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放置は危険なおなかの症状
当てはまるなら消化器内科へ

半蔵門 渡海消化器・内視鏡クリニック

(千代田区/半蔵門駅)

最終更新日:2024/08/15

半蔵門 渡海消化器・内視鏡クリニック 放置は危険なおなかの症状 当てはまるなら消化器内科へ 半蔵門 渡海消化器・内視鏡クリニック 放置は危険なおなかの症状 当てはまるなら消化器内科へ
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緊張するとおなかが痛くなりやすいといった悩みを抱えながらも、「そういう体質だから」と諦めている人もいるだろう。しかし、下痢、便秘、吐き気、食欲不振なども含め、「気軽に消化器内科に相談してほしい」と、「半蔵門 渡海消化器・内視鏡クリニック」の渡海義隆(とかい・よしたか)院長は力を込める。公益財団法人がん研究会有明病院で数多くの難症例を診てきたからこそ、そうなる前の早期発見・早期治療が重要だと痛感しているからだ。もちろん、深刻な病気ではないことが大半ではあるが、おなかの健康は生活の質とも密接に関わる。なぜ、「おなかのかかりつけ医」が必要なのかなど、渡海院長に詳しく話を聞いた。

(取材日2024年7月28日)

繰り返す便秘や下痢、緊張するとおなかが痛くなるといった症状があるならば早めに消化器内科を受診しよう

Q血便の症状があれば医療機関を受診すべきでしょうか。
A
半蔵門 渡海消化器・内視鏡クリニック 豊富な知識と経験に基づき、患者に寄り添う医療を提供

▲豊富な知識と経験に基づき、患者に寄り添う医療を提供

一度でも血便があったならば、医療機関を受診することをお勧めします。血便の原因は8割以上が痔なので、「怖い病気だったらどうしよう」と過度に心配することはありません。だからといって「どうせ痔だろう」と放置してしまうのは危険です。やがて、貧血も伴うようになり、内視鏡検査をしてみたら大腸がんが見つかって、すでに肝臓に転移していた……という事態にもなりかねません。ですが、当院のように消化器内科と肛門内科を両方標榜しているクリニックならば、おなか、お尻どちらの問題だったとしても対応可能です。できるだけ早く診させていただければと思います。

Q下痢についてはいかがでしょう。
A
半蔵門 渡海消化器・内視鏡クリニック 「おなかのかかりつけ医」をめざしている同院

▲「おなかのかかりつけ医」をめざしている同院

下痢をしやすくても、「私はおなかを壊しやすいタイプだから」とそのままにしている方も多いのですが、ぜひ消化器内科に相談してください。下痢は潰瘍性大腸炎や過敏性腸症候群(IBS)のシグナルということもあります。潰瘍性大腸炎は20代、30代が多いのですが、小児や高齢者にも見られる病気です。特に通勤通学の途中でトイレにこもる日があったり、ストレスを感じるとおなかを下したりするならば、一日も早く薬で改善していきましょう。

Q下痢だけではなく便秘が続いて悩んでいる人も多い印象です。
A
半蔵門 渡海消化器・内視鏡クリニック おなかの症状があれば、一度相談してほしいと話す渡海院長

▲おなかの症状があれば、一度相談してほしいと話す渡海院長

何日お通じがなければ便秘という定義はありませんが、生活に支障を来しているようならば治療をお勧めします。便秘と一口に言っても、排便がお産レベルで苦しくなってしまう方もいて、決して侮れません。当院では、習慣性も耐性も心配のない下剤を何種類か用意しています。市販薬をいろいろと試して「どれを飲んでも改善しなくて」とお困りの方でも解決策はきっとありますので、遠慮なく一度お話を聞かせてください。

Q吐き気、胸焼け、食欲不振の症状も注意したほうがよいですか?
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半蔵門 渡海消化器・内視鏡クリニック 重篤な疾患の早期発見をめざし、先進の内視鏡検査機器を活用

▲重篤な疾患の早期発見をめざし、先進の内視鏡検査機器を活用

吐き気、胸焼け、食欲不振は、いずれも消化器疾患の前兆かもしれません。例えば、胸焼けは逆流性食道炎、食欲不振は胃だけではなく膵臓の衰弱によっても引き起こされます。吐き気は虫垂炎の初期症状ということもありますが、胃がん、大腸がん、膵臓がんなどが潜んでいる場合もあるので注意してください。さらに、吐き気は消化器ではなく耳、脳、心臓などの病気を知らせるサインということもあります。特に急な吐き気は、MRIなども撮れる大きな病院にかかったほうが安心かもしれません。もちろん、当院でも必要に応じて大規模病院に紹介しています。

Q緊張するとおなかが痛くなるときも消化器内科に相談できますか?
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半蔵門 渡海消化器・内視鏡クリニック 先進の機器も積極的に導入している

▲先進の機器も積極的に導入している

特に消化器疾患がないにもかかわらず腹痛などを慢性的に繰り返す過敏性腸症候群(IBS)の可能性もあるので、消化器内科に相談してください。脳と腸は密接に関係しているため、緊張すると大腸が激しく蠕動して、おなかが痛くなるというのは珍しいことではありません。まずは、腸の動きを調整するための薬をいくつか試し、改善が見られないようならば心療内科の薬を使うことになるでしょう。当院では心療内科の薬も何種類か処方できますので、あちこちのクリニックをはしごする面倒もありません。ストレスによる腹痛も、「体質だから」と放置されがちですが、消化器内科で治療が行えることをより多くの方に知っていただけたらと思っています。

ドクターからのメッセージ

渡海 義隆院長

以上のように、見過ごせないおなかの症状にはさまざまなものがあります。今までなかったものが急に現れたときはもちろん、長年にわたって「おなかが弱い体質だから」と諦めていたお悩みも、薬物療法など解決をめざす手段がありますので、消化器内科にご相談ください。また、いつもと違う胸焼けを感じて内視鏡検査で調べたら胃がんが原因だったということもあり得ます。ごく初期のものであれば、開腹手術や抗がん剤治療をすることなく、侵襲の少ない内視鏡治療で済む場合もあるので、早期発見はとても重要です。全身の健康と生活の質を守るためにも、小さなこともすぐに相談できる「おなかのかかりつけ医」を持つようにしてはいかがでしょうか。

自由診療費用の目安

自由診療とは

胃の内視鏡検査/2万円~

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