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菅 重尚 院長、松原 佑太 先生の独自取材記事

Kクリニック山王

(大田区/大森駅)

最終更新日:2026/07/15

菅重尚院長、松原佑太先生 Kクリニック山王 main

5階建てのビル内で内科、婦人科、乳腺外科の他、小児科、胃腸などの診療も行っている「Kクリニック山王」。2006年の開業以来、検査と診断、治療までをトータルに行い、質にこだわった医療を提供している。消化器がん、乳がんを専門に外科の医師としての経験を積み重ねてきた菅重尚(かん・しげなお)院長は、消化器疾患と乳腺疾患に対する先進の医療の提供に加え、検診と人間ドックを強化。病気の予防、早期発見、早期治療に注力している。菅院長と同じ慶應義塾大学医学部出身の松原佑太先生は2026年に同院に着任、消化器内科を専門として胃腸のさまざまな悩みを診療し、内視鏡検査も担当している。菅院長と松原先生に、幅広い医療を提供する同院の診療について話を聞いた。

(取材日2020年9月24日/再取材日2026年6月5日)

検診、診断、治療。一貫した診療で患者ニーズに応える

2006年の開業当初から、さまざまな診療に対応されていたのですか?

菅重尚院長、松原佑太先生 Kクリニック山王1

【菅院長】僕はもともと乳腺と消化器外科を専門にしてきました。開業に際しては、僕が乳腺、胃腸系の診療を担当。外科を専門にしていたことから全身管理にも携わっていたので一般内科、小児科も設置しました。当初は、婦人科の先生と小児科の先生とともに運営する予定でしたが、小児科の先生が来られなくなったため、予定していたフロアを検診専用に変更し、人間ドックにも力を入れていくという方針が固まりました。3階には婦人科と乳腺外科の診療を行うレディースフロアを設け、現在は僕以外に3人の女性医師が診療にあたっています。

どのような訴えの患者さんがいらっしゃいますか?

【菅院長】患者さんはどの科にもバランス良く来てくださっていますね。生活習慣病の患者さん、胃腸系統にトラブルを抱えている方、また当院は女性の医師が多いこともあり婦人科のご相談での患者さんも多くいらっしゃいます。
【松原先生】消化器内科については対象となる臓器が多いですから、おなかが痛い、気持ちが悪い、食欲がないといった症状から、下痢や便秘、血便など本当に幅広いご相談で来院されています。その他、内視鏡検査を受けに来られる患者さんも多いですね。

人間ドックにも注力されていると伺っています。その理由について教えてください。

菅重尚院長、松原佑太先生 Kクリニック山王2

【菅院長】外科におけるがん治療は二次治療、つまり手術になります。進行がんだと転移などの可能性もあるため、手術も場合によっては難しくなってきますが、そうなる以前の、まだ早期がんのうちに発見できれば、転移などの心配も少なく手術もしやすくなります。そこで、検査に注力して、早期にたくさんのがんを見つけるほうが患者さんのためになりますし、医療の提供の仕方として良いのではないかと考え、人間ドックに力を入れてなるべく早い段階で治療する方向へとシフトしました。外科の医師として重症患者さんを診てきたからこそ、検診の重要性を感じ、そちらにかじを切ってもいいのではないかと思ったのです。

先進機器で品質を追求した検査・診療を提供

先生が医師をめざされたきっかけは何だったのでしょう。

菅重尚院長、松原佑太先生 Kクリニック山王3

【菅院長】きっかけは、ある村の医師が書いた随筆です。その医師は、以前は「医は仁術なり」という言葉があったけれども、今はあまり聞かなくなったと、その随筆の中で書いています。でも、彼の父親は「医は仁術なり」を実践した人だったとつづられています。村人から呼ばれれば嫌な顔一つせず走り回り、お金のない人は無料で診療し、村の人たちの健康のために尽くした。だから、決して裕福ではなかったけれども、いつも旬の野菜や果物が村人から届けられていたと。仁術の実践について書かれたその随筆を読み、「ああ、こういうのもいいな」と思ったことが、医療の道を志すきっかけになりました。高校生の頃はコンピューターが好きだったのでITの道も考えた時期もありました。その趣味が高じて、まだ紙のカルテが主流だった2006年の開業時から電子カルテを導入、人間ドックのデータベースシステムも自分でつくりました。

こちらのクリニックではどのような検査機器を備えていますか?

【菅院長】当院が導入している先進機器の一つに80列のマルチスライスCTがあります。性能にこだわって選んだ機器を使うことで、診断能力の向上を図っています。診断データは光ファイバー回線で専門の医師に送り、遠隔診断を行います。このように、大学病院で行っている検査のような高いクオリティーをめざして検査を行っていることと、クリニックの受診しやすさとを併せ持っているところが、当院の人間ドックの特徴です。また、私の専門領域でもある消化器の検査ではハイビジョンの経鼻内視鏡を用いて、患者さんの負担の軽減を図りながら、精度にこだわった検査を実施しています。検査に際して、苦痛や不安感の強い方には鎮静剤も使用しながら、検査中の苦痛の軽減に努めています。

内視鏡検査は松原先生のご専門でもありますね。

菅重尚院長、松原佑太先生 Kクリニック山王4

【松原先生】これまで大きい病院に勤務してきた経験も踏まえると、胃・大腸いずれの内視鏡検査でも、若い方にもがんなどの大きな疾患が見つかることが意外に多いという実感があります。とはいえ、早期に発見して治療できれば、命に関わるような重篤な事態を避けることにつながりますので、若い方でもぜひ内視鏡検査をしっかり受けていただきたいですね。また、僕は潰瘍性大腸炎やクローン病といった炎症性腸疾患を専門にしています。炎症性腸疾患は、専門の大きな病院以外では外来診療に対応しているクリニックが少ないのですが、当院のような身近なクリニックに専門の医師がいることもお伝えしたいですね。

患者目線の優しくアットホームなクリニックでありたい

診療で大事にしていることを教えてください。

菅重尚院長、松原佑太先生 Kクリニック山王5

【菅院長】自分の身内を診るような感覚で診療することです。その患者さんが、このクリニックで幸せになれるかなということを考えながら診療していますね。日々多くの患者さんがいらっしゃるため、時間の制限はありますが、その中でも丁寧に話を聞くべく精いっぱい頑張ろうと思っています。患者さん目線の優しくアットホームなクリニックでありたいと思います。

松原先生はどのようなことを大事にされていますか?

【松原先生】医師側が自分の考えを押しつけるのではなく、患者さんが何を不安に感じているかをしっかりお聞きして、一つ一つ解決していくことを心がけています。クリニックに来ていただいた患者さんご自身の代わりに、僕が患者さんの体のマネジメントについて考える役割を担えればと思って、日々の診療に当たっています。

クリニック開業20年を迎えました。これからの展望をお聞かせください。

菅重尚院長、松原佑太先生 Kクリニック山王6

【菅院長】これからも患者さんの健康のため、病気の早期発見をめざしていくというところは変わらないですね。開業から今日まで、がんの早期発見に力を入れてきましたし、その方針が功を奏してきたと思っています。また、糖尿病などの生活習慣病も早い段階から治療をしていくことで、健康寿命を延ばすことに寄与できると思います。まだ若かったり自覚症状がなかったりして、自分は大丈夫だと思っていても、実は何かしら体に問題があるかもしれませんから、人間ドックを受けることはとても大切です。40歳を過ぎるとがんや生活習慣病を患うリスクが増えますから、早期発見・治療のために、ぜひ自分の体をチェックしに来てください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

胃内視鏡検査/1万5400円~、大腸内視鏡検査/3万7400円~、人間ドック/4万9500円~