下痢や便秘などおなかの不調
自己判断せず専門医師に早めの相談を
イチ*ビル消化器内科クリニックみうら
(一宮市/名鉄一宮駅)
最終更新日:2026/04/13
- 保険診療
一般内科から消化器内科、健康診査、自費診療まで幅広く対応する「イチ*ビル消化器内科クリニックみうら」。消化器内科が専門で、日本消化器病学会消化器病専門医かつ日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医である三浦昂院長は、いわば「おなかの専門家」。駅ビルというアクセスの良さもあり、同院には、10代から20代の若者、働き盛りの中高年世代を中心に、腹痛や下痢、便秘、胃もたれなどさまざまな不調を訴える患者が訪れる。丁寧な問診や触診により病気の疑いがある場合は検査に進むが、ときには、IBS(過敏性腸症候群)や指定難病である潰瘍性大腸炎などの病気が隠れていることもある。誰にとっても起こりうる身近な「おなかの不調」。放置するリスクや受診のタイミングなどについて聞いた。
(取材日2026年3月31日)
目次
腹痛や下痢、便秘などは重大な病気が隠れている可能性も。市販の薬の長期間服用は避け、早めの受診を
- Q腹痛や下痢、便秘などおなかの不調を放っておくリスクとは?
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A
▲早期発見が大切
おなかの不調は体からの何らかのサインといえます。すぐ治まれば良いのですが、実は怖い病気が隠れている場合もあります。例えば、虫垂炎や大腸憩室炎、膵炎、胆のう炎、あるいは胃がんや大腸がんなど。放置することは、病気を悪化させることにつながります。ひどくなってからでは治療に時間も費用もかかる上、治癒が難しくなってしまうこともありえます。下痢や便秘は「これぐらいで病院なんて」と思いがちですが、病気による腸の詰まりなどの可能性は否定できません。若い方では、IBS(過敏性腸症候群)や潰瘍性大腸炎が見つかることも。胃もたれは、胃がんの場合もありますが、甘い物や油物の食べ過ぎによる逆流性食道炎の場合も多いです。
- Q食事や生活習慣もおなかの不調に関係しているのでしょうか?
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A
▲日々の食生活での予防が重要
はい、特に腸が過敏なIBSの方には、まず生活習慣を変えてくださいとお話しします。大事なのは、睡眠をしっかり取ること、運動すること、そして食生活を改善することです。腸が過敏なら、おなかの張りにくい食品を取るべきですが、パンやうどん、ヨーグルト、キムチなどを消化が良くおなかに良いと思いこんで食べている方が少なくありません。しかしそれらはすべてガスを発生しやすく、おなかが張ることにつながるFODMAP(フォドマップ)の食べ物です。お勧めは低FODMAPの食べ物。診察室のパソコンで検索して見せて説明するようにしています。毎日の食事を変えることが大切なのです。
- Qクリニックを受診するタイミングについて教えてください。
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A
▲放置するとほかの部位への影響も
市販の薬を1週間ほど服用しても良くならないときは受診しましょう。刺激性の強い便秘の薬、例えばセンナ・ダイオウ・アロエなどが含まれているものは長期間服用すると、腸の粘膜が黒くなる大腸偽メラノーシスを生じることがあります。だんだんと作用を感じにくくなり、自己判断で量を増やしていくと腸が働かなくなってしまうというリスクも。そうした患者さんが来られることもあります。高齢の方の便秘であれば、「座る」「立つ」を一定回数繰り返すなどの少しの運動でも解消の支えになるというデータもあります。便秘は心臓疾患、腎臓など他の部位にも影響が及ぶとも言われており、できるだけ早めの受診が大切です。
- Q消化器内科専門のクリニックを受診したほうが良いのでしょうか?
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A
▲丁寧な問診で患者に寄り添った診療
信頼できるかかりつけ医がおられる方は、まずは相談されると良いでしょう。消化器内科専門の医師であれば、内視鏡検査の経験が豊富ですし、下痢や便秘についても多くの原因があるのでそれをしっかり追究し、食生活についても適切なアドバイスができるかもしれません。私はIBSの研究で博士号を取得しました。IBSもそうでない不調も、メンタルから来ることが少なくなく、原因を突き止めることが難しいことがあります。症状だけでなく、患者さんの生活面まできちんとお話を聞いて、生活改善にどうアプローチできるかを考えながら診療しています。
- Qおなかの不調のときの診療の流れを教えてください。
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A
▲内視鏡検査を行うことも
まずは症状についての問診、そして触診を行います。それで大体、診断がつく場合もあります。胃や大腸に問題があるかもしれないという場合は内視鏡検査を提案します。当院では、外来予約の時点で内視鏡検査の予約もできますので、初診の後、そのまま内視鏡検査に進むこともできます。CT検査などの精密検査やより専門的な治療が必要な場合は、一宮市立市民病院、総合大雄会病院、一宮西病院、山下病院などにご紹介しています。

