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痛そう、恥ずかしい、下剤が苦手
不安を払拭する大腸内視鏡検査を

半蔵門 渡海消化器・内視鏡クリニック

(千代田区/半蔵門駅)

最終更新日:2024/08/09

半蔵門 渡海消化器・内視鏡クリニック 痛そう、恥ずかしい、下剤が苦手 不安を払拭する大腸内視鏡検査を 半蔵門 渡海消化器・内視鏡クリニック 痛そう、恥ずかしい、下剤が苦手 不安を払拭する大腸内視鏡検査を
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大腸がんが気になる年齢になっても、つい後回しにしがちな大腸内視鏡検査。一度、受けてはみたものの下剤の苦しさに二度とやりたくないという人もいるだろう。しかし、「大腸がんは早期発見できれば体への負担が少ない治療で済むので、定期的に精度の高い内視鏡検査を受けてください」と警鐘を鳴らすのが「半蔵門 渡海消化器・内視鏡クリニック」の渡海義隆(とかい・よしたか)院長だ。日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医であり、公益財団法人がん研究会有明病院などで研鑽を積んできた渡海院長に、同院がめざす「楽なだけではない、精度にこだわった大腸内視鏡検査」について詳しく解説してもらった。

(取材日2024年7月28日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Qなぜ大腸内視鏡検査が必要なのでしょうか。
A

日本人の死因ランキングでも常に上位の大腸がんだからこそ、精密な大腸内視鏡検査で早期発見することが大事です。初期段階で治療を開始できれば、完治も望めます。多くの大腸がんは、大腸ポリープから移行したものです。小さな大腸ポリープならば、検査と同時に切除することもでき、患者さんの体への負担も少なくて済むのも大きなメリットといえるでしょう。また、がんだけではなく腸の粘膜を観察すると、下痢をしやすい体質かどうかといったこともわかります。「市販の下剤を飲みすぎて粘膜が茶色くなっていますね。違う薬を処方しましょう」などと、画像をお見せしながらわかりやすく説明できるのも大腸内視鏡検査の利点です。

Q大腸内視鏡検査は事前の下剤が苦手という人も多いようです。
A

少しでもお口に合うものがあるようにと、当院では何種類かの下剤を用意していますが、それでも「どれも味が苦手」と、飲めずにお困りの方もいらっしゃるでしょう。どうしても下剤を飲めないという方には、内視鏡的下剤注入法での対応も可能なのでご相談ください。これは、上部から十二指腸まで内視鏡を入れて、1分ほどかけて下剤を直接注入するというものです。下剤を飲むのにかかっていた時間も短縮されるため、忙しい方はもちろん、ご高齢の方や持病をお持ちの方などにもお勧めしている手法です。ぜひご検討ください。

Q下剤を家で飲むと、途中で便意に襲われませんか?
A

下剤を家で飲み、約2時間かけてクリニックに行くというような場合でも、途中でトイレに駆け込んだといった話はほとんど聞きません。しかし、心配になるお気持ちもわかります。当院ではクリニックで下剤を飲んでいただけるよう、半個室を3つ用意しているので、不安な方はご利用ください。それぞれに専用トイレもついていますし、常に看護師が見守り、必要に応じて適切な処置をするようにしています。下剤を飲んでいる途中で、「気持ち悪い」「もう飲めない」となる可能性は誰にでもあるものです。特にご高齢の方は血圧降下などのトラブルも懸念されるので、極力、院内で飲んでいただくようにしています。

検診・治療START!ステップで紹介します

1診察
半蔵門 渡海消化器・内視鏡クリニック 診察

検査のおよそ1週間前に診察を受ける。鎮静剤を使うのか、下剤は自宅と院内のどちらで飲むのか、内視鏡的下剤注入法にするのかなどを相談。胃と大腸の同日検査も希望できる。便秘症の場合は1日の下剤服用だけでは腸内が完全にきれいにならないため、追加の下剤を処方されることもある。

2下剤の服用
半蔵門 渡海消化器・内視鏡クリニック 下剤の服用

いずれの方法で下剤を服用するにせよ、前日からの食事にも注意しなければいけない。繊維質が多いもの、脂っこいものなどは控えるようにする。面倒ならば検査食という選択肢もあるので相談してみよう。腎臓や心臓の機能が低下している場合は、より体への負担が少ない専用の下剤を使用することになる。

3大腸内視鏡検査
半蔵門 渡海消化器・内視鏡クリニック 大腸内視鏡検査

小さな病変も見つけ出す狭帯域光モードを搭載した先進機器による検査を受ける。看護師が付き添い、体位をこまめに変えてもらいながらの検査となる。腸内に空気がたまったり、腸を押しながら内視鏡を挿入されたりしたときの苦痛は大きい。そのため当院では、医師と看護師が2人組となって丁寧な検査を行うことで、検査時の苦痛の軽減に努めている。

4リカバリールームで休憩
半蔵門 渡海消化器・内視鏡クリニック リカバリールームで休憩

鎮静剤を使用した場合はストレッチャーのままリカバリールームへ。パウダールームでは化粧直しもできる。検査後の空腹を、受付に用意されている茶菓子で落ち着かせる。「おなかが空いていては説明も頭に入ってこないのでは」というスタッフたちの優しい心遣いで始まったシステムだ。

5結果説明
半蔵門 渡海消化器・内視鏡クリニック 結果説明

検査中に100枚は撮影するという豊富な画像を見せてもらいつつ、詳しい説明を受ける。医師は患者の反応をうかがいながら、一人ひとりにわかりやすく説明。検査結果によっては高度医療機関での精密検査を勧められ、特に異常がなければ、次の検査時期を伝えられる。

ドクターからのメッセージ

渡海 義隆院長

大腸内視鏡検査は「恥ずかしい」「痛そう」など、いろいろな意味でハードルが高いと思います。当院では、患者さんが直面し得るすべての苦痛や恐怖に配慮しているといっても過言ではありません。検査スペースと外来スペースを完全に分けて、プライバシーにも十分に配慮しています。かつて大腸内視鏡検査でつらい経験をして以来足が遠のいてしまい、「何年も受けていない……」という人にも、ぜひ再開してほしいです。検査を受けていなかったことをとがめることはありませんし、たとえ間が空いたとしても、再び続けることが大事です。アットホームな雰囲気のクリニックなので、ほんの少しの勇気を出してドアを開けていただければと願っています。

渡海 義隆院長 半蔵門 渡海消化器・内視鏡クリニック

自由診療費用の目安

自由診療とは

大腸内視鏡検査/2万5000円~

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