歯と口元の悩み解消をめざし
幅広い審美歯科に対応する
やまじ歯科医院
(香芝市/近鉄下田駅)
最終更新日:2024/12/05


- 自由診療
歯や口元の悩みは人それぞれ違う。本人がさほど気にしていないなら問題はないが、見た目が気になって積極的に振る舞えない、機能的な問題の原因にもなっているといった場合は、審美歯科を検討してみる価値はあると「やまじ歯科医院」の小川貴之先生は言う。同院では、セラミック治療、ホワイトニング、矯正など、見た目だけでなく、口腔機能や、虫歯や歯周病の予防にも大きく関わる幅広い診療に対応。場合によっては、審美歯科以外の治療・ケアとも組み合わせて、悩みや機能の改善、好ましい状態の維持につながるよう診療の提案も行っている。小川先生に審美歯科のメリットや、同院が実践している治療の特徴などについて、詳しく解説してもらった。
(取材日2024年11月18日)
目次
さまざまな治療を生かして歯と口元に自信を取り戻す
- Q審美歯科についての先生のお考えを聞かせてください。
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A
▲相談しやすいアットホームな雰囲気づくりを心がけている小川先生
審美歯科は、患者さんがご自身の歯やお口、口元に対して自信を持てるようにするためのものだと考えています。例えば、虫歯治療で詰め物やかぶせ物をつけると、素材によって時間とともに変色してくることがあります。こうなると口元がコンプレックスになり、自分に自信が持てない、人前で口を開けて笑えないといった状態になりかねないため、変色の心配が少なく、機能的にも優れたセラミック治療などを提案します。同様に、ホワイトニングや矯正治療といった診療分野も、見た目や機能上の問題の改善を目的とします。これから先の自分に対する投資と考えることもでき、早く治療を行えばコンプレックスに悩む期間も短くて済むのではないでしょうか。
- Qこちらではどういった審美歯科に対応していますか?
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A
▲電動麻酔器などを用いて、なるべく痛みの少ない治療を行う
今ご紹介した治療・施術全般に対応しています。セラミック治療は、歯の詰め物やかぶせ物を、セラミック素材で作る治療です。自然の歯に近い透明感のある美しさがセラミックの特徴で、表面が滑らかで汚れがつきにくく、虫歯などのリスク低減にもつながります。当院では、歯を削った後、詰め物、かぶせ物が出来上がるまでの期間は必ず仮歯を装着します。歯がないと見た目が良くないだけでなく、歯茎が盛り上がってきてせっかく作った詰め物、かぶせ物が合いにくいことがあるからです。また、装着したセラミックの歯が、すり減ったり、割れたりしないように、歯ぎしりや食いしばりがある方については、マウスピースの装着をお勧めしています。
- Qセラミックの種類や治療の進め方などを詳しく教えてください。
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A
▲疑問が残らないよう、視覚的な情報を交えながら丁寧に説明する
セラミックにはさまざまな種類があり、当院では価格別に2タイプのセラミックを用意しています。両者とも機能面では差がなく、異なるのは見た目に対する処置です。一つは、シェードガイドと呼ばれる歯の色見本を見ながら、患者さんと相談して周囲の歯の色みに調和する素材を決定します。奥歯ならこのタイプで十分です。もう一方のものは、患者さんの歯の画像などを参考にしながら、歯科技工士が場合によっては、自然な着色汚れをつけるなどして、周囲の歯との調和に徹底的にこだわって仕上げます。当院では、多くの方にメリットの多いセラミック治療を提供できるよう、負担の少ない価格設定に努めています。
- Qホワイトニングについても教えてください。
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A
▲刺激が少なく高いホワイトニング効果が期待できる機器を使用
歯科医院で行うオフィスホワイトニングと、専用のマウスピースを使ってご自宅で行っていただくホームホワイトニングに加え、当院では両方を併用するデュアルホワイトニングにも対応しています。このうち、比較的短い時間でアプローチするオフィスホワイトニングのみだと、色が後戻りしやすいという傾向があるため、デュアルホワイトニングをお勧めしています。オフィスホワイトニングで歯を白くするための基盤をつくり、その後はホームホワイトニングで時間をかけて徐々に目的の色味をめざしていけるのがデュアルホワイトニングのメリット。当院では、院内にマウスピースを作製する設備を整え、刺激が少ないホワイトニング剤を導入しています。
- Q小児矯正にも対応しているそうですね。
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A
▲患者の自信につながる審美歯科。幅広い治療に対応している
6歳頃からのお子さんを対象に、マウスピース型の装置を就寝中とお昼間の1時間装着する矯正を取り入れています。装置を装着し、お口周りの筋肉を鍛え、歯がきれいに並ぶための土台づくりをすることがこの矯正の目的です。ただし、不正咬合の中でも、対応できるのは受け口と呼ばれる反対咬合、上の前歯が下の前歯に覆いかぶさっている過蓋(かがい)咬合のみなので、ガタガタの歯並びに対しては顎の骨を広げるために床矯正を検討します。早い段階から、1期矯正と呼ばれるこうした矯正を行うことで、その後の矯正の負担軽減、もしくは歯並びそのものを整えるための2期矯正が不要になることも期待できます。
自由診療費用の目安
自由診療とはセラミック治療:1本5万円~、レイヤリングセラミック:1本7万円~、ホワイトニング:オフィス・ホームホワイトニング各1万5000円、デュアルホワイトニング2万8000円、小児矯正:1期矯正(床矯正など)30万円、マウスピース型装置を用いた矯正(2期矯正)30万円
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。