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「加齢のせい」と諦めないで
肩の痛みは早期診断が改善の鍵

ひろき整形外科

(宝塚市/小林駅)

最終更新日:2026/05/21

ひろき整形外科 「加齢のせい」と諦めないで 肩の痛みは早期診断が改善の鍵 ひろき整形外科 「加齢のせい」と諦めないで 肩の痛みは早期診断が改善の鍵
  • 保険診療

四十肩や五十肩という言葉の普及により、「年齢のせいだから仕方ない」と我慢されがちな肩の痛み。しかし、「ひろき整形外科」の堀博貴院長は「痛みで動かさない期間が長引くと、回復に時間を要する悪循環に陥ります」と、早期受診の重要性を説く。肩は本来、動かさないと組織が固まりやすい特性があり、我慢を重ねるほどスムーズな動きを取り戻すことが困難になるからだという。同院は、クリニックでは珍しい高精度なCT検査機器を設置。エックス線検査だけでは判別が難しい微細な異常まで、その日のうちに精密に特定できる体制を整えている。難症例の手術にも対応可能な整形外科医師としての豊富な知見に基づき、再発を防ぐための適切なリハビリテーションを提案する堀院長に、肩疾患についての疑問を聞いた。

(取材日2026年4月24日)

肩の痛みの原因を特定し、専門家の知見とリハビリで一人ひとりに適した再発予防を提案

Q肩の病気や障害には、どのようなものがありますか?
A
ひろき整形外科 老化現象だと放置せず、早めの受診が重要

▲老化現象だと放置せず、早めの受診が重要

代表的なものに、四十肩や五十肩と呼ばれる「肩関節周囲炎」が挙げられます。また、80歳を超えると自然に切れてしまうこともある「腱板断裂」も多く見受けられます。これは骨と骨に挟まれている筋肉が、長年の摩擦によって摩耗し、断裂してしまう状態を指します。他にも、石灰が沈着して急激な痛みが出るものや、変形性肩関節症など、肩の病気は多岐にわたるのが特徴です。大切なのは、単なる老化現象だと放置しないこと。肩の痛みは、炎症の場所や程度によって治療法が異なります。当院では、腱板のどの部分に問題があるのか、あるいは癒着が起きているのかを丁寧に見極め、適切な処置へつなげています。

Qなぜ肩の関節に痛みが起きるのか、教えてください。
A
ひろき整形外科 患者との会話の中で痛みのきっかけが見えることもある

▲患者との会話の中で痛みのきっかけが見えることもある

四十肩や五十肩の場合、はっきりとした原因が特定できないこともよくあります。ただ、多くの場合は患者さんにお話を伺うことで「無理をして重いものを持った」「運動を頑張りすぎた」といったきっかけが見えてきます。肩の関節には、痛みがあるからと動かさずにいると、組織が癒着しやすいという特性があります。動かさないことで癒着が進み、さらに可動域が制限されて痛みが増すという悪循環に陥るのです。また、首の疾患の影響で肩に痛みが生じているケースも珍しくありません。まずはどこの組織に炎症が起きているのかを正確に把握し、癒着を取り除くためのアプローチを開始することが、回復への近道だと考えています。

Q痛みの悪化を防ぐにはどうしたら良いですか?
A
ひろき整形外科 適切なタイミングで動かし始めることが再発予防につながる

▲適切なタイミングで動かし始めることが再発予防につながる

痛みを感じたら早めに受診することに尽きますね。四十肩という言葉があるため「年齢のせいだから仕方ない」と我慢してしまう方が多いのですが、放置すると癒着が進行し、治療に時間を要してしまうことにつながります。自己判断で動かさない期間が長引くと、関節が固まってしまい、元の動きに戻すのが困難になるからです。痛みが強い時期は安静も必要ですが、適切なタイミングで動かし始めることが再発予防の鍵を握ります。当院では、炎症を抑えるための注射や内服薬を併用しながら、無理のない範囲でリハビリを進めていきます。1週間ほど様子を見ても痛みが引かない場合は、体からのサインと捉えて、早めにご相談ください。

Q検査や治療の流れを教えてください。
A
ひろき整形外科 理学療法士が一人ひとりの状態に合わせてプログラムを作成

▲理学療法士が一人ひとりの状態に合わせてプログラムを作成

まずはエックス線で骨の状態を確認します。骨に異常がない場合は、エコー検査を用いて筋肉や腱の炎症、断裂の有無を詳しく調べます。さらに精密な評価が必要な際は、院内のCT検査機器を使用します。従来の検査では判別が難しかった微細な変形や骨折も、その日のうちに診断可能です。診断後は、痛みを取り除くための投薬や注射を行いながら、並行してリハビリを開始します。当院には経験豊富な理学療法士が在籍しており、一人ひとりの状態に合わせて固まった関節をほぐしたり、弱った筋肉を補強していったりするプログラムを作成。診断から治療、運動指導までを院内でスムーズに完結できる体制を整えています。

Qこちらのクリニックで肩の治療を受けるメリットは何でしょうか?
A
ひろき整形外科 再び不自由なく腕を動かせる体づくりをめざして全力で支える

▲再び不自由なく腕を動かせる体づくりをめざして全力で支える

私自身が肩関節疾患を専門領域として研鑽を積んできたため、より深い知見に基づいた診断を提供できる点が強みです。リバースショルダー型人工肩関節手術が可能で、手術の適応かどうかの判断も行えます。また、院内にCTを備えているため、大きな病院へ行く手間なく、迅速に精密な検査結果をお伝えできることもメリットでしょう。リハビリでは、専門スタッフが一人ひとりとしっかり向き合います。肩の筋肉は4つありますが、1つが切れていても他の3つを鍛えることで動かせるようになることも期待できるんです。専門職が連携し、再び不自由なく腕を動かせる体づくりをめざして全力で支えます。

ドクターからのメッセージ

堀 博貴院長

これまで特に肩関節の診療に注力し、難症例への手術にも対応できるように研鑽を積んできました。当院ではその経験と院内のCT設備を生かし、痛みの陰に隠れた「本当の原因」を見極めることにこだわっています。一方で、患者さんとの会話では「話しやすさ」を大切にしています。イメージしやすい説明を心がけているのも、納得して治療に進んでいただきたいからです。「これくらいで病院に行ってもいいのかな」と迷う必要はありません。1週間たっても引かない肩の痛みは、体が発している大切なサイン。専門的な視点を持ちつつも、親身になって寄り添いますので、些細な違和感でも安心してお聞かせください。