便潜血陽性が一度でもあれば
早めの大腸内視鏡検査を
Kクリニック山王
(大田区/大森駅)
最終更新日:2026/07/09
- 保険診療
- 自由診療
健康診断で便潜血が陽性と言われ、大腸内視鏡検査を勧められたという人は少なくない。とはいえ、内視鏡検査には苦痛を伴うイメージが先行してしまうこともあって、痔を理由にしたり排便時に肛門が切れただけと思い込んだりして、検査を遠ざけてしまっていないだろうか。大腸がんは自覚症状がないまま進行するため、症状が現れる前の初期の段階で発見・治療することが大切だという。「Kクリニック山王」の松原佑太先生は、「大腸内視鏡検査は大腸がんだけでなく、炎症性腸疾患などの早期発見にも有用な検査です」と話す。大腸内視鏡検査を専門として、数多くの検査を手がけてきた松原先生に、大腸内視鏡検査について、また検査で発見できる疾患の特徴などについて話を聞いた。
(取材日2026年6月5日)
目次
自覚症状が出る頃には進行している大腸がん。だからこそ、大腸内視鏡検査を受けて早期発見・治療を
- Q松原先生のご専門である大腸内視鏡検査について教えてください。
-
A
▲専門家による大腸内視鏡検査
大腸内視鏡検査とは、肛門から高性能のカメラを挿入して、大腸全体の粘膜を直接観察する検査です。年齢を重ねるにつれて多くなる大腸がんを早期発見・治療するために有用な検査ですが、そのほかに炎症性腸疾患などの疾患も見つけることができるので、幅広い年齢層の方に受けていただきたいですね。僕は当院の菅重尚(かん・しげなお)院長と同じ慶應義塾大学医学部の出身で、卒業後は同大学の消化器内科に入局しました。以降、大腸内視鏡検査を数多く担当してきたほか、潰瘍性大腸炎やクローン病といった炎症性腸疾患を専門にしています。
- Q大腸がんにはどのような初期症状があるのでしょうか?
-
A
▲大腸がんは早期発見が重要
初期には自覚できる症状がないことが、大腸がんの特徴です。大腸の表面には痛覚がないため、目に見えるほど出血したり、大腸がふさがりかけて便秘になったりといった明確な症状が出るほどがんが大きくならないと、なかなか自分で気づくことはできません。ただし、そのくらいに明確な症状が出た頃には、大がかりな手術や抗がん剤が必要な段階になっていると考えられます。だからこそ、大腸内視鏡検査を受けて、がんを早期に発見・治療しておくことが大切なのです。
- Q健康診断で便潜血があったら内視鏡検査を受けるべきですか?
-
A
▲便潜血陽性なら内視鏡検査を
健康診断で便潜血が一度でも陽性であれば、確実に内視鏡検査を受けることをお勧めします。ご自身では、痔が原因だと認識していたり、あるいは便が固かったので少し肛門が切れてしまっただけだと思っていたりして、気にされていない方もおられると思います。けれども大切なのは、自覚できていない無症状の段階で大腸がんの兆候を見つけること。大腸内視鏡検査はそのためにあるものですし、がんでなくとも炎症性腸疾患の初期症状など、そのほかの疾患の可能性もありますから、便潜血で陽性となったら受けてほしいと思います。
- Q大腸がんのリスクが高くなるのはどのような人でしょうか?
-
A
▲大腸がんは家族歴と生活習慣に注目
まず挙げられるのは家族歴です。ご家族や近縁の方に大腸がんや大腸ポリープを経験された方がいる場合は、リスクが上がると考えられますので、しっかりと内視鏡検査を受けていただきたいと思います。また、生活習慣に関していうと、飲酒や喫煙の習慣がある方も、リスクが高くなるとされています。年齢に関しては、50代以降になると大腸がんは増えてくるのですが、40代でもがんが見つかる方はおられるので、そのくらいの年齢から検査を意識していただくと良いかと思います。
- Q内視鏡検査は苦痛を伴いそうで不安です。
-
A
▲苦痛を抑えた安心の内視鏡検査をめざす
当院では、内視鏡検査の痛みや不安が強い方には、ご希望や必要に応じて鎮静剤を使用しての検査を実施しています。ウトウトしたような状態のうちに検査を終えることが望めますので、苦痛の軽減に努めた検査が可能です。また僕自身、日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医であり、大腸内視鏡検査を長らく専門にしてきましたので、患者さんの苦痛を和らげるような大腸カメラの挿入、見逃しのない観察、ポリープを発見した場合の適切な治療に関しても、大学病院と遜色のないレベルの検査を提供できると考えています。
自由診療費用の目安
自由診療とは胃内視鏡検査/1万5400円~、大腸内視鏡検査/3万7400円~、人間ドック/4万9500円~

