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花房 火月 院長の独自取材記事

三鷹はなふさ皮膚科

(三鷹市/三鷹駅)

最終更新日:2020/04/01

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三鷹駅前にある「三鷹はなふさ皮膚科」は、2011年に院長の花房火月先生が開業。がん研究会有明病院と東京大学医学部附属病院で培った外科技術を生かし、開院当初から皮膚腫瘍やエイジングケアに力を入れてきたクリニックだ。その診療を支えているのは「外見で悩んでいる人の力になりたい」という花房院長の思い。「低侵襲治療、利益より安全性、エビデンスに基づく治療、患者のニーズに応える」の4つをキーコンセプトとして、全国から治療に訪れる患者一人ひとりにじっくり向き合い、丁寧な診療を行っている。グループ5院を率いる理事長でもある花房先生に、クリニックの方針や診療に対する思いを聞いた。
(取材日2018年12月5日)

皮膚腫瘍とエイジングケアに特化したクリニック

開院から8年ですが、一度診療内容を見直されたと聞きました。

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そうですね。開院当初は、粉瘤やほくろなど皮膚腫瘍をきれいにする外科手術に力を入れつつ、「何でも診ますよ」というスタンスで診療していました。ただ何年か続けるうちに、やっぱりそこには嘘があると思うようになって。本当にあらゆる疾患を診られる医師はいませんし、すべてに力を入れるのは不可能ですから、ある程度専門に特化して、われわれができる貢献をしていきたいと思うようになったんですね。相当葛藤もあったのですが思い切って皮膚外科領域に特化し、今は皮膚腫瘍の除去手術とエイジングケアを2本柱としたクリニックづくりを進めています。また、グループ5院共通で、低侵襲(患者への負担を極力小さくすること)、利益より安全性、科学的エビデンスに基づく治療のみを行うこと、患者さんのニーズに応えることの4つをコアコンセプトとして診療にあたっています。

開業までの経緯はどのようなものだったのでしょう?

大学を卒業する時点では外科医師になりたかったので、まずがん研有明病院に入りました。ただ、がん研はがんの手術と治療に特化した病院で、毎日多くの患者さんが詰めかけるところ。患者さん一人ひとりに長い時間をかけてゆっくり向き合うことはなかなかできません。そんな中、皮膚科研修に訪れた先で、一人ひとりにじっくり向き合って治療している先輩医師の姿を見て「私がやりたかったのはこれだ」と感じて、皮膚科へ移ることを決めました。そうして入った東京大学附属病院皮膚科では、皮膚が硬くなっていく強皮症などの膠原病皮膚疾患のように、原因がわからず治療法も確立されていないような皮膚疾患の治療に従事。後にお世話になった病院では、植皮術で知られる医師のもとで形成外科領域の治療を手がけるなど、皮膚科でありながら手術についても多様な経験を積む機会に恵まれました。そこで鍛えられたことが、現在本当に役立っています。

先生の診療ポリシーを教えてください。

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きちっとした医学的エビデンスがあるものを、適正価格で提供すること。結果を出すことにこだわり、その結果については私が個人的な責任を負うこと。ここでしかできない治療、ここだからできる治療を提供すること、ですね。責任については、私がオーナードクターだからというのもあるんですが、勤務医の時からこの思いでやってきましたから、生まれ持っての気質なのかもしれません。また、医師としてのやりがいについて考えた時に、簡単で誰でもできることをやったところで、達成感や本当に深い満足を得られるのかといえば、そうじゃないと思って。もともとレベルの高いことに挑戦したいという欲求があって、「本当に難しくて、大変な症例に向き合ってこそ医師である」という信念があるんですね。それらが合わさって、皮膚外科に特化する道を選ぶことにもつながりました。

低侵襲で美しく治すことへのこだわり

2本柱の一つ、皮膚腫瘍の手術とはどんなものでしょうか?

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皮膚のできものを取り除いてきれいにする手術で、粉瘤(皮膚の中に皮膚に似た成分の袋ができてしまう病気)やほくろといった簡単なものから、治りにくいイボのレーザー治療、珍しい症状まで症例はさまざまです。ただ腫瘍を取るだけでなく、患者さんの負担を最小限に抑えつつ、術後の仕上がりをより美しくするために、メスの入れ方一つ、縫合一つににもこだわって、日々技術を磨いています。手術時間自体は、例えば粉瘤なら5~20分ほどですが、手術を行うには助手や専任スタッフが必要なこともあって、これらの手術を行っている病院やクリニックは多くありません。当院に男女問わず全国から患者さんがいらっしゃるのは、そんな背景も理由の一つかもしれません。

では、エイジングケアとはどんなものですか?

たるみやしわ、くま、しみなどの解消をめざし、かつ長期的に良い状態が保てるように行うケアで、具体的な方法としては、しわを目立たなくするためのボツリヌス毒素製剤注射、ヒアルロン酸注入などがあります。そもそも加齢に抗うべきか否かはとても重要なテーマだと思いますが、科学的には抗ったほうが良いと私は考えています。外見はご自身の精神状態や健康に影響を及ぼすことがあるので、そういった意味では、必ず行う必要があるかどうかは別として、エイジングケアを受けることはお勧めできると思うのです。

診療の際に心がけていること、大事にしていることは何ですか?

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どんな方でも丁寧に対応させていただき、威圧感を与えないこと。あとマイナスの言葉は使わずに、患者さんが明るく、前向きな気分になっていけるようには気をつけていますね。当院のコンセプトの一つである「患者さまのニーズに応える」ことにもつながりますが、たとえ現時点では技術的に無理な治療でも「それは無理ですよ」と断言するのではなく、今は無理だと伝えた上で、頭の隅にメモしておいて、何か実現する方法はないか、新しい治療法がないか常に探すようにしています。当院は、特殊な治療を行っているわけでも、特別な設備があるわけでもありません。ただ、国際学会には積極的に参加して常に知識をアップデートし、エビデンスに基づく先進の治療を提供していけるようにしています。

「治したい」という本気の思いに応えたい

海外の学会では、さまざまな刺激を受けたそうですね。

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はい。そこでは、科学的で厳しいルールのもと、エビデンスに基づく治療という枠組みを持ちつつ、新しいアイデアも出てきていると思います。また、医師としてのプロ意識にも刺激を受けました。日本の皮膚科も発展していけるように、これから改善していければと考えています。

先生が、医師になろうと思ったきっかけも教えてください。

私は子どもの頃から病気がちで、生まれてすぐに肺炎で長期入院をしていました。もっともその辺はもちろん記憶がないんですが、幼い頃から体が弱かったようで、小学生の時もわりと入院しがちでしたし、そうでなくても肌が弱くて、週に一度は父に連れられて町の皮膚科に通っていました。そこで「こんなふうになりたい!」と思える良い先生たちに巡り合ったことで、大きくなったら人を救える医師になりたいと考えるようになりました。ですから、皮膚科は私にとっての原点でもあるんです。

最後に、読者に向けてメッセージをお願いします。

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他のクリニックで治療は難しいと言われた人も、治療可能であることが多いので、諦めずに一度ご相談いただければなと思います。数多くの症例を診て、多種多様なケースの経験を積んでいますので、この場所は取りづらいとか、傷が残るからやめたほうがいいと言われたものについても、対処できる可能性があります。また、同じ皮膚外科の領域として、交通事故や手術の傷痕をきれいにするための治療も行っています。外見の悩みを抱え、本当に治したい、良くしたいと思う患者さんの気持ちに全力で応えていきたいと思っていますので、皮膚腫瘍や事故の傷痕が気になるようでしたら、ぜひ一度ご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

ボツリヌス毒素製剤注射/3万円
キセノン光線照射/1万円~
ヒアルロン酸注入/5万5000円~
イボのレーザー治療/1mm1000円(1万円から承っています)
しみのケア(レーザー)/1cm1万5000円

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