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脳神経内科のクリニックで行う
てんかん患者のフォローアップ

あたまと内科のうえだクリニック

(一宮市/妙興寺駅)

最終更新日:2023/06/08

あたまと内科のうえだクリニック 脳神経内科のクリニックで行う てんかん患者のフォローアップ あたまと内科のうえだクリニック 脳神経内科のクリニックで行う てんかん患者のフォローアップ
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意識障害やけいれんなどの発作が繰り返し起こる病気「てんかん」。生まれつきけいれんを起こしやすい人や、高齢になってから脳出血などの病気が原因で発症する場合など、患者によって発症時期や発作の頻度はさまざまだ。「あたまと内科のうえだクリニック」の上田雅道院長は、治療が長期間に及ぶことも考慮し「それぞれの希望や生活に合った治療方法で、無理なく病気と向き合っていくことが大切」と話す。脳神経内科を受診することで、専門的な視点から薬の使い方のアドバイスが受けられ、患者にとってメリットが大きいという。同院では、いつ発作が起こるかわからないという不安と戦うてんかん患者に寄り添い、患者が豊かな人生を送れるよう精神的にもサポートしているそう。てんかんという病気や症状、そして治療の進め方について話を聞いた。

(取材日2023年3月24日)

個人差の大きいてんかんの発作、適切な薬の使い方で生活への影響を減らすことをめざす

Qてんかんとはどのような病気なのでしょうか。
A
あたまと内科のうえだクリニック 脳や神経に関わる病気を診療してきた上田院長

▲脳や神経に関わる病気を診療してきた上田院長

脳の神経細胞が過剰に興奮してしまい、意識障害やひきつけなどの発作を繰り返し起こす慢性的な病気になります。子どもから高齢者まで幅広い世代に見られ、決して珍しいものではありません。生まれつきけいれんを起こしやすい方もいれば、年を取ってから発作が起きるようになってしまう方もいらっしゃいます。60代以降の患者さんで多いのは、脳出血や脳梗塞などの脳血管障害の後遺症として発症してしまう方ですね。あとはアルツハイマー型認知症に合併することもありますし、側頭葉てんかんと呼ばれるタイプのてんかんもあります。当院では高齢者の方や、子どもの時からてんかんがあり、成人以降も治療を続けている方を中心に診察しています。

Q脳神経内科で診てもらうメリットはどんな点でしょうか。
A
あたまと内科のうえだクリニック 身近なクリニックへの通院が可能

▲身近なクリニックへの通院が可能

内科に比べて、病気についての専門性が高いという点ですね。薬の使い方をはじめ、専門的な判断を踏まえることで治療の見通しも立てやすくなります。てんかんの発作の頻度は個人差が大きく、数年に1度しか出ない方から、毎日発作が出るという方も。程度によって差は出るものの、薬を使えば発作を抑えられることも期待でき、そうなればほとんど制限なく生活することもめざせます。特に若い方ですと、生活する上で仕事に影響が出ないようにしたいと望まれる方も多くいらっしゃいます。てんかんは継続しての治療が必要な病気のため、通院の負担をできるだけ減らしながら、患者さんの希望に沿った治療方法を提案するよう努めています。

Qこちらのクリニックでの治療の進め方を教えてください。
A
あたまと内科のうえだクリニック 一人ひとりのライフスタイルに合った治療法を提案するクリニック

▲一人ひとりのライフスタイルに合った治療法を提案するクリニック

他の病院でてんかんの診断を受けていて、治療の方針が決まっている場合には、発作の状況を見ながら以前の病院でのやり方を引き継ぐかたちになります。まだ診断を受けていない方については、問診をした上でCTもしくはMRIや血液検査、脳波検査などの結果を踏まえて診断します。問診では、過去に発作が起きたことがあるかや、今回の発作がどういったものだったのか、意識があったのかどうかなどを中心に話を聞きます。もしも一回限りのけいれんであれば薬を使う必要がないこともあります。てんかんが判明した後は、薬物治療が必要な患者さんには薬を処方するという流れですね。

Q定期的なフォローも大切にされていると伺いました。
A
あたまと内科のうえだクリニック 上田院長は丁寧にわかりやすく説明してくれる

▲上田院長は丁寧にわかりやすく説明してくれる

重症度によって通院のペースは異なりますが、治療を続けている間は月に1回程度のペースで来院してもらうのが望ましいですね。仕事が忙しくこまめな通院が難しいという方や、薬で症状が落ち着いているという場合にはもう少し間隔を開けての通院でも構いません。通院中は、薬を続ける重要性をお伝えするほか、睡眠不足やストレスが発作の原因になることもあるため、生活上での変化や悩みがないかをヒアリングしています。てんかんは、薬を飲んでいても発作が起きてしまうこともあり、精神面にも負担がかかる病気です。薬を使った治療はもちろん、精神面のサポートや生活改善のアドバイスなどトータルで患者さんを支えられるよう心がけています。

Q患者さんの通院の負担を減らすための取り組みをされているとか。
A
あたまと内科のうえだクリニック 気軽に相談できるクリニックとして、来院してほしいという

▲気軽に相談できるクリニックとして、来院してほしいという

てんかんの治療は長期間に及び、年単位で必要になる場合も多くあります。特に働いている世代にとっては定期的な通院が負担になりますので、柔軟な対応を意識しているのに加えて、電話とインターネットから予約を受けつけることで極力待ち時間を減らせるよう取り組んでいます。また、土曜日も診療を行っているため、平日の受診が難しい方でも足を運びやすいと思います。当院は内科も兼ねているのですが、風邪の症状のある患者さんについては一度お電話いただいてから受診するシステムになっています。治療で通院されている方と風邪の症状のある方が接触しないようになっていますので、高齢で感染症への心配がある方でも安心して来院してください。

ドクターからのメッセージ

上田 雅道院長

てんかん治療の一番の目的は発作を防ぐことです。そのためには薬が必要な方も多くいらっしゃいます。できるだけ通院やかかる負担を減らし、無理なく治療を続けていただくことが大切だと思っています。職業によっては、一度でも発作が起きると大きな影響を受ける方もいるでしょうから、患者さんのバックグラウンドや生活スタイル、将来の目標などをしっかりと把握し、それぞれに合った治療方法を一緒に見つけていければと思います。医師との距離が近い町のクリニックだからこそお話しいただけることもあると思います。てんかんの治療が必要な方や病気の疑いがある方は、まずは一度相談してください。

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