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橋本 雄幸 院長の独自取材記事

汐留みらいクリニック

(港区/新橋駅)

最終更新日:2021/10/12

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東京メトロ銀座線の新橋駅2番出口の目の前、JR新橋駅からもすぐのビル3階に「汐留みらいクリニック」はある。「あなたのそばに、あなたとともに」をコンセプトに、東京慈恵会医科大学附属病院で約20年間勤務した橋本雄幸(かつゆき)院長が2002年に開業した。消化器疾患の専門知識と外科手術のスキルを駆使し、内視鏡検査やポリープ切除術、鼠径(そけい)ヘルニア、痔を中心とした肛門疾患などの日帰り手術も提供。「おなかからお尻までトータル的に診療するのが強み。患者さんとコミュニケーションを取りながら、何でもご相談に乗れる医師でありたい」と、笑顔で話す橋本院長。医師会を通して広い意味での医療界の未来を見据えた活動にも力を入れる橋本院長に話を聞いた。

(取材日2021年9月24日)

検査や日帰り手術も、消化器から肛門までを総合的に

消化器外科を専門に長く大学病院に勤務されていたとか。

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東京慈恵会医科大学附属病院の医局に20年間勤務していました。専門は外科で、退職するまでの約10年間は主にがんの手術を担当していました。大学病院時代に培った診療技術を、患者さんに広く還元したいという想いから、2002年4月に当地に開業。消化器系疾患が専門ですので、当院においても大学病院クラスの専門的な診断と処置を追求しています。他院で診てもらったがなかなか良くならないという方への対応や、最近増加傾向にある逆流性食道炎の診断など、専門家として皆さんのお役に立てればと思います。さらに高度な治療が必要だと判断した場合は、東京慈恵会医科大学附属病院をはじめ、適切な医療機関にご紹介しています。

新橋駅からすぐの立地でありながら、日帰り手術も可能だそうですね。

もともと外科の医師ですので、勤務医時代から、内視鏡下でのポリープ切除術、鼠径(そけい)ヘルニア手術、痔を中心とした肛門疾患の手術などは、日帰りで十分対応できると考えていました。大きな病院に行かなくても、新橋駅から徒歩すぐの医院で手術を受けられることは、患者さんにとっても大きなメリットだと考え、開業当初から行っています。土地柄もあり、予想どおりかなりの需要があります。もちろん、開業医として生活習慣病の予防、診断、治療といったプライマリ医療にも力を注ぎ、皆さんの健康寿命の延伸もサポートしています。コレステロール値や血圧が高くても、自覚症状がない方も多いのですが、症状がないうちからコントロールしていくことが大事だとお伝えしています。健康で長生きするためには、若いうちからどう生きていくかが大切ですからね。

どのような患者さんが多くいらしていますか。

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従来は新橋・汐留・銀座地区にお勤めのビジネスマンがほとんどで、40代から60代の男性が圧倒的多数でした。企業の健康診断で再検査が必要となった方の二次検診として胃や大腸の内視鏡検査を受けたいという方や、大学病院時代からの患者さんも多くお迎えしています。しかし、新型コロナウイルス感染症拡大対策としてのテレワーク推進に伴い、来院患者さんの層も徐々に変化してきました。具体的には痔などの肛門疾患や深刻な便秘に悩み、策を求めて当院を頼ってくださる方が増えてきました。「近くにあって便利だから」と受診してくださる方ももちろんいらっしゃいますが、「ここで受けたい診療があるから」とお選びいただく方が増えてきた印象です。

良い関係をベースに、患者の治癒力を引き出す診療を

院長の得意とされている分野で頼られる方が増えてきたのですね。

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肛門科は診療自体を提供している医院が多くない上、根治をめざす手術を提供しているとなるとさらに限られます。痔の治療では比較的手軽な注射治療や結紮治療なども広がりを見せていますが、やはり再発が気になるもの。当院では再発を最低限に抑えることをめざした手術を軸に行っています。痔と並んでリモートワークの拡大とともに増えてきたのが便秘ですが、長く悩んでいらっしゃる方から市販薬では対処しきれなくなったといった相談を受けることも多くなっています。痔も便秘も気軽に相談しづらいと感じられ、人知れず悩みを抱えていらっしゃる方が多いものです。さらに、コロナ禍の生活で状況を深刻化させてしまっている方も多い印象ですので、早めにご相談いただければと思っています。

痔や便秘を相談しやすくする工夫などはありますか。

痔は男性のものと思われがちですが、当院には男女問わず多くの方がいらっしゃいます。特に受診しやすくする工夫をしているというわけではないのですが、私自身が男性ですので、診療の際には必ず女性看護師を伴ってお話を聞くところから一緒に対応するようにしています。これにより、女性の患者さんでも必要以上に緊張することなく、安心して診療を受けていただけるのではないかと思います。

院長の診療方針をお聞かせください。

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患者さんと医師がお互いに信頼し、気軽にコミュニケーションが取れる関係づくりを大切にしています。長くお付き合いできる人間的な“良い関係”が、私の診療のベース。患者さんの気持ちを理解し、ともに病気に向き合いながら、病気の苦痛を和らげ、原因を取り除き、さらに人の持つ治癒力を引き出すことが、私の診療の原点なのです。開業してからは、患者さんの健康管理をトータルにサポートする「ビジネス街の主治医」として、どんな些細な相談にも乗って差し上げられる医師でありたいと思っています。そういう気持ちで接していると、患者さんとの“あうん”の呼吸を感じることもしばしばです。長年通ってくださる方などは、特に調子に変化がなければ、「今日は混んでいるから、余計な話はしないでおきますね(笑)」などと、気を使ってくださるので、ありがたいなと思います。これからも一人ひとりの患者さんとの関係を大切にしていきたいです。

外科医師としての経験から、予防医療の大切さを伝える

港区医師会の活動にも注力されてきたそうですね。

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港区医師会は、区民の皆さんの健康を守り、適切な医療を受けられるための医療環境の整備を行政と連携して行っています。例えば、乳幼児健診やがん検診などの各種健診や予防接種への協力や仕組みづくり、症状の軽い方や慢性期の患者さんの健康管理は地域で担う「かかりつけ医制度」の推進などです。また、東京都医師会の活動にも従事し、東京都全体の地域医療のためにも動いています。長年がん治療に携わる中で、予防医療の重要性は人一倍感じています。重大な疾患の予防は早期発見、早期治療が鍵。誰もが気軽に、しかも低コストで受けられる検査は、行政や企業が行っているがん検診です。男性は50歳、女性は40歳を過ぎたら、検診を受けるべきだと考えます。病気への過剰な恐怖心を軽減するためにも、正しい情報を伝え、検診の大切さを訴えていくことが医師会の使命だと考えています。

医師を志されたきっかけは何でしたか?

子どもの頃、海外の医療ドラマを見ていて、「外科医ってかっこいいな」と思ったことがきっかけです。その後、大学病院を舞台とした小説が映画化され、テレビでも放送されると、絶対に外科の医者になりたいと思いました。医学部に入ってからは、内科にも興味を持ちましたが、やはり自分の手で手術をして、患者さんを治したいという思いが強く、憧れだった外科の道に進みました。消化器系の手術の場合、例えば胃を摘出すれば、以前のように食べられなくなって痩せてしまうなど、手術後の機能障害にも注意が必要です。手術をして終わりではなく、手術後も、診療を通じて患者さんに責任を持つという信念で診療にあたっています。術後も快適な生活を維持できるようにして差し上げるのが消化器外科の医師の務めです。

今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

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新型コロナウイルス感染症の流行拡大を受けて、想定を超えるスピード感でリモートワークが広がるなど、エリアの様子は大きく変わりました。忙しいビジネスマンの方を対象に「近くで受診できるから」と選んでいただく時代は終わり、今後は「ここで受けたい診療があるから」と足を運んでいただく方が中心になるのではないかと考えています。当院の強みはおなかからお尻までのトータルケア。肛門疾患や便秘などについても経験に基づく診療が行えることをより多くの方に知っていただく情報発信にも力を入れていきたいと考えています。新橋駅徒歩1分という通いやすい場所にありますので、ぜひ気軽にご相談いただければと思います。

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