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インプラント治療で後悔しないために
歯科医院を選ぶポイントとは

野口歯科医院

(杉並区/高円寺駅)

最終更新日:2024/09/12

野口歯科医院 インプラント治療で後悔しないために 歯科医院を選ぶポイントとは 野口歯科医院 インプラント治療で後悔しないために 歯科医院を選ぶポイントとは
  • 自由診療

インプラント治療はある程度のコストがかかる治療だからこそ、クリニック選びは慎重にいきたいところだ。しかし、提供しているクリニックが増えて選択肢が増えた分、「どこにしたらいいのかわからない」という悩みに直面している人もいるだろう。インプラントを扱うクリニックが都内でも数えるほどだった時代からこの治療に取り組んでいる「野口歯科医院」。院長の野口剛雄(のぐち・たけお)先生は長年にわたりインプラントに注力してきたエキスパートだ。現在も新素材の導入などにも積極的で、常に進化を続けている。そんな野口院長にインプラント治療とはどのようなものなのか、クリニック選びのコツと併せて詳しく解説してもらった。

(取材日2024年8月23日)

時間もコストもかかるインプラント治療は、検査体制が整い、丁寧な説明をしてくれるクリニックを

Qインプラント治療のクリニック選びのポイントは何ですか?
A
野口歯科医院 豊富な実績を持つ歯科医師がインプラント治療を行う

▲豊富な実績を持つ歯科医師がインプラント治療を行う

インプラント治療とは、チタン製のインプラント体を骨に癒着させて人工歯の土台とする治療なので、まず、歯槽骨の量が十分かどうか精査する必要があります。骨の状態を調べる歯科用CTを備えているのはもちろんのこと、どのような状態なのかしっかり説明してくれるクリニックを選ぶようにしましょう。また、たとえ骨が足りなくても骨造成まで行っているクリニックならば、インプラントを諦めずに済む場合もあります。骨造成にもいろいろな方法がありますが、当院では患者さん自身の顎の骨などを採取してスクリューで歯槽に固定し、骨の再生を誘導するボーングラフトと呼ばれる骨移植術にも対応しています。

Qインプラントにはどのようなメリットがありますか?
A
野口歯科医院 むし歯や歯周病などがある場合は、先に治療

▲むし歯や歯周病などがある場合は、先に治療

インプラントは失われた歯を補うだけではなく、残存歯を守り、生活の質の向上にもつながる治療です。まず、部分入れ歯やブリッジのように土台となる歯を必要としないので、残っている歯に負担をかけることがないのは大きなメリットといえるでしょう。また、自然な見た目や自分の歯と同じような噛み心地も期待できます。口元を隠さずに思い切り笑ったり、硬いものも食べられて食べる楽しみを取り戻せたりと、インプラントによって患者さんの日常生活が少しでも豊かになればうれしいですね。

Qリスクや注意点などについて教えてください。
A
野口歯科医院 希望や不明点を聞き、不安を解消する

▲希望や不明点を聞き、不安を解消する

インプラントは外科手術が必要なので、それに伴うリスクはあります。そのため、口腔内だけではなく、どのような持病をお持ちなのかも含め全身の健康状態を十分に確認して、インプラント手術ができるかどうかを正しく判断しなければいけません。また、インプラント体と顎の骨が結合するまでに3〜6ヵ月が必要ですから、どうしても一定の時間がかかることはご理解ください。一方、「インプラントを入れたらMRI検査ができなくなる」と誤解している方も多いのですが、インプラントに用いられるチタンは磁石に反応しにくい金属なのでこの点は心配ありません。

Qどのような患者さんに向いているのでしょうか。
A
野口歯科医院 呼吸を確認できるモニターも完備し、体調に配慮する

▲呼吸を確認できるモニターも完備し、体調に配慮する

たとえ1本でも「歯が抜けてしまった」「歯が抜けそう」という方は、インプラントを利用することができます。部分入れ歯やブリッジとは異なる構造なので、周囲の歯に負担をかけることもありません。「これ以上、歯を失いたくない」という方にも向いている治療といえるでしょう。一般的に20歳以上を対象としていますが、条件にかなえば90代でインプラントを入れることも可能です。ただし、時間もコストもかかる治療ではあるので、丁寧に説明してくれるクリニックを選び、ご自身が納得した上で臨むことも大事です。

Qインプラントを長持ちさせるコツはありますか?
A
野口歯科医院 適切なメンテナンスを行い、長持ちさせることが大事

▲適切なメンテナンスを行い、長持ちさせることが大事

長期間にわたってインプラントを使えるようにするには、歯科医院での定期的なメンテナンスと毎日のセルフケアが欠かせません。人工歯は虫歯になることはありませんが、歯周病と同じようなインプラント歯周炎のリスクがあり、せっかく埋入したインプラント体がぐらついてしまう可能性があるからです。一般的に10年残存率は90%といわれていますが、適切に管理していけばそれ以上に長持ちさせることも期待できます。治療後も定期的なメンテナンスを通して、しっかりとインプラントが機能するように見守っていきたいです。

ドクターからのメッセージ

野口 剛雄院長

今でこそインプラントはごく一般的な治療になりましたが、私がインプラント治療を始めた1983年頃は、批判的な声が大半でした。長年にわたる道のりが、結果的に安全性を証明する一助になれていたならば幸いです。これまで数多くの難しい症例にあたってきたのも強みとしています。また、新素材の導入により、今までは適用外だったケースにもインプラント治療を行える可能性が広がりました。どこかでインプラントを断られた経験がある方でも対応できるケースもあるので、お困りならば遠慮なくご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/27万5000円~、骨造成/7万7000円~、ボーングラフト(骨移植)/5万5000円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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