四谷メディカルキューブ

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黒川良望院長

汗かき体質と諦めないで
内視鏡手術による手掌多汗症治療

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保険診療

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物心がついた頃から、手のひらの汗に悩みながらも、汗かき体質と諦めて、年齢を重ねている人は多いのではないだろうか。しかし、それは手掌多汗症(しゅしょうたかんしょう)という疾患だ。そして、その疾患に対して、きちんとした治療方法が確立されているにも関わらず、あまり知られていないという現状がある。高度専門医療を提供する「四谷メディカルキューブ」にて、院長を務める黒川良望先生は、日本国内にとどまらず、世界の内視鏡手術を引っ張ってきた外科医の1人。その内視鏡手術を手掌多汗症の治療分野に生かすことで、手のひらの汗の悩みから、数多くの患者を救っている。今回は、内視鏡手術による手掌多汗症治療について、黒川先生に話を聞いた。(取材日2016年4月7日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

どのような症状の人が治療の対象なのでしょうか?

手のひらの汗が日常生活に支障をきたすほど出てしまう方、または、気になってしまって集中できないという方、例えば、「手が滑って物を落としやすい」、「汗が気になって握手ができない」、「ノートやテスト用紙が濡れてしまう」という人が対象です。お伝えしたいのは、「汗の量がどれくらい」ということではなく、手汗によって、どれほど悩んでいるかということです。人の体に触れることが職業の人にとっては、自分の手がほんの少し濡れてるだけでも、相手を不快にさせてしまうんじゃないかと気になり、仕事にならなかったりする一方で、社会的な付き合いが少ない人の場合、手汗の量が多くても気にならず、治療の必要がないこともあるのです。

内視鏡での手術とは、どのような治療なのでしょうか?

内視鏡手術による胸部交感神経遮断手術といって、背骨の脇にある交感神経幹の一部を切る手術で、胸を大きく開けることはありません。2、3ミリほどの小さな穴をあけ、そこから胸のあたりにカメラと手術器具を入れて、モニターを見ながら行います。時間も10分ほどで終わります。当然、手術中は麻酔をしていますので、痛みを感じることはありません。この手術の大きな特長は患者さんの身体的負担が軽く、また、手術を受けた方はほぼ手汗がなくなり、普通の人と同じ手になったと実感できることです。

手術後は入院が必要なのでしょうか? 痛みはありますか?

手術による身体的負担が小さいので、手術当日に帰宅できます。多くの方が翌日から普段どおりの生活を送られます。ただし、この治療をした人の9割が、術後に体のどこか一部について汗が増えたと感じます。これを代償性発汗といいます。代償性発汗によって生活に不都合を感じる方は1、2%で、ほとんどの方は生活が改善したと実感されます。また、術後深呼吸や咳をしたときの胸の痛みを感じる方が多いです。これには理由があります。手術中は、肺を縮めます。神経幹を切ったあとに肺を膨らませるのですが、肺の表面と肺を入れている肋骨で囲まれた内部の空間の壁とがぶつかり、肋間神経を刺激するためです。2、3日でおさまります。

検診・治療START!ステップで紹介します

集団説明

患者は外来の予約をして来院する。同じ症状を持つ4、5人の患者とともに手掌多汗症について、および、治療方法、代償性発汗について、映像も交えて合同での説明が行われる。

外来初診

各患者1人ずつ診察し、職業や生活の状況、悩みなどを踏まえて、治療法を判断する。この時に不安なことや治療のことなどの疑問を解消できる。

手術前検査

説明の後、手術を行うと決めたら、手術日時も決定する。初診当日のうちに、術前の検査として、心電図、肺機能、血液検査、胸のレントゲン写真の4項目で検査。手術による身体的負担は小さいが、念のため、他の病気が隠れていないか、全身麻酔に耐えられるかどうかをチェックする。

手術当日

多くの場合、前日からの入院はせず、手術当日に来院するという。手術そのものの時間は、左右両側を行っても10分で終了。麻酔の準備と術後の覚醒時間を含めても、手術室の滞在時間は40分程度。その後、4、5時間休んでから、退院する。手術後に1泊入院する患者は2割ほどとのこと。

手術後の再診

基本的には3ヵ月後に、一度来院して、経過を確認。ほとんどの場合、その一度の来院のみだそう。まれだが、代償性発汗が気になるというときは、服薬などの治療で、その後の経過を見守ることも。

ドクターからのメッセージ

黒川 良望院長

手術すべきかどうかは、その人がどれくらい悩んでいるかを見極めて決めます。自分の手が少し濡れているだけで、相手が不快に感じるのではないかと思い、自分の行動を抑制してしまうかもしれません。また、恋人と手を握って歩くときに、嫌われるんじゃないかと、中学、高校くらいになって、気になり始めることもあるでしょう。一方で、社会的な付き合いが少ない人もいますから、その場合、手汗の量が多くても気にならなかったりもします。つまり汗の量ではなく、仕事や個々の生活などの状況を踏まえて判断することがポイントでしょう。

読者レポーターのメッセージ

M.Nさん

手掌多汗症、内視鏡手術による手術方法、代償性発汗について詳しい説明が行われていて、不安を一つ一つ解消していく診療の様子を見て、患者さんは安心して手術を受けることができるだろうと感じました。クリニック全体の落ち着いた雰囲気も安心感につながっていると思います。また、手術による体への負担が小さいことは、早い社会復帰につながるので、忙しい社会人にとっては、とても大きなメリットですね。手掌多汗症で、悩んでいる方は、一度、黒川良望先生に相談することをお勧めしたいです。

記事更新日:2017/01/04
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