鈴木 崇文 院長の独自取材記事
やさしいクリニック 広尾 白金
(渋谷区/広尾駅)
最終更新日:2026/10/15
恵比寿駅から徒歩10分、天現寺橋近くにある「やさしいクリニック 広尾 白金」。内科、皮膚科、アレルギー科、呼吸器内科、睡眠障害内科、ペインクリニック内科など複数の診療科を掲げ、発熱や咳、腹痛などの急な症状から、高血圧・糖尿病などの生活習慣病、喘息や長引く咳、花粉症、アトピー性皮膚炎、にきび、睡眠時無呼吸症候群、慢性的な痛みまで幅広く診療する。鈴木崇文院長は日本麻酔科学会麻酔科専門医として、日本赤十字社医療センターの麻酔科・集中治療科などで培った全身管理の経験を生かし、「何科に行けば良いかわからない」という段階から相談できるプライマリケアを実践している。呼吸器内科、循環器内科、皮膚科、アレルギー科、外科など異なる専門性を持つ医師も診療にあたり、必要に応じて連携しながら患者を支えている。
(取材日2026年9月24日)
内科・皮膚科・アレルギー科などで症状を総合的に診る
「やさしいクリニック 広尾 白金」では、どのような症状や病気を相談できますか?

内科では発熱、咳、喉の痛みなどの急な体調不良から、高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病、健康診断の結果相談まで幅広く対応しています。呼吸器内科では喘息や咳など、アレルギー科では花粉症、アレルギー性鼻炎、蕁麻疹など、皮膚科では湿疹、アトピー性皮膚炎、にきびなどにも対応しています。睡眠時無呼吸などの睡眠障害内科、さらには肩こりや腰痛などの痛みを診るペインクリニック内科も標榜しています。一つの症状だけを見るのではなく、複数の症状や既往歴、生活背景なども含めて全身を評価することを大切にしています。患者さまも「何科に行けば良いか分からない」ことは多いですよね。当院は複数専門医師が在籍し、必要に応じて相談できる体制を整えていますので、「なんだか調子が悪い」という段階から気軽にご相談してください。
内科・皮膚科・アレルギー科・呼吸器内科など、複数の診療科を掲げる強みを教えてください。
症状は必ずしも一つの診療科だけで説明できるとは限りません。例えば長引く咳であれば、感染症だけでなく喘息やアレルギーなども考えますし、皮膚のかゆみや湿疹にもアレルギーが関係している場合があります。だからこそ、最初から患者さん自身が「何科を受診すべきか」を判断しなくても、まず相談できることが大切だと考えています。当院では呼吸器内科、皮膚科、アレルギー科など、それぞれ異なる専門性を持つ医師が診療しており、必要に応じて院内で相談しながら診療方針を検討できることも強みです。血液検査、レントゲン、心電図、超音波検査などを組み合わせ、症状の原因を幅広く考えながら診断につなげています。一方で、より高度な検査や専門的な治療が必要と判断した場合には、東京都立広尾病院や日本赤十字社医療センターなど、適切な医療機関へ速やかにつなぐことも、地域のクリニックとして大切な役割だと考えています。
鈴木先生の麻酔科・集中治療での経験は、現在の診療にどう生かされていますか?

私は日本赤十字社医療センターなどで、手術を受ける患者さんや重症患者さんの全身管理に携わってきました。麻酔科というと「手術中に麻酔をかける」というイメージが強いかもしれませんが、実際には呼吸、循環、意識、痛みなど全身の状態を総合的に評価し、変化する状態を短時間で判断することが求められます。私は麻酔科を「超急性期の総合診療」のように捉えており、そこで培った全身を見る視点は、現在のプライマリケアにも生きています。「何科に行けばいいかわからない」という患者さんを最初に受け止め、全身を診て次に必要な医療を判断することも、麻酔科の経験を生かせる部分だと考えています。
麻酔科専門医が肩こり・腰痛から神経痛まで診る
ペインクリニック内科では、どのような痛みに対応し、治療で何を大切にしていますか?

帯状疱疹後神経痛や術後に続く痛み、肩こり・首こり・腰痛などに対応しています。大切にしているのは「注射をして終わり」ではなく、痛みの原因を見極めることです。痛みは体の異常を知らせるサインでもあり、痛みだけを抑えることで背景にある病気の発見が遅れてはいけません。麻酔科で培った全身を評価する視点を生かし、痛む場所や痛み方、発症時期、しびれや筋力低下などの神経症状、治療歴を確認し、診察や検査を行った上で、内服治療や注射など適した治療法を検討します。「痛みをゼロにする」ことだけをめざすのではなく、「仕事を続けたい」「夜しっかり眠りたい」「痛みを気にせず歩きたい」といった患者さんの目標や生活の質を取り戻すところまでを含めて、治療することを大切にしています。
診察の際、患者さんの不安や悩みを理解するために大切にしていることはありますか?
病名や検査結果を説明するだけでなく、患者さんが「何に困っているのか」「何を不安に感じているのか」を理解することを大切にしています。同じ病気でも、例えば咳で「夜眠れない」方もいれば、「仕事中に咳が出る」ことに困る方もいます。その方の生活まで知ることが、治療につながります。当院では「不安を、わかる言葉でほどけるように」という考えのもと、病気や治療をわかりやすく説明し、治療方針を一緒に考えます。ネットで症状を検索し、かえって不安になる方もいます。「何を心配すべきで、何は過度に心配しなくて良いのか」を医学的に整理し、ご自身の状態を理解して納得できる選択につなげることも、医療者の役割だと考えています。
「やさしいクリニック 広尾 白金」の診療時間やアクセス、英語診療について教えてください。

恵比寿駅から徒歩10分で、白金高輪・白金台・麻布十番方面からもアクセスしやすく、近隣に駐車場があるため、明治通りや外苑西通りを利用して車で来院される方もいます。渋谷・恵比寿・目黒方面から仕事帰りに受診される方もおり、発熱や体調不良で当日に受診先を探す方にも利用いただけるよう、平日夜間、土曜・日曜・祝日・年末年始などの休日も診療しています。また、周辺には大使館が多く、外国人在住者や旅行者も受診されるため、英語診療のほか、英文診断書や英文領収書にも対応しています。
いびき・日中の眠気から気づく睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群では、どのような症状をきっかけに受診する方が多いのでしょうか?

当院では睡眠障害内科として、いびきや睡眠時無呼吸症候群(SAS)の相談に対応しています。パートナーから「いびきが大きい」「寝ている間に呼吸が止まっている」と指摘されて受診する方のほか、日中の眠気、朝の疲労感、仕事中の集中力低下などがきっかけになることもあります。男性だけでなく女性の患者さんも多いため、「いびきくらいで受診していいのかな」と思わずご相談ください。当院では、専用の検査機器で睡眠中の呼吸状態などを調べ、結果から重症度を評価した上で、必要に応じてCPAP療法などの治療につなげています。
睡眠時無呼吸症候群と診断された場合、どのような治療や継続管理を行うのでしょうか?
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療の一つがCPAP療法です。睡眠中に専用のマスクから空気を送り、気道がふさがるのを防いで無呼吸や低呼吸を改善します。導入後も使用状況や日中の眠気、朝の疲労感などを継続的に確認することが大切です。また、SASは肥満や高血圧、糖尿病などの生活習慣病とも関係します。当院ではCPAPだけを切り離して管理せず、内科として血圧や体重、生活習慣まで含めて全身を診ます。「日中の眠気を減らしたい」「仕事に集中したい」「朝すっきり起きたい」といった生活の変化まで見据え、継続的に支えることを大切にしています。
最後に、港区・渋谷区で近くのクリニックを探している方へメッセージをお願いします。

体調が悪い時に「何科に行けばいいのだろう」と患者さん自身が判断するのは難しいものです。発熱や風邪、インフルエンザ・コロナウィルスの検査、喘息、花粉症などのアレルギー症状、アトピー性皮膚炎やにきび、高血圧・糖尿病などの生活習慣病、睡眠時無呼吸症候群、慢性的な痛みまで、まずはご相談ください。私たちで診るべき病気はしっかり診て、専門的な検査や治療が必要なら適切な病院へつなぐ。地域医療の「最初の入口」でありたいと考えています。広尾を中心に、恵比寿、目黒、白金高輪、麻布十番など港区・渋谷区周辺で暮らす方、働く方に「何科かわからない時は、まずここに相談しよう」と思い出してもらえる、身近なかかりつけクリニックでありたいですね。
自由診療費用の目安
自由診療とはインフルエンザ・破傷風ワクチン/各3000円、新型コロナ・MR(麻疹・風疹)ワクチン/各1万3000円、A型肝炎・水痘(水疱瘡)・日本脳炎・ポリオワクチン/各8000円、B型肝炎・おたふくワクチン/各6000円、3種混合/8000円、4種混合/1万3000円、5種混合/1万8000円、帯状疱疹ワクチン/2万7000円、RSウイルスワクチン/3万6000円、狂犬病ワクチン/1万8000円、髄膜炎菌ワクチン/2万5000円、肺炎球菌ワクチン/1万3000円、HPVワクチン/3万3000円、健康診断/5000円~
※詳細はホームページをご確認ください

