月岡 庸之 理事長、竹倉 健太 院長の独自取材記事
土支田の杜歯科・矯正歯科
(練馬区/光が丘駅)
最終更新日:2026/10/15
大きな窓から光が降り注ぐ明るい歯科医院。練馬区土支田2丁目にある「土支田の杜歯科・矯正歯科」は、地域住民に長年親しまれている「つきおか歯科医院」の分院として、2026年2月より診療を行っている。本院と同様に、月岡庸之理事長が掲げる「根本的に治す歯科治療」を実践。竹倉健太院長を中心に、専門的な矯正治療を通じて小児の口腔機能育成やオーラルフレイル予防にも力を注いでいる。土支田で生まれ育ち、地域医療への貢献にますます意欲を燃やす竹倉院長と、勉強熱心な竹倉院長に期待を寄せる月岡理事長に話を聞いた。
(取材日2026年9月29日)
本院との連携で「根本的に治す歯科治療」をめざす
分院の開院に至った経緯と、ご経歴をお聞かせください。

【竹倉院長】当院は、「つきおか歯科医院」の分院として、本院から歩いて10分もかからない立地に開院しました。私は研修医時代から5年以上、本院での診療に携わり、2026年2月の開院と同時に院長を務めることとなりました。練馬区土支田は私の生まれ育った場所。「歯科医療を通じて地元に恩返しがしたい」という思いで診療してきましたが、これからは当院の強みも生かして、また違った角度からも地域の皆さんの健康をサポートしていきたいと考えています。
【月岡理事長】分院を開いたのは、もともと重視していた「予防」に特化した診療体制をさらに充実させたかったからです。特に成長発育や筋機能訓練の分野に力を入れ、より専門的に取り組める拠点として開院しました。
めざす方向性やコンセプトは、本院とは異なるのでしょうか?
【月岡理事長】めざす方向性は本院と共通していますが、それぞれに異なる役割があります。原因を根本的に断つための「根本的に治す歯科治療」という理念や、噛む・飲み込む・話すといった口腔機能を支えること、一人ひとりを包括的に診てお口全体の健康向上をめざす方針は本院も当院も同じです。ただし、得意とする治療やアプローチにはそれぞれ特徴があります。当院を受診された方に外科処置を伴う治療が必要となった場合は、それらを得意とする本院と連携しています。一方こちらでは、小児の口腔機能育成、多様な矯正治療法への対応に加え、口周りの筋肉を鍛えることやオーラルフレイルの予防にも専門的に取り組んでいます。矯正治療も口腔外科も、私たちが理想とするお口をつくるための一つの手段にすぎません。2院体制になったことで、これまでよりも幅広い選択肢を患者さんに提供できるようになりました。
歯の悩みはどちらに相談すればよいのですか?

【月岡理事長】当院と本院、どちらでも構いません。当法人では、全体で歯科医師の専門分野や職種ごとのミーティングや勉強会を頻繁に実施して技術と知見の継続的な向上を図る他、経験に応じて3段階に分けた院内統一マニュアルを部門ごとに作成し、経験の深浅に関わらず一定のレベルで仕事ができるような体制を整えています。歯科衛生士や受付スタッフに関しても同様です。皆が法人の一員として判断や対応ができるだけの十分な知識と対応力を備えています。
【竹倉院長】検査や治療のための機器も本院と同等のものをそろえています。診断の結果、当院・本院のうち適している方で治療を行うことになった際も、カルテが共有されているのでスムーズです。
子どもの口腔機能を鍛えることから予防が始まる
こちらでは矯正治療に力を入れているのですね。

【竹倉院長】はい。矯正治療を専門とする歯科医師が複数人在籍し、複雑な症例も含めて、一人ひとりに適した治療法を提案できるのが強みです。当院では歯並びだけでなく、筋肉の状態や噛み合わせまで含めてお口全体を診ることを重視しています。矯正治療によって口腔機能を整え、健康なお口づくりにつなげることが、将来的な口腔トラブルの予防にもなると考えています。
【月岡理事長】矯正治療は長くかかるものですが、虫歯や歯周病の問題が起きても当院で対処できますし、本院と連携することで、インプラントを組み合わせた治療なども可能となっています。
矯正治療がなぜ口腔トラブルの予防になるのでしょうか?
【竹倉院長】予防は大きく3つ、発症する前の一次予防、早期に食い止める二次予防、進行して失われた機能を回復して再発を防ぐ三次予防に分けられます。かなり進行した状態に対しては三次予防の処置や外科手術が必要になりますが、できればそこまで進行する前に、一次予防の初めの段階でとどまっているのが理想です。歯を失う原因で多いのは虫歯と歯周病で、磨き残しなどによる細菌が原因となり得ます。磨き残しが生じる要因の一つが歯並びです。歯並びが乱れていると、歯磨きが行き届かない場所が生じてしまうんですね。そして歯並びが形成されるにあたって大きな要素となるのが、舌や筋肉の発達なのです。こうして逆算してみると、矯正治療がなぜ口腔トラブルの予防になるのか、理解していただけるのではないでしょうか。
矯正治療を始めるのに適したタイミングを教えてください。

【竹倉院長】歯並びが決まってしまう前の5歳から9歳くらいが適齢といわれていますが、それより早く始める方もいますし、妊娠中からお伝えできるアドバイスもあります。では大人になってからでは遅いかというと、そんなことはありません。もちろん子どものうちから筋肉を意識して歯並びをつくっていくほうが良いのは確かですが、当院では大人の方に対しても多様な矯正治療の方法の提案を行っています。特にご高齢になると筋機能は衰える一方ですし、歯茎の状態などから歯並びが崩れることもあり、咀嚼や嚥下に問題が生じれば体全体の健康にも悪影響なのは明らか。大人の場合、すでに歯も筋肉もできあがっていますが、改善をめざすことは可能です。当院では矯正治療を熟知した歯科医師たちが、専用のシステムを用いて精密なシミュレーションを行った上で、その方にとって適切な方法を提案できるよう努めています。
歯の健康管理と情報発信を担う歯科医院をめざして
患者さんと接する際に大切にしていることをお聞かせください。

【月岡理事長】理想のゴールを実現するためには、必要な検査と治療を患者さんに理解してもらうことも重要です。私たちは、すべての入り口となる「説明」を重視し、その方にとって適切であると思われる治療と、必要な検査について時間をかけてお話しします。不安や疑問を抱えたまま治療に進むことのないよう、信頼関係を大切に治療を進めていきたいですからね。
【竹倉院長】私も「患者さんにご理解いただくこと」はとても大切だと思います。お口の中はご自身では見えにくく、また何が起きているのか理解しにくい部分です。言葉だけでなく映像や模型を使ったりとわかりやすい説明に努めるのは、歯の専門家である歯科医師の役目だと考えています。そのやり取りの中で患者さんとの会話が生まれ、ご希望や本音を知ることができれば、より一人ひとりに合った提案ができるでしょう。たとえ同じ症状であっても、歯科治療へのお考えや望む方法は人それぞれですから。
今後、広げていきたいことや展望はありますか?
【竹倉院長】精度の高い診療や丁寧な対応を心がけることはもちろんですが、それ以外に「地域の皆さんに正しい情報をお伝えしていきたい」という思いがあります。待合室をゆとりある造りにし、ここまで大きなモニターを備えたのは、実はそのためなんです。例えば口腔育成や筋機能の強化は、その必要性が広く知られているとはまだまだ言い難い状況です。そうした情報をこの場所から発信したり、口腔機能トレーニングを実際にお見せしたりと、環境をフルに生かして歯に関する情報発信の役目も担っていきたいと思います。
【月岡理事長】竹倉先生と意見を出し合い、広く明るい“歯科の森”をつくりました。竹倉先生はとても勉強熱心。当法人の歯科診療をさらに進化させ、地域の皆さんの健康を口腔から支えられる歯科医院、頼られる歯科医師へと成長してくれることを期待しています。
最後に、読者へメッセージをお願いします。

【竹倉院長】虫歯や歯周病に気をつけるのと同じように、歯並びやお口の機能にも意識を向けてもらえるとうれしいです。「なぜなのか」の疑問にもわかりやすくお答えしますし、私たちからも積極的に情報を発信していく予定です。ご自身やご家族のお口の健康について気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。
自由診療費用の目安
自由診療とは矯正治療/75万円~

