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道海 秀則 院長の独自取材記事

藤沢せせらぎこどもファミリークリニック

(藤沢市/藤沢駅)

最終更新日:2026/03/12

道海秀則院長 藤沢せせらぎこどもファミリークリニック main

地域の子どもとその家族に「よろず相談所」として親しまれてきた「せせらぎこどもクリニック」が、2026年1月に院名を「藤沢せせらぎこどもファミリークリニック」へと変更した。そこには道海秀則(どうかい・ひでのり)院長の「子どもとその家族の健康を守りたい。親子で元気に通ってほしい」という思いが込められている。気さくで飾らない人柄の道海院長。子どもには友達のように親しみやすく語りかけ、保護者の困り事には身近な視点で親身なアドバイスを行う。そんな柔和な人柄の裏側に秘めた、「出会った子どもたちみんなを元気にしたい」という熱い想いも、親子が安心感を覚える魅力の一つだろう。設計にこだわったという明るい院内で、同院の特徴やスムーズな診療のための工夫について、道海院長に話を聞いた。

(取材日2025年12月23日/情報更新日2026年3月10日)

子どもとその家族を見守るファミリークリニック

院名に「ファミリー」とありますが、子どもも大人も診てもらえるのですか?

道海秀則院長 藤沢せせらぎこどもファミリークリニック1

当院の診療内容は、小児一般、アレルギー疾患、喘息などですが、当院に来てくださった方は、大人も子どももみんな元気に帰ってもらいたいという気持ちがあります。そのような思いを、新たな院名の「ファミリー」の文字に込めました。子どもを優先して自分の不調を我慢していたり、子どもの通院に忙しくて他院を受診する時間が取れない親御さんも多いと思うんです。子どもたちを守るためには、子どもたちを守る大人たちも元気であることが一番。発熱や皮膚症状など、ご自身の体調で気になることも遠慮なく相談してほしいと思います。また、土曜の午後にワクチン接種と乳幼児健診の専用枠を設けているのも工夫の一つです。ワクチンデビューや健診はご両親にとって大切な記念行事でもありますから、できるだけ来てもらいやすいようにしています。

連日、多くの人が来院していますね。スムーズな診療のために工夫していることをお聞かせください。

病気や治療の説明は丁寧に行いますが、それ以外の部分は感染のリスクも考えて、効率良くスピーディーに行うことを心がけています。緊急時、体調不良の場合の血液検査を、日々の診療内でしっかり行うのも当院の特徴かもしれません。院内に発熱患者さん専用のブースを6室設けており、多くの患者さんを同時に診療に案内することができます。メインのエントランスとは別に、発熱専用の入り口・待機場所も設けているので、発熱のある方は落ち着ける環境で診察をお待ちいただけます。同じ時間待つとしても、外で待つのと比べて、意外と待ち時間は短いと感じられるのではないでしょうか。このように動線を工夫することで、発熱以外の患者さんにも安心してご利用いただけるかと思います。もう一つの工夫は、効率化のためITを積極的に活用していることです。

ITをどのように診療に生かしているのですか?

道海秀則院長 藤沢せせらぎこどもファミリークリニック2

例えば、ネットワークプリンターやワイヤレスのクレジットカード決済端末を用意し、電子カルテや院内にある各デバイスなども連携させることで、発熱患者さん専用のブース内で受付から処方箋の受け渡し、会計まで完結できるようにしています。また、一般の外来、発熱の外来それぞれでウェブ予約を受けつけていますが、この予約システムも綿密に調整しました。院内の動線づくりもこだわったポイントですが、これらの仕組みも、私が自分で構築しているんですよ。とにかく効率を重視していますし、何よりこうしたアイデアを考えるのが大好きなんです。

保護者には正しい医療情報を、子どもには楽しい時間を

どのような患者さんが来られているのでしょうか?

道海秀則院長 藤沢せせらぎこどもファミリークリニック3

体調不良や発熱、健診、急な外傷、アレルギー疾患、手の湿疹などの皮膚症状、喘息、不登校の相談など、お悩みの内容は幅広いです。小児科の対象年齢は一般的に15歳くらいですが、当院は大人の症状にも対応していますので、何歳になっても引き続き通っていただけます。近隣にお住まいの方が多いのですが、平塚市や辻堂からわざわざ来てくださる患者さんもいらっしゃいますね。また、お子さんの受診にお父さんが来られることが多いのも特徴かもしれません。土曜などは半分ぐらいお父さんです。地域柄もあるのかもしれませんが、私がプラモデル好きで院内に飾っていることもあって、お父さんも楽しそうに来てくださいます。

先生にもお子さんがいらっしゃると伺いました。

はい。私も子育て中の「お父さん」です。親御さんは専門家としての判断を求めているかと思いますので、その点はもちろん意識して、正しい医療情報をお伝えできるよう心がけています。一方で同じ「親目線」からのアドバイスも大切だと思うんです。同じく子育て奮闘中の「お父さん」仲間として、私を「医療知識に詳しい友人」くらいに思い、何でも気軽にご相談いただきたいですね。また、最近は若年層の方が来院してくださることもあって、「大人一人でも受診しやすい」雰囲気を大事にしています。

子どもに接する際は、どのようなことを心がけていますか?

道海秀則院長 藤沢せせらぎこどもファミリークリニック4

「自分が子どもだったらどう接してほしいか」と考えながら、友達のように対等な目線で話しかけています。そうすると心を開いてもらえることが多く、プラモデルなど自慢の作品を見せてくれるお子さんもいるんですよ。「普段は人見知りなのに……」と驚く親御さんもいるほどで、楽しく通ってくれているのだなと思うとうれしい気持ちになります。院内は、カニや海の生き物たちのイラストなどで飾りつけをしたり、友人である漫画家さんとコラボしたワクチンの啓発ポスターを作成したりと、医療機関特有の緊張感を感じさせないよう工夫しています。また当院のホームページやSNSには、医療情報だけでなく、近隣のグルメ情報、自作料理、医療ギャグマンガも掲載。さまざまな情報に対して、楽しく興味が持てるきっかけづくりを大切にしています。

気軽に相談できる「よろず相談所」をめざす

スタッフの皆さんの丁寧な対応も印象的です。

道海秀則院長 藤沢せせらぎこどもファミリークリニック5

ありがとうございます。患者さんに対する接遇は当然大切ですが、スタッフ同士の気配りも大切だと思っているので、お互いにリスペクトし合っていこうと伝えています。スタッフは年齢も職種も異なりますが、それぞれの視点から「こうしたらどう?」の話し合いを積極的に行うなど頼もしい限りです。スタッフが快適に働けるように、当院では広めのスタッフルームを設け、それぞれのクッションを用意して快適に過ごせる環境を整えています。そこでみんなでお昼ごはんを食べたりと、和気あいあいとした雰囲気です。「親子が安心して通えて、スタッフも安心して働ける」、そんなクリニックが私の理想です。

ところで、先生はなぜ医師をめざしたのですか?

子どもの頃に喘息で苦しんでいたのを、主治医の先生に助けてもらったのがきっかけです。つらくてたまらない時に、「誰が自分を助けてくれるんだろう」と子どもながらに不安を抱えていました。でも病院で吸入治療を受けている時に、先生が自分のことを理解して助けてくれているのだと実感して、自分もそんな医師になると決めたのです。なので今でも、お子さんがゼーゼー苦しそうにしているのを見ると、ついつい熱が入ります。自分の所に来てくれる患者さんは何が何でも元気にしたいですし、「藤沢周辺で喘息発作で苦しむ患者さんをゼロにしたい」と本気で思っています。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

道海秀則院長 藤沢せせらぎこどもファミリークリニック6

特に初めてのお子さんの場合、お母さんもお父さんもわからないことや不安なことがたくさんあって当然です。「こんなことで受診してもいいのかな」などと思わずに何でもご相談ください。「何科に行けばいいかわからない」とのお問い合わせもありますが、当院はアトピー性皮膚炎も中耳炎も診ますし、鼻水を吸うこともできます。頭をぶつけてたんこぶができたり、腕を脱臼したり、そんなトラブルも多いと思いますが、かかりつけでなくとも、いつでもいらしてください。困り事は気軽に何でも相談してもらい、しっかりと解決すること、そして専門の医師や設備が必要な場合は、先の医療機関へつなぐことも、町の小児科医の役目と考えています。子どもたちとそのご家族に「藤沢せせらぎこどもファミリークリニックに行けばなんとかなる」と頼ってもらえる、よろず相談所のような存在でありたいですね。