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夜泣きや寝つきの悪さなど
子どもの睡眠トラブルは小児科へ相談を

0歳からのこどもクリニック

(横浜市戸塚区/戸塚駅)

最終更新日:2023/02/15

0歳からのこどもクリニック 夜泣きや寝つきの悪さなど 子どもの睡眠トラブルは小児科へ相談を 0歳からのこどもクリニック 夜泣きや寝つきの悪さなど 子どもの睡眠トラブルは小児科へ相談を
  • 自由診療

夜泣きや寝つきの悪さ、抱っこや授乳をしないと寝ないなど、赤ちゃんの睡眠に関わる悩みを抱えている人も多いだろう。育児書どおりに進まないことが多い育児の中でも、特に個人差が大きくつらい状況に陥りがちなのが睡眠。赤ちゃんの睡眠トラブルで家族全員が睡眠不足となり、子育て中の家庭から笑顔が減ってしまうようなケースもあるだろう。「根拠のある情報に従って、睡眠トラブルの状況を変えていきましょう」と話すのは、横浜市戸塚区で「0歳からのこどもクリニック」を運営する坂井みのり院長。育児を通して自身も悩んだことをきっかけに、医療と環境整備の双方向から、赤ちゃんの睡眠トラブルに取り組んでいる。科学的根拠に基づくアドバイスで、「夜が来るのが憂鬱」と悩む保護者を支える院長に、赤ちゃんの睡眠トラブルについて詳しく聞いた。

(取材日2023年1月20日)

認知機能や精神機能にも影響する赤ちゃんの睡眠トラブルは、環境整備により改善が望める場合も

Q赤ちゃんの睡眠トラブルにはどのようなものがありますか。
A
0歳からのこどもクリニック 不安なことがあった場合は、すぐに相談を

▲不安なことがあった場合は、すぐに相談を

代表的なものは夜泣きですが、寝かしつけに極端に時間がかかる、夜中に何度も起きる、うまく昼寝ができない、抱っこしないと寝ないなど、0歳からの赤ちゃんの睡眠には、さまざまな悩みが聞かれます。こうした状態が続くと、赤ちゃん本人はもちろん、お母さんも睡眠不足に。睡眠不足では心の余裕がなくなり日中の活動効率が低下してしまうことに加えて、赤ちゃんの発育・発達にも影響を与えてしまいます。現在、国内の乳幼児健診では睡眠に関わる質問項目は設定されておらず、睡眠トラブルは個人差や一過性のものとして重く扱われない傾向があります。しかし、正しい知識のもと0歳から睡眠への対策をしていくことは、とても重要なことなのです。

Q睡眠不足は赤ちゃんにどのような影響を与えるのでしょうか。
A
0歳からのこどもクリニック 脳の休息のためには、良好な睡眠が大切

▲脳の休息のためには、良好な睡眠が大切

睡眠は脳の休息・修復のために必要であり、日中体験したことの記憶を定着させるためにも重要です。赤ちゃん時代から睡眠不足の状態が続くことで、将来的に認知機能や精神機能に影響が現れるという報告もあります。また、赤ちゃんが寝ないと関わる親御さんも十分な睡眠が取れません。親御さんの幸福度が下がり、日中イライラすることが増えると、赤ちゃんとの関わりにも影響が出てしまうことも。乳幼児期には母子の精神状態がリンクするといわれるとおり、関わる親御さんの精神状態が安定していることは、赤ちゃんの精神安定にも重要です。親も子も笑顔で過ごすためにも、良好な睡眠が求められるのです。

Q睡眠トラブルと乳幼児突然死症候群は関係しているのでしょうか?
A
0歳からのこどもクリニック 睡眠環境についてもアドバイス

▲睡眠環境についてもアドバイス

睡眠トラブルが乳幼児突然死症候群(SIDS)に直結する訳ではなく、睡眠トラブルの原因となるような寝床の環境の改善が、SIDSの対策にもつながっていくという意味では関係しているとも言えるでしょう。より良い睡眠には安全な寝床作りが大切です。0歳のときに寝る時に布団をかけたり、添い寝をしたりすることが、SIDSや窒息のリスクを高めてしまうことも考えられます。SIDSの発症がピークとなるのは生後6ヵ月頃ですが、安全性を考えると0歳児は布団や枕なしで寝かせるのが理想です。できれば親の寝室に設置したベビーベッドで、ぬいぐるみやタオルなど余計なものを置かないシンプルな寝床で寝かせてあげるのが良いでしょう。

Q関わる親はどのような対応をとれば良いのでしょうか。
A
0歳からのこどもクリニック 睡眠スケジュールの立て方もしっかりサポート

▲睡眠スケジュールの立て方もしっかりサポート

睡眠トラブルは病気ではないため、これまで医療の関わりはほとんどありませんでした。しかし、科学的根拠のある情報に従い、睡眠環境を整えることは重要です。例えば、睡眠をとる部屋は20〜22度と室温を低めに設定するのが好ましいのですが、これは体温が下がる時に眠気が発生するため。他にも、寝かしつけの方法や中途覚醒時の対応、寝室の照明などの選び方や睡眠スケジュールの立て方など、根拠に基づく情報があります。当院ではきょうだいの有無や家族の関わり、住環境などを細かくカウンセリングし、状況に合わせた適切な目標設定のもとで、アドバイスと実践、フィードバックを繰り返しながら改善をめざしていきます。

Q睡眠トラブルにつながる疾患の治療が必要になることもあるとか。
A
0歳からのこどもクリニック どのような原因があるかを詳しく調べてから方針を決めていく

▲どのような原因があるかを詳しく調べてから方針を決めていく

そうですね。小児科クリニックという特徴を生かし、まずは医師の診察により睡眠トラブルの原因となる疾患がないかを確認し、必要に応じて治療を行います。例えば、アトピー性皮膚炎によるかゆみや風邪などによる鼻詰まりなど、眠りを妨げている症状の緩和を図ります。その後、睡眠分野の専門知識を持つ専門家によるカウンセリングへと移ります。当院では薬剤治療に頼らずに、科学的根拠に基づいた環境整備や睡眠習慣の見直しを行います。対象は0歳から小学校入学までのお子さんと出産前の妊婦さんです。睡眠トラブルの背景に発達障害などが隠れているケースもあり、そうした子を迅速に適切な医療へとつなげることも重要と考えています。

ドクターからのメッセージ

坂井 みのり院長

赤ちゃんの睡眠に関する悩みは我慢すべきものではありません。何かあれば、1日も早くご相談いただきたいと思っています。私自身、出産・育児を通して改めてその悩みに直面し、相談先がなく悩んだことも。「今だけだから頑張って」と言われることも多いですが、状況が好転するのを待っても、いいことは母子ともにひとつもありません。睡眠への対策は、いわば赤ちゃんが身につけてしまった睡眠に関わる悪い癖の矯正だと考えています。最初は大変に思うこともあるかもしれませんが、科学的根拠に従って取り組み続けることで、より良い睡眠をめざしていきましょう。赤ちゃんはもちろん、関わるママパパの笑顔のためにも、ぜひご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

睡眠トラブルの外来:2回目以降3500円(1回目は保険適用内)

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