。それから、歯の治療が苦手だという患者さんも目立ちます。治療に恐怖心や不安感がある方には、一つ一つ丁寧に説明しながら治療を進めて治療に慣れていただき、「良くなってきている」と実感してもらうことで治療に対するモチベーションを高めていくようにしています。

歯科技工士が常駐しており、迅速な対応が可能

審美歯科のニーズにも対応していらっしゃるのですね。

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患者さんのニーズに合わせて、白いセラミックのかぶせ物をご紹介しています。最近は、お子さんでも「銀歯は嫌だ」というケースが珍しくありませんし、60代以降でも「美しい白い歯にしたい」という方はたくさんいらっしゃいます。ただ、セラミックには見た目の良さや耐久性があり金属アレルギーにならない等のメリットがありますが、自費診療になります。患者さんには、メリットとデメリットの両方をきちんとご説明した上で、ご自身で選んでいただくようにしています。もちろん、費用的に厳しいから保険診療の範囲内でという選択でも構いません。大切なのは、患者さんが納得できる治療であることです。

歯科技工士さんが常駐しているのも強みではないですか。

そうですね。院内に歯科技工士がいることで、患者さんの急なご要望にもお応えすることができています。例えば、年末に「きれいな歯で新年を迎えたい」と駆け込んできた患者さんがいらっしゃいました。その場で歯科技工士が仮歯を作ったので、「これで年始を迎えられる」ととても喜んでいらしたのが印象的でしたね。ちなみに、審美歯科についても、CAD/CAMシステムを導入してスピーディーに対応できる体制を整えました。小さい詰め物ならすぐできてしまうので、多忙で何度も通院できない方など、「少し待ってもいいから当日中にセットしてほしい」という方もいらっしゃいます。

印象に残っている患者さんとのエピソードがあればお聞かせください。

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数年間、ほとんどの歯を治療途中のまま放置していたという方がいらっしゃいました。虫歯が痛むときだけ治療に行き、痛みが治まると完治していなくても通院をやめてしまっていたそうです。受診されたときには虫歯が進行し、咀嚼も困難になっていました。仕事が忙しく通院できるのは日曜だけとのことだったので、週に1度可能な限りの治療を行って、短期間で治療を完結させるように対応しました。思っていたより早く治療を終えられたことに驚いていらっしゃいましたね。それからもう1人。若い男性で、虫歯で欠けたり変色したりした前歯が気になって笑顔に自信がない様子でした。さっそく治療をして、鏡でご自身の治療後の歯をご覧になると、その患者さんの表情が一変して。「これで彼女ができる」と、輝くような笑顔で帰られました。

「次回が楽しみになる」治療を提供

先生が歯科医師をめざした理由をお聞かせください。

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中学生の時に、3年間ブラスバンド部でクラリネットをやっていました。1日5時間くらいクラリネットの練習をしていたので、前歯に強い力が加わり、中学を卒業する頃には歯並びが変わって前歯が出てしまったんです。当時は治療に適した時期を過ぎていると言われて矯正できず、思春期はコンプレックスを抱えて過ごしました。大人になってからでも矯正できると知ったのは、高校3年生でアメリカに留学した時です。そのことをきっかけに、私のようにつらい思いをする人を少しでも減らしたいと、歯科医師になることを決めました。私自身の歯は、大学在学中に歯学部の先輩に治してもらったんですよ。

お忙しいと思いますが、プライベートはどのようにお過ごしですか。

大学ではインプラント研究会に所属して研究員のお手伝いをしつつ、授業の前にゴルフをして、授業が終わるとテニスをして過ごしていました。昔から、ブラスバンド部にいながら陸上部に女子長距離ランナーが居なかったので競技会に駆り出されたりと、スポーツは好きだったのだと思います。50歳になってから亡くなった主人の故郷である鹿児島県の徳之島大会に出たくて、トライアスロンを始めました。何度かエイジ優勝をして、今ではIRONMANやロングの大会を中心に出場し、ハワイのIRONMAN Championshipにも何回か出場しました。診療の行き帰りにはしったり朝スイム練習を仕事前にしたりと、ほぼ毎日トレーニングをしています。「この間の大会はどうでした?」と声をかけてくれる患者さんと、トライアスロンの話題で盛り上がることもよくあります。

最後に、読者へメッセージをお願いいたします。

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当院では、患者さんが何を求めているかを知るために、お話を伺う時間を大切にしています。例えば、同じように前歯と奥歯に虫歯があっても、とにかく早く治療を終わらせたい人、美しさを追求する人、高度な治療を求める人では、治療の順番や治療の内容が異なります。見た目が気になる人なら、前歯から治療して、審美歯科的なご提案もしたほうが良いでしょう。一方、時間がかかってもしっかり噛めるようになりたいという人なら、奥歯から治療したほうが良いかもしれません。ニーズに合った治療で結果を示し、モチベーションを高めて、次回を楽しみにしてもらえるような診療をしていきたいと思っています。電解中性水を使って診療室や器具を洗浄し、衛生管理も徹底していますので、口腔内のことで気になることがあればお気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

セラミック/詰め物:CAD/CAMシステムによる作製8万円・ジルコニア10万円、かぶせ物:CAD/CAMシステムによる作製3万5000円、ジルコニア4万円、インプラント/1本22万円
(上記はすべて税抜き価格です。)

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