コンピューターを駆使し
体に優しいインプラント治療
アーク杉並デンタルクリニック
(杉並区/下井草駅)
最終更新日:2024/11/06
- 自由診療
体内に人工物を埋め込むからこそ、安全性や正確さが重視されるインプラント治療。現在、三次元CT画像と特殊なマウスピースを駆使し、寸分の誤差なく精緻な処置を実現する「ガイドシステム」による治療が注目を集めている。安全性と手術時間の短縮で患者の負担を軽減するこの新技術を導入し、数々の症例を手がける「アーク杉並デンタルクリニック」の永平裕一院長を取材。ガイドシステムによるインプラント治療の魅力に迫る。
(取材日2016年1月6日)
目次
検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!
- Qインプラント治療のメリットを教えてください。
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A
インプラント治療は固定性であるため、ガタついたりせず、従来の自分の歯のように噛める力が回復します。また、周りの歯に負担をかけたり、削ったりすることもありませんので、インプラント治療は予後がいいともいえるでしょう。見た目ももとの健康な歯に近くなります。
- Qガイドシステムによるインプラント治療の特長は?
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A
CT画像によるインプラント埋入位置のシミュレーションは他院でも行われていますが、見ながら行うだけではブレが生じがちです。ガイドシステムはさらに一歩進み、計画の再現性を高めるのに有効的です。誤差が生じないよう、手術では特別なマウスピースを使用。ほぼ計画どおりになるので、最小限の切開で腫れや痛みもほとんどの場合ありません。
- Q治療費はどのくらいかかるのでしょうか?
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A
一般的な歯科医院の目安は、検査費5万円、治療費1本50万円。これは術前術後のCT検査費の他、仮歯や最終的にかぶせるセラミック歯、ガイドシステムの費用もすべて含まれます。通常1回2万円ほどかかるCT検査は、予後を見るために必要不可欠なもの。当院では何度撮影しても追加料金は発生しません。
検診・治療START!ステップで紹介します
- 1まずは問診と丁寧なカウンセリングからスタート
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問診票やレントゲン画像をもとに口腔内を診察し、症状や治療への不安、要望を丁寧にカウンセリング。その上で治療法の選択肢を提案し、それぞれの長所、短所についても詳しく説明。インプラント治療希望の人は、CT撮影と歯型の採取へと移る。
- 2CT画像と模型をもとにシミュレーションデータを作成
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2回目の受診時に、データとオペの内容、使用するインプラントについて説明。患者との同意の後、マウスピース状のサージカルテンプレートを海外に発注。完成後、実際に装着しフィッティングを確認する。ここでズレがあると後工程に支障がでるため慎重に行われる。
- 3手術当日! 設備充実の専用オペ室は衛生管理も万全
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サージカルテンプレートを使って患部の骨に直径約4mmの小さな穴だけを開けて人工歯根を埋入。同院では痛みの少ない無痛麻酔を行い、一般的なオペであれば約30分で終了するそう。ガイドシステムは手術時間の短縮化、術後の痛みや腫れの軽減につながるという。
- 4予後をさらに良くするために仮歯を装着
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術後は最終的な補綴物ではなく必ず仮歯を使用。弱くなっている欠損部の骨にかかる力を仮歯で調節し、骨折やインプラントの脱落を防ぐためだ。また、顎の位置や噛み合わせがずれてしまっている場合にも、仮歯で調整しながら適切な状態に治していく。ケースによって仮歯の装着は初日の場合も3ヵ月後の場合もあるそうだ。
- 5審美性・強度の高い人工歯を装着して治療が完了
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噛み合わせの調整と骨の回復を確認後、セラミック製の人工歯をセットして治療終了となる。同院では審美性、強度、清掃性や予後を考慮して、セラミック製の歯を提供しているという。治療後も、3〜6ヵ月ごとの定期検診及びメンテナンスで予後をサポートてくれる。
自由診療費用の目安
自由診療とは検査費5万円、治療費1本50万円
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。