全国のドクター13,908人の想いを取材
クリニック・病院 156,800件の情報を掲載(2025年7月14日現在)

ドクターズ・ファイル会員でできること

予約情報をマイページ上で管理できます!

過去の予約を一覧化

予約内容の確認

予約の変更・キャンセル※

※一部対象外の医療機関もありますので、あらかじめご了承ください

会員登録がお済みでない方は

すでに会員の方は

  1. TOP
  2. 神奈川県
  3. 横浜市都筑区
  4. センター北駅
  5. 海老原おとなこどもクリニック
  6. 救急医療の専門家が全身管理に対応24時間体制で行う訪問診療

救急医療の専門家が全身管理に対応
24時間体制で行う訪問診療

海老原おとなこどもクリニック

(横浜市都筑区/センター北駅)

最終更新日:2024/12/05

海老原おとなこどもクリニック 救急医療の専門家が全身管理に対応 24時間体制で行う訪問診療 海老原おとなこどもクリニック 救急医療の専門家が全身管理に対応 24時間体制で行う訪問診療
  • 保険診療

超高齢社会の中で在宅医療のニーズは高まり、さまざまな専門性を持つ医師が訪問診療を行うようになっている。都筑区のセンター北駅近くにある「海老原おとなこどもクリニック」で訪問診療を担当する杉本達也先生は、救急医療の現場で内科、外科を問わず幅広い症状に対応して全身管理を行ってきたドクター。緊急時には24時間体制で対応しており、スタッフの中には救急医療の専門知識を持つ看護師がいるのも特徴だ。「患者さんが自分らしく生きるお手伝いをしながら、ご家族の気持ちにも応える訪問診療をめざしたいと考えています」と語る杉本先生に、同院の訪問診療について詳しく聞いた。

(取材日2024年11月7日)

救急医療の経験を生かして、診療科を問わず総合的に対応する訪問診療。緊急対応に熟練したスタッフも在勤

Q訪問診療と往診にはどんな違いがあるのでしょうか?
A
海老原おとなこどもクリニック センター北駅より徒歩5分ほどのところにあるクリニック

▲センター北駅より徒歩5分ほどのところにあるクリニック

病気や障害のためにご自身での通院が困難になった人や、寝たきりの人が、ご自宅などで医師や訪問看護師、ホームヘルパーなど医療関係者による治療やケアを受けることを総称して在宅医療といいます。その中で、訪問診療では医師が患者さんやご家族と相談の上、あらかじめ診療の計画を立て、患者さんの同意を得て、定期的に患者さんの自宅などを訪問して診療を行います。例えば1週間に1回、2週間に1回というような間隔で行われることが一般的です。一方で、往診とは患者さんの急変時など、普段と異なる特別な診療が必要であると判断された場合に、予定外に患者さんの自宅などに赴いて行うものです。

Qこちらの訪問診療はどのような流れで利用できるのでしょうか?
A
海老原おとなこどもクリニック 都筑区全域を中心に訪問診療を行う

▲都筑区全域を中心に訪問診療を行う

まず、電話やメールなどで当院にお問い合わせをいただきます。ホームページにはお問い合わせフォームも設けています。新規ご依頼の際に必要となる訪問診療依頼票もホームページからダウンロードできます。折り返し当院からご連絡して、訪問診療についてご説明します。わからないことや不安なこと、困っていることなどなんでも気軽にご相談ください。その上で、治療計画や訪問日程などのご説明を行い、患者さんやご家族に同意していただけたら、初回訪問日を調整して、訪問診療の開始となります。診療内容はご希望に合わせて調整可能です。

Q訪問診療を受けられるのは、どのような患者さんですか?
A
海老原おとなこどもクリニック 既往歴などを確認しながら、診療計画を立てていく

▲既往歴などを確認しながら、診療計画を立てていく

病気や障害があり、一人で通院することが困難になってきた方が対象となります。例えば、高血圧症や糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病のある方、脳梗塞後・脳出血後の脳血管疾患の方、認知症やその周辺症状・慢性期精神疾患の方、皮膚疾患や褥瘡(じょくそう)処置の必要な方、心不全や心筋梗塞などの循環器疾患の方、末期がんの在宅緩和ケアが必要な方などです。また、当院は「海老原おとなこどもクリニック」という名前のとおり、すべての年代の方を受け入れており、高齢者の方はもちろん、障害などがあって通院の難しいお子さんや、医療的ケアを受けているお子さんにも対応しています。

Qこちらの訪問診療の特徴を教えてください。
A
海老原おとなこどもクリニック 救急科での経験を生かした訪問診療の提供を

▲救急科での経験を生かした訪問診療の提供を

私は子どもの頃から「おばあちゃん子」で、将来は高齢者の方々に寄り添う訪問診療に携わりたいと考えておりました。大学を卒業後は、患者さんの全身を網羅的に診ることができる医師をめざし、昭和大学病院の救命救急科で研鑽を積みました。大学病院では訪問診療や精神科外来も経験しており、それらの経験を生かすために2024年10月から当院の常勤医になりました。救急医療を専門とする医師は幅広い疾患の急変に対応できるため、在宅医療にとても向いていると思っています。また、夜間の急変対応にも慣れており、迅速に適切な対応ができるのも強みです。看護師も救命救急センターでの看護経験者なので、安心してご利用ください。

Q家族が注意することや必要な準備はありますか?
A
海老原おとなこどもクリニック 患者とその家族の生活背景を配慮した診療を実施する

▲患者とその家族の生活背景を配慮した診療を実施する

ご高齢の方は生活習慣病が認知症や抑うつ症などに発展して、突然、自力でクリニックに通院することが難しくなってしまうケースもあります。入院するのか、訪問診療によって住み慣れたご自宅で療養するのか、延命治療を望むのか、あらかじめ、患者さんとご家族で話し合っておくことが大切です。また、訪問診療では、患者さんの生活環境をありのまま見せていただくことが大切なので、特に片づけや準備などは必要ありません。私が心がけているのは、患者さんやご家族と会話を重ねて信頼関係を築くこと。できる限り患者さんの意向をくみ取り、一人ひとりに合った医療をお届けすることがわれわれの使命なので、ご遠慮なく本音をお伝えください。

ドクターからのメッセージ

杉本 達也先生

私は救命救急の現場で患者さんの突然の最期を数多く目の当たりにしてきました。「これでよかったのか?」と、現実を受け止められず後悔されるご家族もいます。日頃から訪問診療の医師と会話を重ねておけば、どんな急変が起きる可能性があるのか、その際の対応はどんな選択肢があるのか、ご本人やご家族が納得するかたちを一緒に探ることができます。当院では医師やスタッフが24時間体制で対応しており、介護の専門職や訪問看護の方々とも連携して、充実した訪問診療の提供をめざしています。住み慣れた環境の中、ご本人が望まれるかたちで過ごせるようにお手伝いをしたいと考えていますので、訪問診療に興味のある方はぜひご相談ください。

Access