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片山明彦 院長の独自取材記事

有楽町デンタルオフィス

(千代田区/有楽町駅)

最終更新日:2019/08/28

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有楽町電気ビルヂングの北館3階にある「有楽町デンタルオフィス」は、2013年2月にリニューアルしたばかり。JR有楽町駅の目前で、東京メトロ日比谷駅A3出口からも直通と、交通の利便性が高いクリニックだ。落ち着いた雰囲気の院内は、大きな窓から自然光が射し込み、清潔感にあふれている。各分野に精通した専門医や認定医・認定衛生士などのチーム医療によって、最先端の医療を提供している。笑顔が印象的な片山明彦院長は、インプラントや歯周病のプロフェッショナルとして雑誌や新聞などに多く取り上げられている。治療への信頼性は高く、遠方から通う患者も少なくない。ダンディーな容姿に加え、柔らかく落ち着いた口調からは、説得力とともに人柄の良さがうかがえる。片山院長の抱く診療への思いやチーム医療によるメリット、これから進歩する歯科治療についてなど、紳士的に語ってくださった。
(取材日2012年2月25日)

さまざまな分野の専門医・スタッフがチームを組み、多方面からアプローチ

こちらでの開院はいつになるのでしょうか?

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もともと神田で7年ほど診療をしていたんですが、そこから2012年の12月に移転し、以前からあった「有楽町デンタルオフィス」を引き継ぐことで合併し、リニューアルしました。私自身は、1999年に東京歯科大学を卒業した後、2年間、慶應義塾大学の歯科口腔外科学教室へ入りました。それから、東京歯科大学の歯周病学講座で歯を残すための研究と歯牙(親知らず)の移植などを学びました。さらに、インプラント科で技術を身につけた後、千葉の稲毛と東京の神田で2つのクリニックを同時に開業したんです。ただ、何年か続けているうちに、遠方からいらっしゃる患者さんたちにとってアクセスのより良い場所を探していて、今回、有楽町で再始動することになったわけです。

クリニックの特徴を教えていただけますか?

私は、日本口腔インプラント学会と日本歯周病学会の専門医です。さらに、院内には、補綴や矯正などさまざまな分野の認定医・専門医がいて、1人の患者さんに対し、多方面から治療を提供することができます。歯科衛生士も歯周病やインプラント学会の会員ですし、当院には技工所もあるんですが、口腔外科学会の認定技工士2人を含む4人の技工士が勤務しています。また、麻酔科の専門医もいますので、どうしても治療が怖いという方に対しては、鎮静療法といって寝ている間に治療を終了するというオプションもあります。こうした各専門に秀でたドクターやスタッフがチームを組み、一つの治療体系として、すべて当院で完結できるというのが大きな特徴です。稲毛のクリニックも同じような態勢でやっているため、必要に応じてサポートし合っています。また、私が慶應の歯周病外来で非常勤の診療をしているほか、東京歯科大学でも臨床だけでなく教鞭をとっているので、双方へ紹介することもあります。とにかく可能な限りのパイプを活用し、患者さんにとっての最善を尽くしています。

患者の層や訴えにはどのようなものがありますか?

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前身の有楽町デンタルオフィスの患者さんに加え、神田のクリニックに来てくださっていた患者さんもいらっしゃいます。地域的にも、20歳代から80歳代まで非常に幅広いので、すべての分野にマッチできることが求められていますね。また、歯周病やインプラント治療などを目的に、新潟県や北海道などから来院される方もいます。いずれにしても、多くの患者さんの訴えは、歯を残したいというものです。次に多いのは、審美的な面での訴えなので、それらを融合させながら、歯周病・審美・インプラント・矯正など、各分野の専門医によるトータルな診療を心がけています。私は、インプラントも専門としていますが、実際のところ、インプラントが自分自身の歯に勝るということはありません。自分の歯で噛めれば、それがベストなんです。その次の手段・オプションとして、インプラントや入れ歯・ブリッジなどがあると考えています。ただ、オールセラミックなどのオプションも、すべて院内で対応していますので、スタッフと細かな部分まで相談し、色なども正確に合わせて製作していくことが可能です。

患者が何を望んでいるのかを見極め、10年、20年先を考える治療

診療における先生のモットー・こだわりについて伺えますか?

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まずは、きちんとした審査・診断を大切にし、それを受けて、患者さんと詳細なディスカッションをするということも重視しています。患者さんの求めるものは一人ひとり違います。口の中の状況はもちろん、時間的な側面や経済的な側面などを個々に判断していく必要があります。その方が何を望んでいるのかを見極めながら、10年、20年、人によっては30年先も自分の歯で噛めるようにということを常に考えています。生活習慣との関連については、全身疾患があるかどうかで大きく分かれます。とくに全身疾患がない場合は、普通の歯周病治療を進めていきますが、すでに糖尿病や動脈硬化症などがある場合、もしくは、その疑いがある場合には、大学などと連携し、トータルな治療を施していくことになります。ケースによっては、歯周病などの治療の中で、糖尿病が見つかるということもあるんです。

患者への接し方で心がけていることはありますか?

患者さんの求めているものを、きちんとすべて汲み取れるように注意を払っています。以前は、医師や歯科医師は怖いというか、敷居の高いイメージがあったと思うんですが、一方的に高い目線から説明するだけでなく、患者さん一人ひとりが求めているものを受け止め、患者さんに本当に必要な治療に結び付けられればと思います。なるべく早い段階でその思いを引き出すためにも、初診にはおよそ1時間かけ、丁寧にお話を聞くようにしています。検査についても、その日にできることは済ませ、極力、早めに治療を始められるようにしています。

患者との出会いを含め、影響を受けた方たちについて伺えますか?

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これまでに診療に携わった患者さんはみんな覚えています。それだけリピーターの方が多いということかもしれませんが、仮に顔を忘れていても、口の中を見ると思い出すんです。ここにこういう歯が生えていたと、一人ひとりの特徴があるため、けっこうはっきり覚えていますね。当院の患者さんには、私よりも年配の方が多いので、人と人とのやりとりについて教わっています。あくまで医師と患者という立場ではあるんですが、人間として成長させていただいています。また、大学の先輩やスタディーグループで一緒だった先生たちにも、本当にいろいろなことを教わりました。慶應大学と東京歯科大学を合わせ、8年あまり在籍していましたが、その間にさまざまな先生のスタイルを見てきました。医科の先生との交流もあり、とくに人との接し方などを学んだと思います。来ていただいた患者さんに対しては、主訴にもとづいて治療をしていきますが、その治療が終わったところからが本当のスタートかなと思っています。そこからのメンテナンスが私たちにとって重要な仕事になるわけです。患者さんにも、「歯がきれいになったから終わりなのではなく、そこからが大切なんですよ」と、よく声をかけています。

「自分の歯で噛めるという幸せ」を手に入れるために

先生が歯科医師という職業を選んだのはどうしてですか?

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実は、私は医師家系に生まれたんですね。歯科医師は私が初めてです。父は精神科医で、祖父母も病院を営んでいました。そのため、小さい頃から、人との接し方などを学んでいた気がしますし、人を治す・救うという行為に対して、身近でありながら特別な思いを抱いていたのではないでしょうか。そんななかで、医科ではなく、歯科という道を選んだのは、最もダイレクトに健康に関わる分野ではないかと思ったからです。口というのは、食べ物が入ってくる場所であり、食べ物は人の体の基礎となるものですよね。反面、ある意味で病気の入り口でもあるので、そこから改善していけば、多くの人の健康に寄与することができるのではないかと考えたんです。実際に携わってみると、「食べられるようになった」とか、「きれいになった」とか、やはり患者さんが直接的に治療の成果に対して喜びを表してくれるところに、私自身も喜びを感じています。また、この仕事は、メンテナンスなどを含めて、一人ひとりの患者さんと長くお付き合いをすることになります。とくに、ご高齢の方などは、年を経るにしたがって、糖尿病になったとか、透析が始まったとか、がんが見つかったとか、いろいろと体に問題が出てきますが、そうした際に、多くの患者さんがおっしゃってくれるのは、「早く歯を治しておいて良かった」ということなんです。病気になって、食事が唯一の楽しみになっている時に、自分の歯で噛めるというのは本当に幸せだと言ってくれるんです。そんな言葉を聞くと、嬉しくなってしまいますね。

ところで、先生ご自身の健康法や趣味について伺えますか?

スポーツでは、小学校から大学までずっとサッカーをやっていました。そのなかで、チームで連携することや人と人とのつながりなどの大切さを学びました。ただ、最近では、それほど頻繁に運動することはできず、週末に走ったり、山登りをしたりするくらいです。土日には勉強会や研修などが入りがちなんですが、休みの取れる時にはなるべく外に出て体を動かし、自然と触れ合うよう意識しています。スノーボードも以前まではしていましたが、最近は、小学2年生の長男と一緒にスキーに出かけるのが楽しみです。実はそれで、雪焼けして黒くなってしまったんですよ(笑)。

最後に、今後の展望について伺えますか?

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私もクリニックも、この地域とともに成長していきたいと考えています。スタッフもそれぞれ、勉強好きな人間が多いので、あらゆる患者さんの要望に応えることができ、誰からも信頼されるようなクリニックになりたいですね。患者さん一人ひとりに合わせたオーダーメイドの治療を提供し、できるだけ、1本1本の歯を大切に残していけるよう努力していきたいと思います。虫歯に対しては、最近、フッ素の普及やブラッシング指導の徹底などでかなり改善されてきていますが、歯周病の予防についてはまだまだだと思います。意識改善の余地はかなりありますし、治療自体も、iPS細胞や遺伝子的な手法などに関連し、将来的な発展の希望があります。私たちは、これからもチームアプローチで、個々の患者さんに最も良い治療を提供していきたいと考えています。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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