患者目線の居心地の良さをめざす
地域に根差した総合歯科医院
アーク杉並デンタルクリニック
(杉並区/下井草駅)
最終更新日:2021/10/12
- 保険診療
「本来あるべき歯科医療の在り方を追求し続けることを最も大事としています」と語る「アーク杉並デンタルクリニック」の永平裕一院長。同クリニックでは、患者の気持ちを第一に、快適かつ安全に治療するためにはどうすべきかを常に考え、クリニックづくりに生かしているという。そうして進化の早い歯科医療において新しい情報を正しく実践し、一人ひとりに適した質の高い歯科治療を行うことで、地域の口腔の健康を守ってきた。そんなアーク杉並デンタルクリニックが患者のためにどんな工夫をしているのか、永平院長にじっくり話を聞いた。
(取材日2016年11月4日)
目次
コンセプトは「誰もが気軽に通え、また通いたい、きれいになれると思える」総合歯科クリニック
- Qクリニックの方針を教えてください。
-
A
当たり前のことを当たり前に、という前提に基づき、当クリニックには5つの柱があります。1、院内を清潔に保ち、高水準の治療を提供すること、2、安全のために先進技術および設備はできる限り導入すること、3、患者さんの状況を考慮した安心できる環境をつくること、4、歯だけでなく正しい噛み合わせで口腔を守るトータルな治療を提供すること、5、できる限り低侵襲で痛みの少ない治療を行うこと。これらを実現するには、安心できる設備や材料、バリアフリーやキッズスペースなどの環境整備はもちろん、サービス精神と確かな技術を身につけることが不可欠であり、それが患者満足度の高い総合歯科クリニックの実現につながると考えています。
- Q治療前にはしっかりとカウンセリングを行うそうですね。
-
A
例えば虫歯の場合、ブラッシングや食生活などが原因の可能性が高いため、その原因にアプローチする「治す+直す」治療を同時に行います。歯周病の場合も、疾患を効率的に処置するとともに原因を徹底的に突き詰めていくことで、将来的に口腔内の健康を保つことができます。このように当院では対症療法ではなく、何年か先にも問題を起こしにくい状態に持っていきたいと考えています。そして、そのためには患者さんとの信頼関係が必要不可欠。そこで、悪くなった部分をどのように治療し、今後悪くならないためにどうメンテナンスをしていくのかなど、カウンセリング時に患者さんの目線に立ち、納得していただけるようわかりやすく説明しています。
- Q痛みの少ない治療に力を入れているとのこと、どんな治療ですか?
-
A
歯科治療に麻酔はつきもの。麻酔がなければ、進行した虫歯を削ることや歯茎の中にある歯石を取ることも、インプラントの手術や抜歯をすることもできません。見方を変えれば、麻酔が痛くなければどんな治療も痛みをほぼ感じずに治療ができるわけです。そこで、当院ではコードレス注射器を使用し、麻酔薬注入の際コンピューターで注入速度がゆるやかに上がるよう自動的に制御することで、痛みを軽減しています。その際も、手に伝わる微妙な感覚を頼りに細心の注意を払っています。また、表面麻酔薬は医科で使われる特殊なシート状のものを使用。それぞれに多少時間がかかりますが、その手間が痛みの軽減につながるため、この方法を採用しています。
- Q安全対策にも取り組んでおられるそうですね。
-
A
患者さんの安全と安心をお守りするため、先進の滅菌・消毒設備を導入し、徹底した感染対策を講じています。具体的には、一人ひとり専用に滅菌パックされた器具を用いています。また、再滅菌できないような器具はディスポーザブルタイプ(使い捨て)のものを用います。器具の洗浄・滅菌をせずに使い回すようなことは一切ありませんのでご安心ください。どの場所にいても清潔であり、安心できる医療機関であることを使命としてクリニック全体を清潔に保っています。一般的な虫歯治療を行う処置室での徹底した衛生管理に加え、インプラント専用の手術室では、より高度な感染管理をしています。
- Q治療以外にこだわっている点はありますか?
-
A
「癒やしと安らぎの空間」をイメージし、歯科医院らしからぬエステサロンのようなクリニックにしました。これは緊張をほぐしていただき、居心地の良い空間で治療を受けていただきたいという思いからです。来院して最初に目にするのがエントランスと受付ですから、受付ではコンシェルジュが患者さんにストレスを感じさせないよう対応しています。また、キッズルームはお子さんの治療前のリラックスタイムとしてご利用いただけるほか、子ども連れでご来院いただく場合は診療中に遊ばせておくことも可能です。キッズルームにはカメラが設置されており、診療を受けながらお子さんのご様子をご確認いただけるようになっています。
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。