女性医師も在籍する
肛門外科チーム
広島DS 内視鏡・日帰り手術クリニック
(広島市中区/本通駅)
最終更新日:2026/07/30
- 保険診療
患部を診せる恥ずかしさから、多くの女性が肛門科の受診をためらい、人知れず苦しんでいる。そうした心理的ハードルに寄り添い、安心して治療を受けられるよう環境を整えているのが「広島DS 内視鏡・日帰り手術クリニック」だ。同院では、日本外科学会外科専門医である亀田靖子先生をはじめとするスペシャリストが、プライバシーに配慮した診療を実践。専門的な医療技術に基づいた「痛みを抑えた日帰り手術」を強みとしている。「患者さんの笑顔を見るのが医師として一番うれしい瞬間です」と語る亀田先生に、女性特有の痔のリスク、専門の医師による日帰り手術のメリット、そして一人で抱え込みがちな患者を救うためのきめ細かな取り組みについて話を聞いた。
(取材日2026年7月14日)
目次
恥ずかしさや不安を和らげる体制をつくり、日帰り手術や女性医師の診療にも対応。肛門の悩みを解決へ導く
- Q肛門疾患にはどのようなものがありますか?
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A
▲肛門疾患にはさまざまな種類があると説明する亀田先生
代表的なものは、イボ痔、切れ痔、痔ろうで、肛門三大疾患と呼ばれています。中でも多いのは、イボ痔と切れ痔です。イボ痔とは、肛門の血流が滞り、粘膜や血管がこぶのように腫れる病気です。できる部位によって内痔核と外痔核に分けられ、症状や治療法が異なります。切れ痔とは、肛門付近の皮膚が裂ける痔のことです。主な症状は排便時の痛みと出血ですが、出血量はトイレットペーパーに少し付着する程度です。痔ろうとは、肛門腺が細菌感染を起こして、膿がたまることで発症する病気です。炎症が広がると、肛門周囲の皮膚や肛門粘膜に何本もろう管ができます。肛門疾患には、その他にも肛門周囲膿瘍や肛門裂傷、肛門ポリープなどがあります。
- Q肛門疾患にかかりやすいのはどういう人ですか?
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A
▲自己判断せず早めの受診が大切
切れ痔や肛門裂傷は便が固い人がなりやすく、便秘がちな女性は気をつける必要があります。また、女性は妊娠・出産時に特にかかりやすくなります。妊娠中は血液の流れが滞る状態であるうっ滞と呼ばれる状況になったり、腹部が圧迫されて便秘がちになったり、痔になりやすい状態にあります。さらに出産時のいきみで肛門が裂けることがあります。反対に、痔ろうは下痢気味の方や男性に多く見られます。肛門から血が出るなど自覚症状があれば早めの受診をお勧めします。痔だと思っていたら、実は大腸からの出血で、大腸がんやポリープである可能性もあるため、自己判断せず早めに検査を受けることが大切です。
- Q女性医師による診察を希望する患者さんは多いのでしょうか?
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A
▲女性が安心して受診できる環境づくりを整えている
とても多いですね。女性は、患部を男性に診せるのが恥ずかしいのはもちろん、便秘や便漏れなどの排便状況や悩みを打ち明けるのにも抵抗があります。女性医師が出勤する日はホームページでお伝えしているので、予約時に「女性医師希望」と伝えてください。なお、水曜の午後は、中待合に女性だけが待機できるエリアをつくるなど、女性が受診しやすい工夫をしています。肛門からの出血はすぐに止まれば良いのですが、繰り返し出血があるのに放っておいてしまう人もいます。しかし、それはとても怖いことです。勝手に判断せず、専門の医師の診断を受けましょう。
- Q貴院で行っている治療方法を教えてください。
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A
▲入院が難しい人のために日帰り手術にも対応している
イボ痔、切れ痔、痔ろうの3つとも、日帰り手術に対応しています。手術のために入院が必要になると、仕事や家庭、学校などへの影響が大きくなりますが、日帰り手術は早期に社会復帰できるなどの利点があります。特に「手術はしたいけれど入院はできない」という方にお勧めです。手術の予約は電話をしなくても、ウェブからできるようになっています。手術が不要の場合は塗り薬を処方したり、注射による治療を行ったりします。排便を調整したり、生活習慣を変えたりするだけで快方に向かうことが望めるケースもあるので、まずは一度ご相談していただければと思います。
- Q日帰り手術だと何かあったら不安という人はいませんか?
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A
▲術後も安心して過ごせるサポート体制を整えている
当院では、麻酔の工夫と痛くない術式への追求の結果、普通なら入院する手術を日帰りで行うことを可能にしました。医師が複数在籍しており、それぞれの知見を持ち寄ったカンファレンスも適宜行っているため、安心して受けていただけるのではないでしょうか。もちろん、術後の社会復帰は早いのですが、中には家に帰るのが不安な患者さんもいらっしゃいます。その点はあらかじめ、きちんと説明して納得していただけるよう努めています。24時間対応可能な電話番号もお伝えして、不安に寄り添う体制を整えています。術後は専用のリカバリールームがあり、そこには専属のスタッフが常に待機しています。不安な点などはお気軽にご相談ください。

