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受けることがゴールではない
健康でいるために必要な健康診断

池尻大橋せらクリニック

(目黒区/池尻大橋駅)

最終更新日:2024/11/12

池尻大橋せらクリニック 受けることがゴールではない 健康でいるために必要な健康診断 池尻大橋せらクリニック 受けることがゴールではない 健康でいるために必要な健康診断
  • 保険診療

働く人の多くが年に1回は受けている健康診断。しかし、日々の忙しさから健康診断を受けないままになっている人や、気になる数値や再検査の項目があるにもかかわらず、ついつい放置してしまっている人もいるかもしれない。「たとえ不調を感じていなくとも、生活習慣病やがんが潜んでいることはあります。忙しい人こそ、健康を見直す機会として健康診断を受けるようにしてください」と話すのは、「池尻大橋せらクリニック」の世良泰院長。同院では世良院長が専門とするスポーツ医学を通じて、内科診療や運動療法など幅広いアプローチ方法で患者の健康を総合的にサポートしている。健康診断もそのうちの一つ。各種健康診断を行い地域の人の前向きな生活を支えている世良院長に、健康診断の重要性や健康診断を受けてほしい人などについて語ってもらった。

(取材日2024年10月28日)

健康診断から健康診断結果のフォローアップ、二次検査まで対応。異常値が見られた時には、必ず再検査を

Qこちらでは健康診断にも力を入れられているそうですね。
A
池尻大橋せらクリニック 健康を保つために、健康診断の活用を

▲健康を保つために、健康診断の活用を

私たちの生活は、健康が前提で成り立つものです。けがや不調があれば誰しも医療機関に行きますが、そうではない時はどうしても体に対する意識が薄れてしまいがちです。がんや生活習慣病の早期発見に加えて、自分の体の状態を知り、健康に改めて目を向けるためにも、一人でも多くの人に健康診断を受けてもらいたいと考えます。種類としては、働いている人が1年に1回受診する、いわゆるベーシックな健康診断の他に、若い世代を対象に生活習慣病の早期発見や予防を目的に行う若年健診や、入社前に行う雇入時健康診断、深夜業健康診断、美容師・理容師健康診断、団体信用生命保険のための健康診断とさまざまな健康診断を行っています。

Q健診で数値が悪かった場合、どのような対応を行っていますか?
A
池尻大橋せらクリニック 一人ひとりに合わせた運動計画の提案を実施する

▲一人ひとりに合わせた運動計画の提案を実施する

血液検査で異常が見られた場合には、再度採血を行い異常が出ているかどうかを調べます。また、40代以降で生活習慣病が疑われる場合には腹部の超音波検査などを行い、治療が必要かどうかを判断します。内科として健診結果に対するフォローアップを充実させているのに加えて、数値の改善が必要と認められた場合には、食生活の改善や運動のアドバイスを行っています。当院は整形外科も兼ねていますので、膝や腰に慢性的な痛みを抱えている方に対し、無理のない運動計画をご提案しています。運動器の治療が必要であれば、院内の運動施設でリハビリテーションに取り組みながら、フィットネスバイクなどの有酸素運動を行うことも可能です。

Q他の医療機関で受けた健康診断結果の相談も可能でしょうか?
A
池尻大橋せらクリニック 健診後に不安な項目があれば、すぐに相談することが重要

▲健診後に不安な項目があれば、すぐに相談することが重要

もちろん大丈夫です。数値に異常が見られた時や再検査が必要と判断された時には、放置せずにクリニックに相談してください。現時点で体に不調を感じていなくとも、実は何かしらの病気が隠れているサインかもしれません。例えば糖尿病は一般的に肥満体型の人がなりやすいとされていますが、痩せていても発症することはあります。大腸がんなどの病気も初期段階ではほとんど症状がなく、患者さん自身が自覚するのはとても難しいとされています。糖尿病も大腸がんも、早期に発見し適切に治療を行うことで症状のコントロールや完治がめざせます。放置したリスクやその先にある病気のことを考え、医師による検査や診察を受けるようにしてくださいね。

Q先生は、予防医学を大切に診療に取り組まれていますね。
A
池尻大橋せらクリニック 世良院長の専門分野を生かしたアプローチを行う

▲世良院長の専門分野を生かしたアプローチを行う

私が長年取り組んできたスポーツ医学は、予防的な側面の強い医療分野です。スポーツ医学と聞いてスポーツ選手やスポーツに関するけがの医学とイメージされるかもしれませんが、そうではありません。家庭医学や救急医療、運動療法、食生活の改善なども含め、患者さんの健康をさまざまな角度からサポートしながら、病気の予防を図る医療分野です。がんや透析の患者さんに対して、運動が非常に有用とされることもわかってきています。当院が健康診断に力を入れているのも、スポーツ医学の持つポテンシャルを多くの人に還元したいと考えているからです。

Qどのような人に健康診断を受けてもらいたいですか?
A
池尻大橋せらクリニック 自分の健康に向き合うきっかけとして、健康診断を利用してほしい

▲自分の健康に向き合うきっかけとして、健康診断を利用してほしい

日々、働いている皆さんですね。普段から仕事が忙しく、なかなか自分の体を気遣う余裕がない方は特にです。また、一般の企業であれば年に1回の健康診断や人間ドックを受診する機会があると思いますが、フリーランスや非常勤で働いている方、そして専業主婦や主夫などは、健康診断を受診する機会が少ない傾向にあるでしょう。子育て中ならなおさらです。基本的に1年に1回は健康診断を受けていただき、ぜひご自分の体について知るきっかけにしてほしいと思います。その中でも慢性的に不調を感じている時や、がんの家族歴がある方などご自身の健康が気になるという場合には、半年に1回のペースで受診するのも良いでしょう。

ドクターからのメッセージ

世良 泰院長

健康診断で異常値が出たり、精密検査が必要になったりした時には、「自分は大丈夫だろう」と安易に自己判断をせず、時間を空けずにクリニックへ相談することが重要です。当院ではスポーツ医学の精神に基づき、健康診断の受診はもちろん、二次検査や検査結果の説明、その後のフォローアップまで幅広く行っています。健康診断の内容と合わせて、運動器の痛みや不調についても相談していただけます。体の状態に応じた運動療法のご提案や、生活スタイルにも配慮した無理のない食生活のアドバイスを心がけています。当院に限らず、まずは年に1回健康診断を受けていただき、再検査や気になることがあった場合にはいつでもご相談ください。

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