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自覚症状がないからこそ大切な子宮がん検診
年1回の受診を習慣に

近藤クリニック

(杉並区/西荻窪駅)

最終更新日:2021/11/12

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  • 自由診療

早期発見できれば治癒の可能性も見込める子宮がん。特に子宮の入り口にできる子宮頸がんは、定期検診を受けていれば早期に発見しやすいとされるがんだ。その一方で、発症しても初期は自覚症状がほとんどないため、気がついたときにはすでに病気が進行しているというケースも少なくないそう。進行すれば、手術や抗がん剤治療、さらには若くても命を落とすことも。そうならないためにも、定期的な検診の重要性を正しく理解することが大切だ。大学病院などで、婦人科腫瘍をメインに多くの患者の診療、手術に携わってきた「近藤クリニック」の近藤亜未副院長に、検診を受けるべきタイミングや、1年に1回は検査を受ける習慣の重要性などについて聞いた。

(取材日2021年2月22日)

早期発見・早期治療に欠かせない定期受診。気軽に受けられる環境整備にも注力

Q近年増えている子宮頸がんについて詳しく教えてください。
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▲穏やかな口調で丁寧に説明してくれる近藤先生

子宮頸がんは子宮の入り口の子宮頸部と呼ばれる部分に発生します。定期検診を受けていれば早期に発見しやすいといわれるがんですが、その一方で、症状が出た時にはすでに病気が進行していることも多いのが特徴です。主な症状は不正出血ですが、症状が出ても婦人科の受診に抵抗があり、自己判断で様子を見てしまう方も少なくありません。また、不正出血があった時点で検査をしても、病気がすでに進んでいるのが子宮頸がんの怖いところです。要再検査になった場合も、これといった症状がないため、精密検査を受けない方もいらっしゃるのですが、検査を受けない限り詳しい病状はわかりませんので、必ず受けましょう。

Q子宮頸がん検診はどのような方が受けるべきでしょうか?
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▲定期検診を推奨している

子宮頸がんはヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスが主な原因といわれています。このウイルスは性交渉によって感染するため、性交渉の経験がある方は、年齢に関わらず、子宮頸がん検診を定期的に受けることをお勧めします。子宮頸がんの精密検査では、がんになる前の段階である子宮頸部異形成の診断が可能です。この段階で早期発見できれば、多くの場合、子宮摘出などの負担の大きな手術は必要なく、妊娠・出産も可能です。大切なのはまずは検診を受けること。そして、検診で異常が見つかった際は、必ず精密検査を受けること。早期発見が重要な病気だからこそ、定期的な検査が必要だということを、正しく理解していただきたいですね。

Q年代によって気をつけるべき子宮がんはありますか?
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▲気になることは気軽に相談したい

子宮内膜から発生する子宮体がんは、40歳頃から増加して、閉経後の50~60歳代でピークを迎えるとされています。初期の自覚症状として最も多いのが出血です。月経ではない期間や閉経後に出血があった場合は注意が必要です。出血は、おりものに血が混ざって褐色になることもあれば、鮮血が出る場合もあります。いずれも、不正出血があった場合は迷わず婦人科を受診してください。また、若い世代でも子宮体がんになる方はいらっしゃいますので、気になる症状がある場合は、早めに婦人科を受診することをお勧めします。子宮体がんの検査は子宮頸がん検査に比べると、少し痛みがある検査ですが、早期発見には欠かせない重要な検査です。

Q自覚症状がなくても定期的に検査を受けることが大切なのですね。
A
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▲早期発見が重要

子宮頸がんは早期に発見すれば比較的治療しやすく、予後も良いとされるがんですが、進行すると治療が難しいことから、早期発見が極めて重要です。子宮頸がんは正常な状態からすぐがんになるのではなく、異形成といわれる、がんになる前の状態を何年か経てからがんになるのが特徴です。異形成の時期は症状がなく、出血や痛みもありません。子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)は、初めての性交渉前に接種することが望ましいと考えられており、当院でも接種が可能です。しかしワクチンを接種しても、定期的に子宮頸がん検診を受けることが大切です。20歳以上を対象に2年に1回の検診が推奨されていますが、年1回は受けることをお勧めします。

Qこちらのクリニックでは精密検査も受けられると伺いました。
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▲コルポスコープという拡大鏡を用いて検査する

コルポスコープという拡大鏡を用いた精密検査を院内で行っています。酢酸という薬剤を塗布した後、十分に観察を行い、数箇所の組織を採取して顕微鏡で詳しく調べることで、子宮頸がんの前がん病変である子宮頸部異形成の診断をします。前がん病変には1から3の段階があり、高度異形成や上皮内がんでは治療が必要になります。1や2の段階では、正常に戻ることもありますが、がんがゆっくりと増殖するケースもありますから、3ヵ月から半年ごとに検査を受けて経過を観察していきます。もしがんを発症しても早期発見・早期治療ができるので、定期的に検査を受けることが極めて重要です。他院で子宮頸がん検診を受けた方も気軽にご相談ください。

ドクターからのメッセージ

近藤 亜未副院長

早期発見できれば完治の可能性も見込める子宮頸がんは、定期的な受診が重要です。当院ではがん検診と同時に超音波検査も行い、がんのほか子宮筋腫や子宮内膜症がないか、卵巣の状態は正常かなど、触れただけではわからないことも詳しく調べていきます。出産経験の有無に関わらず、内診などの検査への抵抗がある方もいらっしゃいますし、初めての検査では緊張されている方も少なくありません。検査や痛みへの不安をなくすために検査前の説明を丁寧に行うほか、検査中も声がけをするなどリラックスして受けていただけるよう、こまやかな配慮を心がけています。医師もスタッフも女性ですので、安心して気軽に定期的に受診していただきたいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

子宮頸がん検診 5000円(税込)、子宮体がん検診 7000円(税込)

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