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斎藤 達也 理事長の独自取材記事

中央みなとクリニック

(中央区/築地駅)

最終更新日:2021/10/12

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開院から35年以上にわたり、地域患者に幅広い医療サービスを提供し続けてきた「中央みなとクリニック」。患者が利用しやすい医院づくりに長年取り組んでおり、2020年の全面リニューアルを経て、より快適さを追求した空間へと生まれ変わった。同院の診療は、外来と健診の2本柱。専門性の高い設備をそろえ、各種健診から精密検査、提携病院への紹介までをワンストップで行っていることが強みだ。また患者ファーストの考えを持つ斎藤達也理事長は、検査や診断などすべての場面で「最も患者のためになる選択」を大切にする。真のホスピタリティーを追求するにあたり同院が心がけていること、また内視鏡検査をはじめとする同院の特徴をじっくり聞いた。

(取材日2021年4月6日)

外来と健診を柱とし精密検査も実施。病診連携も強固に

まずは医院の特徴を教えてください。

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当院は外来診療と健康診断を行う、広さ200坪ほどの総合医院です。中央区湊町に開院した後、その近くにある聖路加タワーに移転したという経緯があり、このエリアで診療して35年がたちました。患者さまは近隣住民の方や地元の自営業の方、この地に勤務する会社員の方が中心で、開院当時から通ってくださる方もいらっしゃいます。年齢層は50代が平均で、健診よりも外来を利用される方が多いですね。診療科は全部で9つあるため、同日に複数の科の検査や人間ドックを一度に受けられるのが特徴です。CT検査や心臓、頸動脈のエコー検査、内視鏡検査のほか、大学病院で実施するような検査にもほとんど対応しています。さらに精密検査が必要になった場合、そのまま院内で、最速当日中に検査を行えることが最大の強みです。提携病院も都内に10数箇所以上ありますので、精査、入院、手術が必要な病気が見つかった際の病診連携も非常にスムーズですね。

2020年2月に大規模リニューアルが完了したそうですね。

聖路加タワーに移転して25年がたち、患者さまがより安心・安全に受診できる環境をつくりたいと考えリニューアルに踏み切りました。工事中も休まず診療し、院内を少しずつ造り変えながら1年ほどかけて全体を改装したので、患者さまにご不便をおかけしたこともありました。ただそのかいあって、敷地面積自体は変わらないものの、患者さまからは広く感じる、きれいになったなどと好評をいただいています。大きく変わった点としては、これまで入り口が1つだったところを、患者さまの利便性と感染症対策等の衛生面を考慮し外来用と健診用に分けました。スタッフが働きやすいように動線もシンプルに変更し、より多くの内視鏡検査を行えるように検査ブースの数も増やしています。ほかにも新しい空調システム、各部署ごとに新型の空気清浄機を設置し、手洗い場を多く設置したりと細かなところまでこだわっています。

数ある検査の中でも、内視鏡検査に注力されていると聞きました。

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当院では精度の高さにこだわった内視鏡検査を提供しています。検査は日本消化器内視鏡学会認定の消化器内視鏡専門医が担当し、内視鏡システムは先進のレーザーを用いた機器を導入しています。胃がんやポリープ、逆流性食道炎などさまざまな病気の早期発見に有用で、健診で異常を指摘された方や、思い当たる症状のある方はぜひ受診していただきたいですね。特徴としては上部・下部ともに対応しているほか、上部の場合は従来の経口内視鏡と、経口よりも負担が少ない経鼻内視鏡からの選択が可能です。リラックスして検査に臨めるように、ご希望に応じて鎮静剤も使用いたします。

自身の行動に責任を持ち、医療サービスの質を追求する

健診ではどのような配慮をされているのですか?

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誤診や見逃しを防ぐために、胸部や胃部などの画像診断ではダブルチェックを徹底しています。当院では中央区の住民健診の全項目に対応し、年間を通して膨大な数の検査を実施しておりますので、一つ一つの検査を注意深く進める必要があります。診断時はまず担当医師が読影を行った後、検査部位を専門とする先生にも確認しています。そしてダブルチェックを行っていることに安心せず、常に緊張感を持って診断にあたることがヒューマンエラーの防止につながると考えています。同時に院内感染も防止するため、医療安全の講習会を定期的に行うなど、患者さまたちの目に見えない部分での基準を維持するように努めています。また女性患者に配慮し、婦人科の医師と、マンモグラフィ検査や乳房超音波検査を担当する検査技師は全員が女性です。

健診で見つかることの多い疾患は何ですか?

糖尿病などの生活習慣病は多いですね。胃がんや大腸がんも見つかることがありますし、肺がんやすい臓がんも増えています。さらに近年増加しているのが、20代の子宮頸がんです。進行がんではなく、0期やI期といった、上皮や子宮頸部にとどまっているがんが多く見つかっています。健康保険組合や自治体では20歳以上から費用補助されることもありますから、ぜひ皆さん積極的に検診を受けてほしいですね。2020年は、通常ならば4~6月にいらっしゃる健診の患者さんが来なかったこともあり、夏以降に受診が集中していました。その影響で病気の発見数が一気に増え、改めて毎年の定期的な健診の必要性を感じています。

患者さんに対して心がけていることを教えてください。

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当院全体で、患者さまの診療に関わるすべてのスタッフが自らの名前を名乗る「名乗ろう運動」に取り組んでいます。医師の場合は新患の方に名刺をお渡しし、看護師や検査技師も、名前とともに何を担当させていただくのかをお伝えしてから業務を開始します。この行為には、これから行う治療や検査に対して「私が責任を持って対応します」という意味合いが含まれています。患者さまにとっては、何をされるかわからない状態というのは不安なはずです。そのため、まずは私たちのことを知っていただき、少しでも不安を和らげたいと考えています。また、患者さまが満足できるサービスを提供するために、丁寧なコミュニケーションや待ち時間の短縮、検査費用の明確な説明なども心がけています。

地域に開かれた医院をめざし、患者第一の診療を続ける

スタッフへの教育についても伺います。

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新人スタッフの教育指導においてはプリセプター制度を導入しています。当院には看護部門、検査部門、放射線部門、薬剤部門など多数のグループがあり、各グループ内にOJT担当者を配置しているのが特徴です。また四半期に1度、すべての部門のスタッフが集まる全体会議を開催しています。ここでは各部門の課題や目標を共有するほか、医院としての方向性などを確認しています。日頃からも情報交換の機会は多く、毎週主任クラスが出席する会議では、インシデントやアクシデントの報告、各種連絡事項の伝達を密に行っています。加えて、当院は開院当初からホスピタリティーを追求しておりますので、接遇面でのスキルアップも大事にしています。

今後の展望をお聞かせください。

今後も変わらず、質の高い医療サービスを提供したいという気持ちが一番にありますね。地域の皆さんが困ったときに「ここに来れば安心できる」と思っていただけるような医院を、スタッフ一丸となってめざしてまいります。それから、患者さんに向けて院内の情報をより一層開示していきたいとも考えています。例えば、診療科が9つあることは当院の大きな強みであるにもかかわらず、あまり知られていないのが現状です。何の病気の相談ができるのか、どのような治療に対応しているのかなどを積極的に発信し、患者さんがもっと受診しやすい環境をつくっていきたいですね。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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私たちは「患者さまファースト」を何より大切にしています。これは自分が患者さまの立場になったとき、自身の普段の対応に良い印象を抱けるか、説明を理解できるかを想像しながら、患者さまのためを思って行動するという考え方です。だからこそ、適切な判断ができない場合は、患者さまが最良の治療を受けられるように専門にバトンタッチします。「患者離れの良い医者」を理念に掲げているのもそうした理由からですね。医院の診療は私だけでは成り立たず、看護師や検査技師、受付なども含めた総合的な知識、技術、対応力、接遇力が重要になります。引き続き医院全体でスキルの底上げに努め、診断の質向上のために高性能の検査機器も導入してまいりますので、気になることがあれば何でもご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

人間ドック/5万5000円~、3大疾病リスク検査/2万6400円(すべて税込み)

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