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市販薬で対処困難な慢性の便秘は
消化器科、肛門科での専門診療を

汐留みらいクリニック

(港区/新橋駅)

最終更新日:2021/10/12

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  • 保険診療

満足のいく排便がない状態である便秘は、極めて身近な症状である上、相談しにくい内容でもあるため人知れず悩み続けている人も多いもの。しかし、大腸がんなどの重篤な疾患の症状として現れているケースもあり、「たかが便秘」と軽視してしまっては危険な症状でもある。「医師でさえも便秘を軽視し対症療法的な薬の処方に終始してしまうことも。便秘の原因を突き止め、根本的な解消をめざすには専門知識と豊富な経験が求められます」と語るのは、新橋駅そばの「汐留みらいクリニック」橋本雄幸(かつゆき)院長。市販薬での解消が期待できない慢性的な便秘について、改めて消化器を専門とする医師に相談することを勧めている。性別年齢問わず、幅広い患者からの便秘や痔などの相談を受けている橋本院長に詳しく聞いた。

(取材日2021年9月24日)

腸内環境悪化により免疫機能の低下を招くこともある便秘は、原因を見極め適切な処置を

Qなかなか便秘が治らない際には受診したほうがいいのでしょうか。
A
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▲幅広い世代の患者から便秘や痔などの相談を受けている橋本院長

便通は個人差が大きいものであり、「何日便が出ていなければ病院へ」というものではありません。しかし、満足な便通がないことでおなかに張りがあったり、頻繁におならが出たり、あるいは排便に時間がかかりすぎるなどで日常に支障が出るようであれば、専門知識を持つ医師に相談することを勧めます。まずは市販薬でなんとかしようとする方がほとんどですが、長く服用を続けると市販薬では十分に対処しきれないことも。便秘の原因はさまざまですし、便秘の影に大腸がんや潰瘍性大腸炎などの病気が隠れているケースもあります。また、硬い便を出そうと無理にいきむことで痔になってしまうこともあるため、早めにご相談いただきたいですね。

Q便秘の原因となる病気にはどのようなものが考えられますか?
A
2

▲検査での原因追究が難しい「機能性便秘」がほとんど

一部、大腸がんや潰瘍性大腸炎、腸捻転などで腸に便の通過障害が起こるなど器質性のものもありますが、そのほとんどが検査などで原因をはっきりと突き止めることが難しい「機能性便秘」とされるものです。大腸の機能不全により便の排出が滞る機能性便秘は、過敏性腸症候群(IBS)や機能性ディスペプシアなどの症状としても現れます。また、あまり知られていませんが、糖尿病の合併症として便秘になるケースも。これは排便を司る自律神経が侵されることで起こります。便秘をそのままにしておくと腸内環境が悪化し、結果として体の免疫機能の低下につながることも。感染症にかかりやすくなったり、がんが発生しやすくなったりしかねないのです。

Q便秘の検査や治療について教えてください。
A
3

▲器質的な問題の有無を調べるため、大腸内視鏡検査を行うことも

排便の頻度や状態、生活習慣や既往症、手術歴などを詳しく伺う問診で、大まかな便秘の原因がわかるケースがほとんどです。当院では初診でもこれまでに何らかの薬を飲んでいるという方が多く、服薬歴やその後の経過を伺うことも重要です。その後、腹部の聴診、触診や単純エックス線検査で、腸の状態や便秘のタイプなどを把握します。何のきっかけもなく突然便秘になったようなケースでは、器質的な問題の有無を調べるために大腸内視鏡検査を行います。その後、便秘のタイプに合わせた薬を処方します。便秘薬といってもその目的はさまざまで、便をやわらかくする、腸を動かす、腸に刺激を与えるものなど各種あるため、緻密な診断が必要なのです。

Qこちらでは肛門外科の診療も受けられると伺いました。
A
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▲慢性便秘患者の多くは、痔の悩みを抱えることも

はい。慢性便秘を患う方には、同時に痔で悩んでいらっしゃる方も多いもの。長く腸にとどまることで水分を失い硬くなった便を出そうと無理にいきむことによって切れ痔やイボ痔になってしまったり、反対に痔の痛みを避けようと排便を我慢することで便秘を悪化させてしまったりするのです。当院ではイボ痔、切れ痔、痔ろうや肛門周囲膿瘍などを診る肛門外科診療も展開しています。診断や投薬による治療に加えて、再発を避け根治をめざす手術も日帰りで提供しています。排便異常だけでなく、肛門とその周辺の痛みやかゆみ、出血などもお気軽にご相談ください。

Qこちらの診療の特徴を教えてください。
A
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▲「おなかからお尻まで」トータル的にケアしている同院

消化器と肛門はつながっており、深い関わりを持つ臓器。しかし、両方をしっかりと診療する医師は残念ながら多くないというのが現状だと感じています。当院では消化器と肛門のそれぞれについて専門的に診療し、おなかからお尻までトータル的にケアしています。便秘や痔は誰にでも気軽に相談できるという悩みではありませんが、当院では女性の方の診療時には必ず女性看護師をサポートにつけるなど、安心して受診できるよう配慮しています。また、上部・下部内視鏡検査や日帰り手術にも対応しており、診断から治療、アフターケアまで一貫して行えるのも強みです。

ドクターからのメッセージ

橋本 雄幸院長

便秘は誰もが一度は悩まされるというほどに身近な症状です。しかし、身近であるがゆえに「たかが便秘」と軽んじると重症化させてしまったり、別の大きな病を引き起こしてしまったりもしてしまいます。腸の働きが悪いことにより便秘になっている人が便をやわらかくする薬を飲んでも、決して良くはならないように、便秘を解消するためにはその原因をしっかり見極め、状態に合わせた薬を処方することが重要。この見極めには豊富な経験と専門的な知識が必要となるのです。当院では「市販薬が効かなくなった」「他院の治療では満足いく結果が得られなかった」という便秘の患者さんを多数お迎えしています。便秘に悩むならぜひ一度ご相談ください。

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