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上田 雅道 院長の独自取材記事

あたまと内科のうえだクリニック

(一宮市/妙興寺駅)

最終更新日:2024/05/21

上田雅道院長 あたまと内科のうえだクリニック main

一宮市浅野南之川に、2022年12月に開院した「あたまと内科のうえだクリニック」。名岐バイパスの下浅野交差点を東に曲がると、木材の外壁に大きな窓があるクリニックが目に入る。日が差し込む待合室には植物をイメージした装飾があり、温かい雰囲気。内装にも木材がふんだんに使われている。院長の上田雅道先生は、勤務医時代に頭痛・けいれんなどを引き起こすてんかん、脳卒中、物忘れなどが増える認知症、パーキンソン病など、脳や神経に関わる病気を診療してきた。総合病院だけではなく、地域のクリニックで神経疾患の患者を診療するため、なじみのある一宮市に開院したという。脳神経内科の認知度を高め、身近な存在としてクリニックを利用してほしいと願う上田院長に、診療内容や内装のこだわり、今後の展望などについて話を聞いた。

(取材日2023年1月6日/情報更新日2024年5月14日)

脳神経内科を地域にとって身近な存在に

木材を使った壁や植物の装飾が印象的です。開院にあたり、空間づくりでこだわった点を教えてください。

上田雅道院長 あたまと内科のうえだクリニック1

外壁や内装に木材を使用し、温かみのある雰囲気にしました。テーマカラーは、緑とオレンジ。私が好きな色です。待合室に緑のものを置きたかったので、壁に造花の装飾をしました。クリニックのキャラクターもテーマカラーに合わせています。待合室の大きな窓から日差しが入るので、日中は暖かいですね。院内には診察室が2部屋、点滴や採血をする処置室、面談ができる部屋があります。今後、必要に応じて使い分ける予定です。

ご経歴と開院された経緯をお聞かせください。

2010年に福島県立医科大学医学部を卒業後、名古屋掖済会病院や豊橋市民病院の脳神経内科に勤務しました。その後、名古屋大学大学院医学系研究科で4年間過ごし、中部ろうさい病院の神経内科の医長を務め、2022年12月に開院しました。脳神経内科が扱う症状は、頭痛・けいれんなどを引き起こすてんかん・パーキンソン病など幅広いのですが、循環器内科や消化器内科と比べると、脳神経内科の医師の数は少ないのが現状です。専門としている医師が少ないため、患者さんが十分に診療を受けられないのではないかと考え、脳神経内科の医師になることにしました。開業を考えるようになったのは、大学院にいた時です。勤務医を続けていると他の病院に異動することが多く、1人の患者さんを長く診ることができません。もちろん、いろいろな病院に勤務することで学べることもありますが、私は地に足をつけて同じ患者さんを長く診ていきたいと考えました。

クリニックの向かいにある「森整形外科」と連携されているそうですね。

上田雅道院長 あたまと内科のうえだクリニック2

はい。リハビリテーションが必要な神経の難病を抱える患者さんや、骨や関節などの疾患がある患者さんを森整形外科に紹介し、お互いに連携しながら診療できる体制を整えています。実は、私の妻と森整形外科の松村院長のご夫人が昔から交流があり、そのつながりで私と松村院長も知り合ったんです。お互いをよく知っているからこそ綿密に連携を取ることができ、患者さんに親身な医療を提供できると思います。

クリニックの診療方針を教えてください。

脳神経内科がどのような科なのか、ほとんど知られていないのが現状です。どんな症状を診てくれるのかわからない方が多いと思います。脳神経内科の認知度の低さは、私たち医師にとって課題です。クリニック名を「あたまと内科のうえだクリニック」にしたのも、診察内容をわかりやすく伝えるためです。脳神経内科について広めるのも、私の役割の1つなのかなと考えています。脳神経内科の開業医は少なく、脳神経内科の患者さんは総合病院などで診療されるケースがほとんどです。長期的に治療が必要な場合、遠方の総合病院に通ったり、予約を取ったりするのは患者さんの負担になりますよね。地域のクリニックを受診していただくことで、そういった負担を軽減できるのではないかと考えています。

生活習慣病の治療から脳卒中の予防につなげたい

脳神経内科が扱う疾患について教えてください。

上田雅道院長 あたまと内科のうえだクリニック3

代表的なものは、頭痛・けいれんなどを引き起こすてんかん、脳卒中、物忘れなどが増える認知症、パーキンソン病などです。特に頭痛に関しては、どの診療科にかかれば良いのかわからない方が多いですよね。普段頭痛はないのに頭痛を感じた方、市販の頭痛薬を月に2回以上飲んでいる方は、1度診察を受けられることをお勧めします。受診することで、頭痛の予防薬を使って鎮痛剤の使用量を減らせる可能性も期待できます。また、けいれんなどを引き起こすてんかん、脳卒中、物忘れなどが増える認知症、パーキンソン病などの患者さんは、治療薬を継続して飲む必要がある場合が多いと思います。総合病院への通院が負担になる方も多く、病院の予約が取れない、待ち時間を短縮したいという方は、投薬や治療などクリニックでフォローできますので、利用していただきたいですね。

実際にどのような患者さんが訪れていますか? 

初診の方ですと、頭痛の症状が多い印象です。頭痛の患者さんは20~50代の方が多いですが、お子さんも頭痛の症状で受診されています。頭痛の原因を探り、原因に応じて治療を行います。けいれんなどを引き起こすてんかんのため治療が必要な方、パーキンソン病などの難病の方も受診していただいています。また、内科も標榜していますので、高血圧や糖尿病などの生活習慣病の治療を受けていただけます。生活習慣病の治療は、脳卒中の予防にとって大事なことです。当院では、脳卒中になってからの治療だけではなく、血圧やコレステロール、血糖などを管理して、予防や再発防止にも力を入れています。また、週に2度、循環器内科の診察も行っています。

患者さんと接する際に気をつけていることは何でしょうか? 

上田雅道院長 あたまと内科のうえだクリニック4

患者さんの要望やお困り事をしっかり聞くようにしています。患者さんの中には、なかなか思っていることを言えない方もいらっしゃいますので、特に初診の診察は時間を長めにとってお話を聞いています。患者さんや地域の方々と触れ合えるような機会もつくりたいですね。受診するかどうかは別として、「近所にこんなクリニックがあるんだ」と知っていただける場を設けたいと考えています。今後、患者さんや地域の皆さんと信頼関係を築いていきたいですね。

頭痛や神経疾患の患者を長期的にサポート

さまざまな検査機器をそろえているそうですね。

上田雅道院長 あたまと内科のうえだクリニック5

マルチスライスCTや超音波診断装置、エックス線などの検査機器があります。CTは診察したその日に撮影が可能です。超音波診断装置は、心臓の状態や頸部の血管などを見るもので、動脈硬化の評価につなげます。検査中の痛みや、エックス線被ばくの心配もあまりなく、患者さんにとって負担の少ない検査です。MRI検査や入院、手術が必要な場合は、総合病院などにご紹介します。

今後の展望を教えてください。

慢性的な頭痛やけいれんなどを引き起こすてんかん、脳卒中の予防、物忘れなどが増える認知症、パーキンソン病などの神経難病の治療には、長期的な通院が必要です。そのため、今後も患者さんが通いやすい環境を整えていきたいと考えています。その1つが、待ち時間を極力短くすること。予約システムにより、診察時間を管理しています。当院では、電話とインターネットから予約が可能です。1度受診していただいたら、受付で次回の予約を取ることもできます。また、風邪の症状のある方は、一度お電話をいただいてから受診していただくようにしています。他の患者さんとの接触を避けるように工夫していますので、安心してお越しいただきたいですね。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

上田雅道院長 あたまと内科のうえだクリニック6

脳神経内科について地域の方々に知っていただくのも、私の重要な仕事だと考えています。頭痛・けいれんなどを引き起こすてんかん、物忘れなどが増える認知症、パーキンソン病などの神経疾患のある方、脳卒中の予防や後遺症で通院が必要な方は、地域のクリニックを利用するのも1つの方法です。当院で対応できる症状の場合は、責任を持って診療します。高血圧や脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病を治療することで、脳卒中や心筋梗塞の予防につながります。当院では内科の治療も対応していますので、ご相談ください。患者さんが来やすいような雰囲気にしていますので、お困りのことがあればお気軽にお越しください。いつでも歓迎します。

自由診療費用の目安

自由診療とは

健康診断/1万1000円

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