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大腸がんは20代、30代での発症も
女性に「優しい」内視鏡検査

池袋ふくろう消化器内科・内視鏡クリニック 東京豊島院

(豊島区/池袋駅)

最終更新日:2025/11/04

池袋ふくろう消化器内科・内視鏡クリニック 東京豊島院 大腸がんは20代、30代での発症も 女性に「優しい」内視鏡検査 池袋ふくろう消化器内科・内視鏡クリニック 東京豊島院 大腸がんは20代、30代での発症も 女性に「優しい」内視鏡検査
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女性の部位別がんによる死亡者数の第1位となっているのが大腸がん。内視鏡検査はその大腸がんの早期発見に有用だが、実際受けようと思うとなかなかハードルが高いと感じる人も多いだろう。特に女性は恥ずかしさが先に立ち診察を受けることすらためらいがちだ。そんな女性でも気兼ねなく内視鏡検査を受けられるようさまざまに配慮しているのが「池袋ふくろう消化器内科・内視鏡クリニック 東京豊島院」だ。同院では内視鏡検査を受ける男女の患者の動線を分けて、下剤を飲む個室やトイレなども男女別に設置している。他にも女性の気持ちに配慮していろいろな工夫がされている。どんな特徴があるのか柏木宏幸院長に聞いた。

(取材日2024年3月5日)

男女の動線を分けて下剤室やトイレも男女別に設置。女性の医師による検査も指定可能

Qどのような思いでこちらのクリニックを開院したのでしょうか。
A
池袋ふくろう消化器内科・内視鏡クリニック 東京豊島院 内視鏡検査の普及に注力している柏木院長

▲内視鏡検査の普及に注力している柏木院長

胃がんや大腸がんはがん死亡原因の上位を占めていますが、内視鏡検査によって早期発見・治療が期待できる病気です。開業以前、がんを患って大変な思いをされている患者さんを診ることも多く、訪問診療では多くの末期がんの患者さんのお看取りに立ち会わせていただきました。そんな経験から、医師として何ができるか、何をすべきかを考えた時に、がんを未然に防ぐことが重要であることを感じました。専門としている消化器内科医、内視鏡内科医としてできることを考えた時、内視鏡検査に重点を置くことで消化器がんの予防と早期治療につながればと思ったのです。内視鏡検査は敷居が高いと考える方が多いので、検査を受けやすい環境を考えました。

Q女性が安心して検査を受けられるよう配慮されているのですね。
A
池袋ふくろう消化器内科・内視鏡クリニック 東京豊島院 女性患者が安心して検査を受けられるよう配慮

▲女性患者が安心して検査を受けられるよう配慮

女性の場合、部位別がん死亡者数で1位となっているのが大腸がんです。女性は恥ずかしいなどの理由で内視鏡検査を受けない人が多いのもその一因と考えられます。内視鏡検査の時は、皆さん緊張されていて不安も多くマイナスな感情を抱いているでしょう。美容室やエステのように気持ちがプラスに作用することもないはずですから、せめてマイナスをゼロにできる環境を作っていこうという想いはスタッフ全員で共有しています。できるだけ気持ちに寄り添ったお声がけをして、少しでも不安を払拭できるよう配慮しています。また、女性医師による検査をご希望の場合には、女性医師が担当している検査日を指定することもできます。

Q具体的に院内の造りなどどんな点を工夫なさったのですか。
A
池袋ふくろう消化器内科・内視鏡クリニック 東京豊島院 ホテルのような雰囲気のパウダールーム

▲ホテルのような雰囲気のパウダールーム

内視鏡検査エリアは男女の動線を考慮した造りになっています。大腸内視鏡検査では下剤を飲むのが不安と感じている人も多いと思います。複数の下剤を準備しており、以前飲んだことのある下剤が口に合わない場合には変更することが可能です。当院の下剤室も男女別に分かれていて、それぞれプライベートに配慮した個室と、すぐその前にトイレを配置しています。下剤はご自宅で飲むこともでき、その方のご都合によって選択できます。内視鏡検査の時には看護師がそばについているので安心してください。リカバリールームもカーテンで仕切られています。また、リカバリールームに直結してパウダールームと女性用更衣室も用意しております。

Q早朝の検査や胃と大腸の同日検査も可能なのですね。
A
池袋ふくろう消化器内科・内視鏡クリニック 東京豊島院 働き世代が検査を受けやすいよう、朝8時半から検査可能

▲働き世代が検査を受けやすいよう、朝8時半から検査可能

はい。子育てや仕事などで忙しい方のご都合に合わせて朝8時半から検査を受けられます。大腸内視鏡検査の場合、ご自宅で朝5時過ぎから下剤を飲んでいただければ、8時半から検査が可能です。また、土日も検査を行っています。さらに胃と大腸の内視鏡検査を一緒に受けることもできます。胃と大腸、両方の症状が気になる方は、それぞれの検査スケジュールを別日に組む必要もありませんし、通院回数も減らすことができます。鎮静剤の使用も1回のみで済みますし、検査前の食事制限も1回で済みます。検査時間は胃と大腸両方で30分程度です。

Q苦痛を抑えた検査にこだわっていらっしゃるのですね。
A
池袋ふくろう消化器内科・内視鏡クリニック 東京豊島院 検査中の苦痛を軽減させるような工夫も

▲検査中の苦痛を軽減させるような工夫も

胃の内視鏡検査では、経口と経鼻の両方に対応しています。経口の場合は挿入時の違和感や嘔吐反射が起こりやすいですが、鎮静剤を用いることでそのような苦痛の軽減を図れます。経口、経鼻ともにごく細いスコープを使用していますので、以前より楽にはなっております。大腸内視鏡検査の場合は鎮静剤を用い、眠っているような深いリラックス状態で検査を受けていただけます。スコープは先進の内視鏡を使用しており、画質や操作性など性能が改善されています。また腸内のひだや壁を詳細に観察するため腸内に気体を入れるのですが、当院では体内に吸収されやすい炭酸ガスを用いることで、検査中、検査後のおなかの張りを軽減することに努めています。

ドクターからのメッセージ

柏木 宏幸院長

女性の方は、便通のことなどなかなか相談しにくい、こんな些細な悩みでも受診していいのだろうか、と躊躇している方も多いでしょう。ですが、その些細なことに実は大きな病気が隠れていることもあり、早く相談していただければ救えることにつながる命も多いのです。先ほどもお話ししましたが、大腸がんは女性のがん死亡の1位ですから、そのような大事に至らないためにもぜひ一度大腸内視鏡検査を受けていただきたいです。健康診断で便潜血ありの結果が出た方はもちろん、40歳になったら一度は検査を受けましょう。またご家族に大腸がんや大腸ポリープの既往歴のある方や、便通が不安定な方は20代、30代でも受けていただくと良いでしょう。

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