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医師と理学療法士がチームで支える
予防を含むリハビリテーション

あかお整形外科リハビリテーションクリニック

(みよし市/黒笹駅)

最終更新日:2024/11/15

あかお整形外科リハビリテーションクリニック 医師と理学療法士がチームで支える 予防を含むリハビリテーション あかお整形外科リハビリテーションクリニック 医師と理学療法士がチームで支える 予防を含むリハビリテーション
  • 保険診療

関節、筋肉の慢性的な痛みの緩和や、外傷、あるいは手術後の回復のために欠かせないリハビリテーション。単に元の状態をめざすだけでなく再発防止や予防のためにも重要といえる。「あかお整形外科リハビリテーションクリニック」の赤尾真知子院長は、愛知医科大学病院にて長く勤務し手術経験も豊富な日本整形外科学会整形外科専門医。多くの患者と接する中でリハビリの重要性を実感したことから、クリニックの設計にあたってはリハビリルームを広く明るく、設備も十分に充実させることを考えたという。「当院の目標は、地域の方々に健康で長生きしていただくこと」とにっこり笑顔を見せる赤尾院長。気さくで穏やかな人柄の理学療法士がそろっていることも魅力の一つだ。チームとして患者を支える同院のリハビリについて教えてもらった。

(取材日2024年10月10日)

痛みを取ることが目標ではなく、体力、筋力のコンディションを整え、患者に合わせたゴールをめざす

Qリハビリはどのような方が対象ですか?
A
あかお整形外科リハビリテーションクリニック 誰もが通いやすいクリニックをめざしていきたいと院長

▲誰もが通いやすいクリニックをめざしていきたいと院長

お子さんから若い世代、中高年の方、高齢者まで幅広く対象としています。病院での手術を終えられた方々、関節や筋肉の不調、痛みを抱えた方々などの機能回復や症状緩和、社会復帰といった幅広いニーズに対応しています。スポーツをされている方も多いですね。けがだけでなく、例えば野球なら肘や肩の調子が悪くなるなど同じ動作を繰り返すことによるトラブルも少なくなく、もともとの原因として関節が硬い、柔軟性が低いなどの要素が考えられます。そのためリハビリでは基本的な体づくりやコンディションの調整も目的としています。患部の痛みが取れるよう導けたらおしまいではなく、再発予防、健康維持もリハビリの大事な目標です。

Qこちらのリハビリの特徴はどんなことでしょうか?
A
あかお整形外科リハビリテーションクリニック スポーツジムのような機器がそろっている

▲スポーツジムのような機器がそろっている

まずは広く明るいリハビリ室があること、そして温熱や冷却、電気刺激のための医療機器に加え、筋力強化などトレーニングのための機器をクリニックとしては比較的多く導入していることが特徴です。モニターがついていてクイズなど脳トレをしながらトレーニングできる機器もあります。開業にあたっては、スポーツ選手が使うものと同種のランニングの機器をはじめ、設備は先進のものをそろえるようにしました。併せて理学療法士による運動器リハビリにも注力しています。痛みの緩和や機能回復という観点をカバーすることはもちろん、歩き方や姿勢も含め、体全体の健康を視野に入れた総合的なサポートに努めています。

Q医師とリハビリスタッフの方々との連携について教えてください。
A
あかお整形外科リハビリテーションクリニック どんな時でも笑顔で対応できるよう、クリニック全体で心がける

▲どんな時でも笑顔で対応できるよう、クリニック全体で心がける

理学療法士は女性を含め5人在籍し、月に1度カンファレンスを行っています。医師からのトップダウンではなく、理学療法士からも意見を出してもらい協力してリハビリを進めていくことが大切と考えていますので、日頃からコミュニケーションを取り意見交換してリハビリ計画をブラッシュアップしています。実際に患者さんの体に触れる時間が長いのは理学療法士であり、患者さんからの「実はここも痛い」「こういうことに困っている」という本音もすくい上げてくれています。勤務医時代も含め、これまでの経験から、理学療法士などリハビリスタッフの力が患者さんのより良い予後につながることをひしひしと感じています。

Qスポーツをしている方のリハビリにも注力されていますね。
A
あかお整形外科リハビリテーションクリニック 若いアスリートやスポーツをしている中高生を多く診てきた院長

▲若いアスリートやスポーツをしている中高生を多く診てきた院長

私はもともと膝関節疾患が専門で、スポーツ中に転倒したりひねったり、ジャンプの着地の際に倒れたりなど異常な力がかかって損傷した前十字靱帯や、膝の曲げ伸ばしに違和感や痛みが出る半月板損傷などの治療に多く携わってきました。スポーツでは他に、脛骨周りの骨膜に炎症や痛みを起こすシンスプリント、成長期の子どもの膝に発症しやすいオスグッド病、いわゆるテニス肘、野球肘、野球肩などの疾患もあります。お子さんの場合はオーバーユースが原因であることも多いため、痛みの改善が見込めたら即復帰はできません。体の成長を守りつつより良いパフォーマンスができるよう、リハビリではストレッチや柔軟性を高めるための運動も指導します。

Q体操教室や健康のための勉強会も人気だと伺いました。
A
あかお整形外科リハビリテーションクリニック 高齢になっても元気でいられるようにクリニックで教室を開く

▲高齢になっても元気でいられるようにクリニックで教室を開く

かかりつけ医として、地域の皆さんに健康で長生きしてほしいというのが開業当初からの願いです。体操教室や勉強会は、皆さんが健康を意識するきっかけにしてくださるといいなと思って始めました。開業して2ヵ月、体操教室は専門知識を持つスタッフが、勉強会はまずは骨粗しょう症をテーマとして看護師が講師となりいずれも無料で開催してきました。普段の限られた診療時間では日常生活のアドバイスまで十分お伝えすることが難しいのですが、勉強会では私も同席し、気軽に何でも質問してもらっています。家事の合間やテレビを観ながらできる体操はぜひおうちで取り組んでいただきたいですね。健康もスポーツも、まず予防が大事だと伝えたいです。

ドクターからのメッセージ

赤尾 真知子院長

薬や手術で痛みの改善を図れたとしても、それでゴールではありません。体が硬く柔軟性がないままでは、トラブルが再発しかねないのです。筋力を元の状態にまで戻すよう促し、けがをしにくい、パフォーマンスの高い動きができるように体全体を整えるよう導くことが重要です。医師一人で患者さんを支えることはできず、スタッフがいてこそです。長く患者さんのそばに寄り添う理学療法士は、患者さんにとっても私にとっても大事な存在。気さくで温かい人柄のメンバーがそろったことも当院の自慢ですね。体の機能を回復させ、柔軟性と筋力をつけて患者さんそれぞれのゴールをめざしてサポートしていきます。

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