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堀 博貴 院長の独自取材記事

ひろき整形外科

(宝塚市/小林駅)

最終更新日:2026/05/21

堀博貴院長 ひろき整形外科 main

阪急今津線小林駅から徒歩3分。利便性の高い立地に2026年4月に開院した「ひろき整形外科」は、スタイリッシュな空間と先進的な設備が共存するクリニックだ。堀博貴院長は、兵庫医科大学病院などで長年、肩関節疾患を中心とした専門性の高い診療に従事してきた。同院の大きな特徴は、クリニックでありながら精度にこだわったCT検査機器を導入し、迅速な診断からリハビリテーションまでを一貫して提供できること。約100平方メートルの広々としたリハビリルームでは、経験豊富な理学療法士たちが一人ひとりの目標に寄り添ったサポートを行っている。痛みを取り除くことにとどまらず、将来を見据えた「要介護にならない体づくり」を掲げる同院の診療方針や、地域医療への想いについて堀院長に聞いた。

(取材日2026年4月24日)

肩疾患の診療を武器に、患者とともに歩む

医師を志した理由や、整形外科を選んだきっかけをお聞かせください。

堀博貴院長 ひろき整形外科1

幼い頃から野球が大好きで、将来はスポーツに関わる仕事がしたいと考えていました。けがに苦しむ選手を支えるスポーツドクターという存在を知り、医学の道で力になりたいと願ったのが原点です。医師となった今、スポーツを愛する方はもちろん、日常生活の痛みを抱える方々が再び元気に動けるようになるお手伝いに、大きなやりがいを感じています。整形外科を選んだのは、治療の結果が目に見えてわかりやすく、患者さんと一緒に喜びを分かち合える分野だからです。

整形外科の中でも肩疾患の診療を中心に研鑚を積まれたそうですね。

整形外科には多くの分野がありますが、私は特に肩関節の診療に深く携わってきました。野球のけがが肩や肘に多いことも理由の一つですが、何より肩の構造は非常に複雑で、治療のアプローチが多岐にわたる点に惹かれたのです。例えば、四十肩や五十肩と呼ばれる症状一つをとっても、炎症の場所や程度は人それぞれ異なります。丁寧な診察で原因を見極め、適切な処置を行えば、動きの大きな改善が見込めることも少なくありません。患者さんが治療後に笑顔を見せてくださる瞬間は、私にとっても大きな喜びです。専門領域として研鑽を積むことで、より多くの方の日常を明るくしたいという思いで歩んできました。

難症例についても学ばれてきたそうですね。

堀博貴院長 ひろき整形外科2

はい。難易度の高い「リバースショルダー型人工肩関節」の手術について研鑽しました。これはインナーマッスルが十分に機能しなくなった重度の肩疾患に対する、大切な治療選択肢の一つです。こうした知見を持っているメリットは、逆に「今、本当に手術が必要か」をより適切に判断できることだと考えています。手術はあくまで一つの手段であり、当院ではまずリハビリや注射などを通じて、患者さんご自身の持つ機能を最大限に引き出すための治療を優先します。どの筋肉を補うことで動かせるようにつなげられるのか、解剖学的な視点に基づいた具体的なアドバイスができることも、私の強みです。他院で改善が難しいと言われた方も、諦めずにご相談いただきたいですね。

先進の設備と温かな関わりで、患者のやる気をサポート

2026年4月に開院されました。この場所を選んだ理由は何ですか?

堀博貴院長 ひろき整形外科3

同じクリニックビルの2階で診療されている脳神経内科の坂本峻先生とのご縁が大きな理由です。大学時代から親しくさせていただいており、専門領域が異なるからこそ緊密に連携できる体制に魅力を感じました。整形外科の症状には、首の疾患による手のしびれなど、脳神経内科との区別が難しいケースもあります。お互いに顔の見える関係で、すぐに相談や紹介ができる環境は、患者さんにとっても安心材料になるはずです。また、駅からも近く、子育て世代の方々も通いやすいエリアで、地域に根差した医療を提供したいと考えました。お困り事があった際に「まずは堀先生に聞いてみよう」と、気軽に頼っていただける存在をめざしています。

院内のデザインや設備面でのこだわりを教えてください。

クリニックらしくない、スタイリッシュな内装を心がけました。痛みを抱えて来院される患者さんの気持ちが少しでも明るくなり、リラックスして過ごしていただきたいという思いからです。ハード面では、特にCT検査機器の導入にこだわりました。一般的なクリニックではエックス線検査装置のみが置かれていることが多いように思いますが、骨の微妙なズレなどはCTでないとわからないこともあります。大きな病院へ検査に行き、また結果を聞きに足を運ぶ患者さんの身体的な負担を軽減したかったのです。さらに、約100平方メートルを確保したリハビリルームには物理療法機器を備え、前向きに治療に取り組める環境を整えています。

診療の中で大切にしていることはありますか?

堀博貴院長 ひろき整形外科4

医療用語をそのまま使うのではなく、なるべくかみ砕いてお話しするようにしています。例えば、筋肉の状態を「スポンジ」や「豆腐」に例えるなど、イメージしやすい言葉で説明することを心がけています。患者さん自身が「なぜ痛いのか」を正しく理解し、納得していただくことが、治療への大切な一歩だと信じているからです。また、リハビリにおいては「褒めること」を重視しています。以前より少しでもできることが増えたら、一緒に喜び、その頑張りを分かち合いたいと考えています。私たちはあくまでサポート役であり、主役は患者さん。二人三脚で目標に向かって歩めるような、温かく明るい診察を常に意識しています。

信頼を寄せるスタッフとともに健康な未来を支える

スタッフの方々について教えてください。

堀博貴院長 ひろき整形外科5

当院の看護師、診療放射線技師、理学療法士たちは、以前の職場でともに働いていた仲間が中心です。私が確かな信頼を寄せているメンバーばかりなので、チームワークの良さには自信があります。また、女性の理学療法士も在籍し、産後の骨盤周りのお悩みなど、女性特有のトラブルにもきめ細やかに対応できる体制を整えています。診療放射線技師が常駐しているため、診察の流れでスムーズにCT撮影を行い、即座に結果を共有できるのも、このチームだからこそなせる業です。スタッフ全員が患者さんに対して優しく丁寧で、院内は活気にあふれています。一人ひとりが専門性を発揮しながら、患者さんを全方位から支える温かいチームでありたいと思っています。

ところで、休日はどのようにお過ごしですか?

プライベートでは3人の子どもの父親で、休日は家族と一緒に過ごす時間が中心です。子どもたちと一緒に、ゲームをしたり自転車の練習をしたりと、にぎやかに過ごしています。開院してからは忙しい日々が続いていますが、少しずつ家族との時間も大切にできるよう工夫しています。こうした「父としての視点」は、診療にも生きていると感じます。子育て中の方の大変さや、お子さんのけがに対する不安な気持ちに寄り添い、親身になってお話を伺うことができる。それも私の大切な役割の一つだと考えています。

今後の展望と地域の方へのメッセージをお願いします。

堀博貴院長 ひろき整形外科6

単に痛みを取るだけでなく「要介護にならない体づくり」をサポートすることが、私たちの使命だと考えています。転倒予防のための筋力トレーニングや、日常生活動作の質を高めるためのリハビリに、より一層注力していきたいですね。たとえ年齢を重ねても、自分の足で行きたい場所に行き、好きなことができる。そんな人生を送るお手伝いを、この宝塚で続けていきたいです。ちょっとした肩の違和感や腰の重だるさなど、どんな些細なことでも構いません。「これくらいで受診してもいいのかな」と思わずに、お気軽にご相談ください。私たちはいつでも明るく元気に、皆さんの体と心に寄り添い、ともに歩んでいくことをお約束します。