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鳴釜 ゆり子 院長の独自取材記事

クリニックプラス中野

(中野区/中野駅)

最終更新日:2025/10/06

鳴釜ゆり子院長 クリニックプラス中野 main

中野駅のホームからも看板が見える「クリニックプラス中野」。南口から徒歩1分という便利な場所にあり、仕事の合間に受診するのも便利だ。2025年9月に院長に就任した鳴釜ゆり子先生は「忙しい方でも受診しやすいようにさまざまな工夫を凝らしています」と、言葉に力を込める。東京・千葉に8院を展開するクリニックプラスグループの一員として、他院同様にテクノロジーを駆使して利便性を追求。院内滞在時間をできるだけ短縮化するなど、患者に「これまでにない医療体験」を提供したいと考えている。内科、皮膚科、アレルギー科を中心としたプライマリケアを平日20時まで土・日・祝日も休むことなく続けている。根底にあるのは「患者ファースト」という熱い思い。なぜ、そのような診療に取り組むようになったのか、鳴釜院長に詳しく話を聞いた。

(取材日2025年9月16日)

内科を中心としたプライマリケアをもっと身近に

まずクリニックのコンセプトを教えてください。

鳴釜ゆり子院長 クリニックプラス中野1

当院は2023年10月に中野駅から徒歩1分という好立地に開業した、健康や病気のことならなんでも相談できるクリニックです。具体的には内科一般を中心にアレルギー科や皮膚科までカバーする総合的な診療を行っています。ミッションとしているのは「人と医療の距離を近づける」こと。「待たされるのが苦痛」「行こうとしたら閉まっていた」などの理由で受診が遅れ、症状が悪化してしまう方をなくしたいと考えています。私自身、これまで大学病院などで「もっと早くに相談に来てくれていたら」という重症例を数多く診てきました。だからこそ、プライマリケアの現場でゲートキーパーの役目をしっかりと果たしたいと思っています。

先生が院長に就任するまでのご経歴もお聞かせいただけますか?

小学生の頃から医師に憧れていました。医学生になって「ヒポクラテスの誓い」を知り、この道を選んで良かったとあらためて思いました。「ヒポクラテスの誓い」とは、医学の祖と呼ばれる古代ギリシアのヒポクラテスが記した医師の倫理や義務についての宣誓文です。常に患者の利益を最優先にすること、万人を差別せず治療することなどが書かれていて、医師として働くようになってからも胸に刻んできました。大学病院の消化器外科に進んだ後は、がんなど難症例の手術に携わる日々を過ごしました。クリニックに転職してからは肛門疾患の日帰り手術などを担当。その後、訪問診療で幅広い内科診療を経験しました。2025年9月に当院の院長に就任したのは、クリニックプラスグループがテクノロジーを駆使して患者さんの利益を追求している点に共感したからです。

テクノロジーを有効活用しているクリニックなのですね。

鳴釜ゆり子院長 クリニックプラス中野2

医療の現場には待ち時間が長いなど、患者さんのために解決しなければいけない問題が数多く残されています。だからこそ、当院ではテクノロジーを活用して新しい医療体験を提供したいと考えています。例えば、受診予約はスマホでできるようにして、この時ご記入いただいた事前問診が自動的に電子カルテに反映されるシステムを構築。医師があらためて問診しながらパソコンに打ち込む手間が省けるので、診察室では患者さんとしっかりと向き合えています。また、クレジットカード情報の事前登録で、会計で待つことなく診察後すぐにお帰りいただくことも可能です。以上のようにクリニック滞在時間をできるだけ短縮するための工夫が随所に凝らされているんですね。もちろん、デジタルが苦手なご高齢の方なども取り残さないため、電話予約もできるようにしています。

迅速検査や生活習慣病の管理に注力するかかりつけ医

検査体制も充実していると伺いました。

鳴釜ゆり子院長 クリニックプラス中野3

迅速検査に力を入れているのも当院の特色です。新型コロナウイルスのPCR検査やインフルエンザの抗体検査、一般的な血液検査はいつでも行っています。平日は20時まで、土・日・祝日も診察しているので、体調が悪くなりかけの軽症のときに「念のため」という感覚でご活用ください。そのほか、心電図検査や胸部エックス線検査、喘息を診断する呼気NO(一酸化窒素)検査なども実施しています。いびきや日中の眠気でお困りの方には、自宅で簡易的に受けられる睡眠時無呼吸症候群の検査をご案内しています。アレルギー症状でお悩みの方も数多くいらっしゃるので、アレルギー検査もすぐにできる体制を整えました。

特に力を入れている診療分野はありますか?

一つは生活習慣病です。高齢者の病気というイメージも根強い生活習慣病ですが、実は仕事や子育てに忙しい年齢から少しずつ進行が始まっています。生活習慣病は早期からのコントロールが大切なので、関心を高めていきたいですね。検診で引っかかったり、家族歴があったりして気になっている方は、気軽に受診してください。投薬治療中の方でも、食事と運動で経過観察中の方でも、当院では迅速検査体制も整っているので、通いやすいのではないでしょうか。もう一つ注力しているのが皮膚科です。前院長時代から近隣の方々の皮膚科に対するニーズが想像以上に高かったと聞いていますが、皮膚科を専門とする医師と協力しながらしっかりと対応しています。

患者さんと接する際、どのようなことに気をつけていますか?

鳴釜ゆり子院長 クリニックプラス中野4

クリニックプラスグループが追求している「患者さんファースト」の精神を私も大切にしています。患者さんが満足して「またこのクリニックにかかりたい」と思っていただけるように日々尽力しています。決して上からものを言うことなく、できるだけ丁寧な言葉遣いも心がけています。難しいのは患者さんごとに診療に求めるものは違うという点です。当院は仕事の合間に受診されるような忙しい患者さんも多いので、お急ぎの方には要点を端的に伝えるようにしています。一方、大きな不安を抱えている方には、じっくりと訴えに耳を傾けて、安心していただけるまで丁寧にわかりやすく説明します。診療に求めることは一人ひとり違うので、見誤らないのが大事だと肝に銘じない日はありません。

患者の声を日々の診療に生かし、より良いクリニックへ

スタッフさんたちが明るく話しやすいのも印象的です。

鳴釜ゆり子院長 クリニックプラス中野5

現在、看護師、受付・事務、マネジャーなどのスタッフがいて、全員が「患者さんファースト」という思いを共有しています。マネジャーが常勤というのはクリニックとしては珍しいかもしれませんが、困ったことをすぐに相談できます。患者さんの満足度を高めるための具体的な提案などもしてくれるので助かっていますね。また、クリニックプラスは東京・千葉に8院がありますが、他院のドクターと定期的にオンラインミーティングをして、どのような診療を行っているのか情報交換しています。当院での日々の診療と照らし合わせて改善点を見つけられるので、自分のやり方を客観視する機会が少ないクリニックの医師にとってありがたい環境ですね。

お忙しい毎日ですが、休日はどのようにお過ごしですか?

自分が体調を崩して患者さんたちに迷惑をかけないように、休息を取りながら気分転換するようにしています。歯の定期健診も受診しており、風邪や感染症を予防するためにもしっかりとマウスクリーニングをお願いしています。歯周病は、糖尿病や誤嚥性肺炎との関連性が指摘されていますが、咽頭炎の誘因にもなるので、どの世代でも健康のための口腔内管理はおろそかにできません。また、食事はできるだけ手作りして、なるべく体を動かすようにするなど、毎日の習慣づくりにも気をつけています。「ヒポクラテスの誓い」をより現代風にした「世界医師会ジュネーブ宣言」でも医師自身が良い健康状態を保つようにとうたわれています。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

鳴釜ゆり子院長 クリニックプラス中野6

当院では受診後の感想をスマホから手軽にフィードバックしていただけるようにしています。寄せられた感想は一つ一つ大切に拝読しています。感謝の声をいただくと、やはりとてもうれしいですね。もちろん「もっとこうしてほしい」といったご意見も遠慮なくお寄せください。すぐにフィードバックしてより良い診療が提供できるように進化を続けたいと思っています。何よりも患者さんの利益を第一に考えて、より満足していただけるようにスタッフ全員でますます努力をしていきます。風邪で受診したとしても、日頃気にかかっていることを含め、なんでもお話しいただければと思っています。「何科にかかったらいいのかわからない」というときもお気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インフルエンザの抗体検査/5500円~

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