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橋本 雄幸 院長の独自取材記事

汐留みらいクリニック

(港区/新橋駅)

最終更新日:2023/11/20

橋本雄幸院長 汐留みらいクリニック main

東京メトロ銀座線・新橋駅2番出口の目の前、JR山手線・新橋駅からもすぐのビル3階に「汐留みらいクリニック」はある。東京慈恵会医科大学附属病院で約20年間勤務した橋本雄幸(かつゆき)院長が、「あなたのそばに、あなたとともに」をコンセプトに2002年に開業した。消化器疾患の専門知識と外科手術のスキルを駆使し、内視鏡検査やポリープ切除術、鼠径ヘルニア、痔を中心とした肛門疾患などの日帰り手術も提供。「おなかからお尻までトータル的に診療するのが強み。患者さんとコミュニケーションを取りながら、なんでもご相談に乗れる医師でありたい」と、笑顔で話す橋本院長。開業して21年、今後の治療のありようについて橋本院長に話を聞いた。

(取材日2023年9月4日)

人間的な“良い関係”が診療のベースに

まずは医師を志されたきっかけを教えてください。

橋本雄幸院長 汐留みらいクリニック1

子どもの頃、海外の医療ドラマを見ていて、「外科医ってかっこいいな」と思ったことがきっかけです。その後、大学病院を舞台とした小説が映画化され、テレビでも放送されると、「絶対に外科医になりたい」と確信に変わりました。医学部に入ってからは、内科にも興味を持ちましたが、やはり自分の手で手術をして、患者さんを治したいという思いが強く、憧れだった外科の道に進みました。消化器系の手術の場合、例えば胃を摘出すれば、以前のように食べられなくなって痩せてしまうなど、手術後の機能障害にも注意が必要です。手術をして終わりではなく、手術後も、診療を通じて患者さんに責任を持つという信念で診療にあたっています。術後も快適な生活を維持できるようにして差し上げるのが消化器外科の医師の務めです。

大学病院時代から消化器外科を専門になさっていたのですか?

大学を卒業した後は、東京慈恵会医科大学附属病院の医局に20年間勤務していました。専門は外科で、退職するまでの約10年間は主にがんの手術を担当していました。大学病院時代に培った診療技術を、患者さんに広く還元したいという思いから、2002年4月に当地に開業しました。現在は消化器系疾患が専門であり、当院においても大学病院クラスの専門的な診断と処置を追求しています。他院で診てもらったがなかなか良くならないという方への対応や、近年増加傾向にあった逆流性食道炎の診断など、専門家としてお役に立てるような診療に努めています。さらに高度な治療が必要だと判断した場合は、東京慈恵会医科大学附属病院をはじめ、適切な医療機関にご紹介するなど、ネットワークもしっかりとつくっています。

開業して21年。どのような診療方針で貢献されてきたのでしょうか?

橋本雄幸院長 汐留みらいクリニック2

患者さんと医師が互いに信頼し、気軽にコミュニケーションが取れる関係づくりですね。それは今も昔も変わりません。長くお付き合いできる人間的な“良い関係”が、私の診療のベース。患者さんの気持ちを理解し、ともに病気に向き合いながら、病気の苦痛を和らげ、原因を取り除き、さらに人の持つ治癒力を引き出すことが、私の診療の原点なのです。開業してからは、患者さんの健康管理をトータルにサポートする「ビジネス街の主治医」として、どんな些細な相談にも乗って差し上げられる医師であろうと尽力してきました。おかげさまで、たくさんの患者さんの症例を通して学ぶこともできましたし、その知見の積み重ねが、また別の患者さんの診療に役立つというように、経験がうまく循環しているように感じます。

ビジネスパーソンだけでなく若い世代の来院も

主にどのようなお悩みをお持ちの患者さんが多くいらしていますか?

橋本雄幸院長 汐留みらいクリニック3

新橋・汐留・銀座地区がメインになりますので、今まで多かったのは近隣にお勤めのビジネスパーソン、特に40代から60代の男性でした。企業の健康診断で再検査が必要となった方の二次検診として胃や大腸の内視鏡検査を受けたいという方や、大学病院時代からの患者さんも多くお迎えしていました。また、開業医として生活習慣病の予防、診断、治療といったプライマリケアにも力を注ぎ、健康寿命の延伸もサポートしています。しかし、最近、当院のサイトをリニューアルすると同時に、より専門性を打ち出すようにしてからは、肛門疾患と便秘でお悩みの患者さんが増えています。年齢層もビジネスパーソンに限らず、若い方も訪れるようになっていますね。「近くにあって便利だから」と長年通ってくださっている方もいますが、なかなか改善が見込まれず「どんな薬を飲んでも変化がなくて」と、当院が最後の砦のような面持ちでお越しになる方もいらっしゃいます。

まさに院長の得意とされている分野で受診される方が増えてきたのですね。

痔も便秘も気軽に相談しづらいと感じられ、人知れず悩みを抱えていらっしゃる方が多いものです。そんな中、肛門科という分野は診療自体を提供している医院が多くない上、根治をめざす手術を提供しているとなるとさらに限られます。痔の治療では比較的手軽な注射療法や結紮(けっさつ)術なども広がりを見せていますが、やはり再発が気になるもの。当院では再発を最低限に抑えることをめざした手術を軸に行っています。痔と並んでリモートワークの拡大とともに増えてきたのが便秘ですが、長く改善がなされず悩んでいらっしゃる方から、市販薬でも処方薬でも対処しきれなくなったといった相談を受けることも多くなっています。しかし、諦めて放置しておくと、痛みや症状によって外出がしにくくなるなどQOL(生活の質)にも影響しますので、やはり早めに相談していただきたいと考えています。最近は日帰り手術で改善するようなケースも少なくないですから。

日帰り手術はどのような予定で行われますか?

橋本雄幸院長 汐留みらいクリニック4

日帰り手術は、イボ痔、切れ痔、痔瘻ほかかなりの症例に適用できます。手術予定日のお昼頃に来院してもらい、準備を始めます。13時頃から硬膜外麻酔を打って手術に入り、1時間弱で手術自体は終了。院内で麻酔の作用がきれるのを3時間ほど待っていただき、だいたい17時~18時頃にはお帰りいただけます。日帰りと言いつつ、実質半日ですね。その後は、3日くらいは必ず自宅で安静にしていただきます。

肛門疾患や便秘の悩みを相談しやすいように

痔や便秘を相談しやすくする工夫などはありますか?

橋本雄幸院長 汐留みらいクリニック5

大事なのは、相談しやすい環境であるということですね。痔は男性のものと思われがちですが、当院には男女問わず多くの方がいらっしゃいます。私自身が男性ですので、女性の患者さんを診療する際には必ず女性看護師を伴ってお話を聞くところから一緒に対応するようにしています。これにより、女性の患者さんでも必要以上に緊張することなく、安心して診療を受けていただけると思います。加えて、しっかりと問診を行うことを大切にしています。今までどのような薬を使ってきたか、症状が何年続いているかなど、状態によって処方の仕方が当然変わります。そこを見極めるために、しっかりと細かくお話を伺っていきます。

今後、どのような治療を提供していきたいと考えていますか?

最近思うことは、私自身もこの医院も「患者さんとともに歩んできた」ということです。患者さんの悩みを私たちが解決するのは当然ですが、同時に患者さんから経験の機会をたくさん与えていただいています。その経験を積み重ねることによって、私自身、さらに多くの患者さんに向けて、良い医療を提供していくことができています。本当にありがたいですね。今後は、こうした経験を生かして、肛門疾患や便秘といった領域の専門性をしっかりと深掘りしていきたいと考えています。より進歩しながら、より医療を深掘りして極めていく。患者さんあってこそという感謝を忘れず、診療でお返ししていけるように歩んでいきたいと考えています。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

橋本雄幸院長 汐留みらいクリニック6

時代とともに当院の様子も変わっています。会社勤めの方に、「近くで受診できるから」と選んでいただく時代は終わり、広く老若男女の患者さんが「ここで受けたい診療・手術がある」と足を運んでいただく時代にしていければと考えています。いわば、今まで積み重ねてきたことを、患者さんに還元していく時代という意味で、第2章に突入しています。当院の強みはおなかからお尻までのトータルケアですが、肛門疾患や便秘などについても経験に基づく診療が行えることを、より多くの方に知っていただく情報発信にも力を入れていきたいと考えています。

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