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佐藤 公紀 院長の独自取材記事

板橋駅前さとう消化器・内視鏡クリニック

(板橋区/板橋駅)

最終更新日:2026/07/30

佐藤公紀院長 板橋駅前さとう消化器・内視鏡クリニック main

2026年7月、板橋駅近くに「板橋駅前さとう消化器・内視鏡クリニック」が開業した。消化器内科、内視鏡と肝臓内科の分野で研鑽を積んだ佐藤公紀院長が、がんをはじめとする病気の早期発見・早期治療をめざして立ち上げたクリニックだ。「診断から治療まで当院でなるべく完結できるよう体制を整えました。特に内視鏡検査はつらそう、苦しそう、怖いというイメージを持つ方が多いため、患者さんに安心感を与えられるよう取り組んでいます」と佐藤院長。幅広い世代が暮らし、再開発も進み、さらなる発展を遂げつつある板橋の地での、医療における地域貢献に強い意気込みを見せる。そんな佐藤院長に、クリニックの強みや理想の姿など、詳しく話を聞いてみた。

(取材日2026年7月14日)

命の現場で重要性を実感した予防医療で地域に貢献を

まずは新規開院されたクリニックのコンセプトをお聞かせください。

佐藤公紀院長 板橋駅前さとう消化器・内視鏡クリニック1

専門である消化器・肝臓疾患を中心に、診断から治療までなるべく完結できるクリニックをめざしています。柱は大きく2つあり、1つは胃カメラと大腸カメラを両方備えた内視鏡検査です。内視鏡検査というと「つらそう、苦しそう、怖い」というイメージをお持ちの方がまだまだ多いと思いますが、鎮静剤と鎮痛剤を使い、なるべく苦痛を抑えられる形で受けていただけるよう工夫しています。併せて、検査前の丁寧な説明にもこだわっております。忙しくて検査を後回しにしているという方にも受けていただけるよう、土日の検査も実施しています。もう1つの柱が肝臓内科で、近年増加傾向のある脂肪肝などの診療に注力しています。便潜血検査の異常や肝機能障害、ピロリ菌など、健診での異常に対して、内視鏡検査をして終わりではなく、消化器領域全体で総合的にフォローできることが、当院の強みだと考えています。

そのようなクリニックの立ち上げを決めたきっかけは?

父が歯科医師としてクリニックを続けており、その影響で地域医療、いわゆる街のお医者さんという存在に憧れがありました。消化器内科は緊急性の高い病気から、抗がん剤などの長期的な慢性期治療まで守備範囲が広いです。病院勤務時には、多くの内視鏡検査・治療を手がけ、夜中に吐血や下血を起こした患者さんの緊急内視鏡治療のために飛んでいくような修羅場も何度も経験しました。一方で、手を尽くしても救えなかった重篤な患者さんもたくさん見てきました。そうやって命の前線で学術活動も含めて研鑽を積むうちに、強く実感したのが、病気の早期発見・早期治療につながる予防医療の重要性です。どんなに良い治療を行っても、失われてしまう命があり、命を救うためには、重篤な状態になる前に病気を見つけ、対処することが必要です。そこで、かねてから想いを持ってきた地域医療のフィールドで予防医療に貢献したいと考え、開業を決意しました。

数ある候補地の中から板橋を選ばれた理由を教えてください。

佐藤公紀院長 板橋駅前さとう消化器・内視鏡クリニック2

板橋は幅広い世代の方が暮らしていて、もともと人口が多い街です。特にファミリー層が多いと聞いていますが、ご高齢の方まで含めて住んでいる方の年齢が幅広い特性があります。ですので、健診を受けた後のフォローや、私が専門とする内視鏡検査の技術、肝臓内科の分野を、地域医療として生かせるのではないかと考えました。あとは周囲に駅がいくつもあり、ターミナル駅の池袋駅まで1駅3分の距離の位置にあり、交通の利便性がとても良いというのも決め手の一つでした。実際に拠点を構えてみて、本当に良かったなと感じています。駅前は今まさに再開発が進んでいて、タワーマンションの建設など、街が発展していく楽しみもありますし、一方でおいしいお店や人情味あふれるエリアも残っていて魅力的な街だと感じています。

優しい内視鏡検査と安心できる時間を提供

予防医療という視点から、胃がんや大腸がんの早期発見はどれほど重要ですか。

佐藤公紀院長 板橋駅前さとう消化器・内視鏡クリニック3

がんを本当に早い段階で見つけることができれば、おなかを切るような大きな手術をしなくても、内視鏡を使った治療で対応できるケースが多いです。特に大腸がんは、最初は小さなポリープからがんへと進んでいくケースが多いので、内視鏡を使って早めにポリープを切除してしまえば、がんそのものを予防することにつながります。実は大腸がんは、がんの種類の中でも予防が図りやすく、また生命予後もかなり良い部類のがんです。だからこそ、早期発見の意味合いがより一層強く、重要になってきます。

内視鏡検査の苦痛を和らげるために、どのような工夫をされていますか。

鎮静剤と鎮痛剤を用いた静脈麻酔を使用し、寝ているような状態で受けていただけるようにしています。胃の内視鏡検査に関しては、鼻から入れられる極めて細い経鼻内視鏡を導入。また、院内では、大腸内視鏡検査前の下剤を服用していただける専用トイレつき半個室や、検査後にゆっくりお休みいただけるプライバシーに配慮したリカバリースペースもご用意しました。特に女性の方は大腸内視鏡検査に強い抵抗感があると思うので、専用のスカートタイプの検査着をご用意したり、検査中も必ず女性スタッフが常時付き添います。少しでも安心して受けていただける心遣いをちりばめました。

他にも、充実した設備を整えていらっしゃいますね。

佐藤公紀院長 板橋駅前さとう消化器・内視鏡クリニック4

診断から治療までをなるべく当院の中で完結できるように充実した診療環境を整えました。迅速血液検査装置を導入し、採血してから30分ほどで結果を出すことができ、最短で当日中に結果を知ることができます。その他、おなかの状態を詳しく診る腹部超音波検査装置や体の脂肪量・筋肉量、むくみの程度を細かく測れる体組成計も用意。これらは脂肪肝や糖尿病・高血圧・脂質異常症といった生活習慣病の患者さんへのアドバイスに活用しています。管理栄養士とともに、生活習慣改善のためにできることを具体的にお伝えしています。さらに、検査での診断補助と病変の見落としを防止するために、内視鏡と胸部エックス線に先進のAI画像診断システムも導入しています。

スタッフが家族を連れて来たいクリニックをめざして

日々の診療で大切にされていることは何ですか。

佐藤公紀院長 板橋駅前さとう消化器・内視鏡クリニック5

どなたでも医療機関にかかるときは、何かしら不安な気持ちを抱えていらっしゃると思います。ですから、その不安を極力和らげられるような環境づくりを大切にしています。特に内視鏡検査がメインのクリニックですので、安全な検査体制は不可欠だと考えています。加えて、理念の一つとして大切にしているのが、日々の診療をその目で見ているスタッフたちが自分の家族を連れてきたくなるような、そういうクリニックであることです。毎日一緒にチームとして働くスタッフが、ここなら大切な家族を連れて来てもいいと思えるようなクリニックであれば、それはきっと患者さんにも伝わりますし、地域の患者さんへの確かな信頼にもつながっていくと考えています。

新しいスタッフとはどのようなチームづくりをされていますか。

受付、看護師、内視鏡の洗浄や準備を担う看護助手と、主に3つの職種でスタートしており、開院時点で10人のスタッフに集まってもらいました。以前から一緒に働いていて、私の理念に共感してくれているメンバーもいれば、新たに募集して加わってくれたメンバーもいます。皆には、不安を抱えて来院される患者さんに、院内で過ごす時間を少しでも安心して過ごしていただき、また何かあったらここに来たいなと思っていただけるクリニックをめざしましょうとお話ししています。また、スタッフにもそれぞれの生活時間がありますから、診療をなるべく効率的に行うことで、働きやすい職場をめざすようにもしています。将来的には女性の医師にも診療に加わってもらい、特に女性の患者さんがより安心して内視鏡検査を受けられるような環境づくりも、今まさに進めているところです。

読者へのメッセージをお願いします。

佐藤公紀院長 板橋駅前さとう消化器・内視鏡クリニック6

内視鏡治療、そして肝臓内科の診療において、多くの経験と検査を積んでまいりました。この板橋という場所で、健診時の異常やその後の包括的なご相談、フォローをしっかり担えるような、専門性の高いクリニックとして地域の皆さんにご信頼いただけるようになりたいと思っています。とにかく安心・安全を提供できるよう、スタッフ一同頑張ってまいります。内視鏡検査を受けなければと思いながら、なんとなく先延ばしにされている方も、まだまだ多くいらっしゃると思います。当院では土日の検査も可能ですので、そうした方が一歩を踏み出すきっかけになれればうれしく思います。気になる症状やお困りのこと、ご不安なことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。