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口の中だけではなかった
噛み合わせが及ぼす全身への影響

長坂歯科

(港区/田町駅)

最終更新日:2020/08/26

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顎を動かすと痛い、音がする、口が開かない、開けるときに引っかかる感じがするといった顎関節症の症状や、耳鳴り、難聴、めまい、肩凝りや腰痛など、多くの人が抱えている全身の不調の原因が、実は噛み合わせの悪さにあるとしたら? 「長坂歯科」は、多くの臨床経験をもとに噛み合わせと全身のさまざまな疾患について研究を重ねてきた。診療では、丁寧な問診はもちろん、聴力や腕上げなど体機能検査による客観的なデータを積み重ね、単に悪くなった部分を治すのではなく、なぜそうなったかの原因まで突き止めて治療を行うことを重視している。今回は長坂俊幸副院長に、噛み合わせが影響する症状とはどのようなものがあるのか、またその治療法について、具体的に話を聞いた。 (情報更新日2020年8月19日)

噛み合わせ治療を通じ、聴力・耳鳴りの改善や全身の健康向上をめざす

Q噛み合わせが悪いと、どのような症状が出るのでしょうか?
A
20200824 1

▲院長は噛み合わせに関する著書も出版している

噛み合わせと聞くと、まず口腔内に症状が出ると思いがちですが、当院の患者さんの訴えで一番多いのが、耳鳴りや難聴、めまいといった耳の症状です。加えて、頭痛や肩凝り、腕が上がらない、手足の関節の痛み、腰痛や坐骨神経痛など全身の症状や、痺れなどの神経障害、睡眠時無呼吸症候群を訴える方もいます。さらに、お口に関する症状で、口が開かない、開ける時に音がする、痛むなどの症状が出る顎関節症や歯周病を発症していたり、歯並びが悪くなっている方も少なくありません。整形外科や耳鼻咽喉科を受診しても原因がわからなかった体や耳の症状がある方は、不正咬合に原因がある可能性についても、考えてみるといいでしょう。

Q歯周病も噛み合わせが原因になるのですか?
A

▲「噛み合わせの悪さが歯周病を引き起こすこともある」と話す

そうですね。現在の歯周病治療は口腔内のクリーニングが主体ですが、歯周病菌が侵入しやすくなる原因の一つに、歯を支える骨が下がり、歯と歯茎の間にプラークがたまるポケットができてしまうことが挙げられます。そして骨が下がるのは、噛み合わせが悪いためにそれぞれの歯に均一に噛む力がかからず、余分な負荷がかかる部分の骨が溶けてしまうことが一因だといわれています。そのため、クリーニングなど通常の歯周病治療を2~3年続けても良くならない場合は、噛み合わせの不具合に原因があるケースも少なくありません。こうしたことから、歯周病の発症には噛み合わせが影響していると考えられます。

Qなぜ噛み合わせに異常が生じてしまうのでしょうか?
A

▲噛み合わせの不具合を確かめるため、腕上げの検査も治療前に行う

噛むときの癖が大きく関係しています。「噛む」という動作は、ただ単に上下の歯が合わさっているだけではなく、周囲の骨や筋肉とバランスを取ることで成り立っています。例えば下顎は耳の下にある顎関節でつながっているだけで、いくつかの筋肉が支えています。そのため、噛み癖があるとそれぞれの筋肉にかかる力のバランスが崩れ、徐々に噛み合わせが変化してしまうんです。虫歯や歯周病により噛めない歯がある、歯が抜けた部分を治していない、入れ歯が合っていない、といった状態をそのままにしていると、噛み癖がつきやすいですね。また就寝中の食いしばりや歯ぎしりなど、本人も気づいていない生活習慣が原因になることも多いです。

Q噛み合わせの検査や診断は、どのように行うのですか?
A

▲客観的データの収集のために、聴力検査を導入している

まず丁寧に問診を行い、患者さんにどんな症状があるのかをお聞きします。そしてお口の状態を詳しく調べた後、当院では聴力検査を行います。なぜなら噛み合わせの悪化により聴力が低下することがあるからなんです。例えば奥歯で噛む癖がある人は、低音が聞こえづらくなるなど。聴力値のグラフを見ることで、どの部分で噛む癖があるかを探っていきます。また噛み合わせの悪化により体の左右のバランスが崩れ、一方の腕が上がりにくくなることもあるため、腕上げなど体機能検査も行います。こうした検査データは患者さんがご自身の症状を客観的に知る上で役立ちますし、治療計画を立てたり治療の成果を知ったりする上でも非常に重要となります。

Q具体的にどのような治療を行うのでしょうか?
A

▲患者と都度コミュニケーションを図りながら治療を進めていく

虫歯や歯周病があればまず治療しますが、悪い部分を治すだけでは噛み合わせは崩れたままです。そのため、親知らずを入れた32本すべての歯や顎の状態、噛み合わせを診ながら治療していきます。噛み合わせのバランスは、毎回の治療で聴力、口の開き具合、腕や首の可動域をチェックして確認します。加えて重要なのが、噛み癖の矯正です。噛み合わせを整えても噛み癖が変わらなければ症状が後戻りしてしまう可能性があるので、患者さんにはビニールのチューブを使った噛み方のトレーニングを自宅で行っていただきます。ご自身の口腔の状態や噛み合わせの癖を自覚してもらい、歯科医師と患者さんが二人三脚で治療に取り組むことが大切です。

ドクターからのメッセージ

長坂 俊幸副院長

体の疾患と同様に、歯の症状も予防や早期発見・早期治療が大切です。一生ご自分の歯で噛めるよう、痛い、歯がぐらつくなどの自覚症状が出る前に、3~6ヵ月に1度は歯科で定期的に検診を受けてください。そして口腔内を健全な状態に保つには、正しい噛み合わせを維持することも重要。定期的な噛み合わせのチェックのために、ぜひご来院ください。当院では、例え歯がない部分や噛めない部分があっても、金属のばねが目立たないノンクラスプタイプの入れ歯や金属アレルギーの方でも使える入れ歯など、審美面、機能面ともに質を重視した義歯をご提案します。治療を始めるのに「もう遅い」ということはありませんので、お気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

噛み合わせ診断8640円(税込み)※初回のみ ※治療費は個人により変動あり

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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