中村医院

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中村益夫院長

医療トピックス

いびき・眠気・倦怠感・呼吸が止まる
原因は睡眠時無呼吸症候群

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保険診療

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家族に最近イビキがひどいと言われる。昼間眠くて仕方がない。朝起きたとき頭が重くてだるい。こういった症状に悩まされていたら、睡眠時無呼吸症候群を疑ってみたほうがいいかもしれない。不眠をストレスや疲れからくるものと思い、精神科を受診したら、実はこの病気だったということもあるという。寝ている間に起きることなので、自分ではなかなか気付きにくい病気だが、潜在的な患者は日本人の2〜3%程度ともいわれている。日常生活にさまざまな支障をきたし、合併症を起こしやすいというこの疾患について、くわしく聞いた。(取材日2017年3月27日)

日常生活への悪影響、生活習慣病との合併症を起こす前にきちんと検査、しっかり治療を

睡眠時無呼吸症候群とはどのような病気ですか。

 ▲親身に話してくれたのは院長を務める中村益夫先生 寝ている間に何回も呼吸が止まり、ぐっすり眠ることができない病気です。無呼吸の状態が1時間に5回以上あれば、病気が疑われます。寝ている間に起きることなので、自分では気付きにくく、潜在的な患者は日本の人口の2〜3%といわれています。この病気の恐ろしいところは、日中の眠気などのために居眠り事故を起こしたり、仕事に支障をきたしたり、日常生活のさまざまな面に悪影響を及ぼすことです。時には突然死に至ることもあります。またよく眠れないので、不眠症など精神科の疾患と思い違いをすることもあります。専門の医師に適切な診断を受けることが大事です。

代表的な症状にはどのようなものがありますか。

 ▲医院には資料が豊富に用意されている。ぜひ目を通してほしい 異常なほど大きなイビキはこの病気の代表的な症状です。ご家族から「ちょっとおかしいからお医者さんに診てもらったら」と勧められて受診なさる方は少なくありません。そのほか「日中いつも眠い」、「朝、熟睡感が得られない」、「よく居眠り運転を起こしそうになる」などの症状があります。原因にはいろいろありますが、閉塞性の場合は仰向けになった時、舌根が下に落ちこんで、空気の通り道である気道を圧迫し、息をするのが苦しくなります。数は少ないのですが、中には呼吸中枢に異常があり、脳から呼吸をする指令が出ない中枢性の場合もあります。

どのような人がかかりやすいのでしょうか。

 ▲問診の様子。ビジネスマンが知らず知らずに発症しているケースも 性別でいえば男女比は10対1で圧倒的に男性がかかりやすい病気です。年齢的には中年以上、若い人はあまりかかりません。体型的には太っていると舌が喉におちてきてしまい気道を圧迫することになりやすいのですが、痩せた方でも発症する可能性があります。痩せた方の場合は、顎が小さいために舌が喉に落ちてきてしまい無呼吸を起こすことがあります。扁桃肥大や鼻の構造的な問題(鼻すじの彎曲、鼻が低い)のある方も無呼吸を起こすことがあります。

どのような検査・治療がありますか。

 ▲CPAPも用意されているので、きちんとした治療が可能 まず、睡眠時無呼吸症候群が疑わしいのか、最初は自宅で寝ている間に手の指と鼻にセンサーを取り付けて簡易検査を行います。そこで異常があれば、睡眠と呼吸の質について1泊2日の精密検査を受けていただきます。この診断は睡眠の治療を専門とするクリニックで精神科の先生が行い、ここで睡眠時無呼吸症候群であると診断された場合、一般的にはCPAP(シーパップ)治療を行います。CPAPは寝ている間鼻に装着したマスクから気道に空気を送り続け、気道を開けて呼吸をしやすくする治療法です。基本的に毎晩装着します。症状が軽かったり、CPAPが合わなければマウスピースを着けて気道を広げます。

生活習慣病との関連を教えてください。

 ▲診療室。呼吸器で気になることは中村医院で相談を 睡眠時無呼吸症候群にかかると、いくつかの生活習慣病と合併を起こしやすくなります。高血圧は約2倍、心疾患は約3倍、脳血管障害は約4倍、糖尿病では約1.5倍リスクが高まるというデータが出ています。特に高血圧の患者さんの10%は睡眠時無呼吸症候群を合併していると言われ、深い関わりがあります。この2つが合併すると、脳卒中や心筋梗塞を起こすリスクが高くなります。逆に睡眠時無呼吸症候群を治療したら、血圧が下がったというケースもあります。こういった点からも睡眠時無呼吸症候群とわかったら、しっかり治療する必要があります。

ドクターからのメッセージ中村益夫院長

睡眠時無呼吸症候群は夜眠っている間に起きることなので、自分ではなかなか気付きません。また不眠や寝不足は精神的なものと思いがちで、鑑定しにくい疾患でもあります。最初は精神科の医師に診断をしてもらう必要がありますが、診断後の管理は呼吸器の医師が手がけたほうがいいと言われています。喘息やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)、間質性肺炎などを合併した場合の処置にも適切に対応できますし、CPAPの設定・管理にも長けています。ご家族に指摘されたり、自分でも思い当たるところがあれば、ぜひ検査を受けてみてください。

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