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気になる息切れ、むくみ、動悸は
放っておかず循環器内科で相談を

おかもと内科クリニック

(向日市/西向日駅)

最終更新日:2023/01/19

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  • 保険診療

向日市の「おかもと内科クリニック」では内科や小児科とともに、近隣では数少ない循環器内科の診療も行っている。岡本祐典院長は日本循環器学会認定循環器専門医であり、勤務医時代は高槻市や大阪市内の基幹病院で心臓疾患の診療に取り組んできた。その経験を生かし、同クリニックでも循環器疾患の初期に起こりがちな症状に目を向けながら、患者と向き合っている。また「健康診断の結果も大事な情報です」と岡本院長。ただ、気になる症状や検査値の異常と循環器疾患の発症・進行に関しては個人差もあるそう。そのため、生活習慣なども聞き、院内で検査も行い、専門的な視点から一人ひとりに適した診療を行うことに努めているという。今回は、循環器疾患につながるような症状や早めに循環器内科を受診するメリットについて、わかりやすく教えてもらった。

(取材日2022年11月4日)

気がかりな症状や検査結果は早めに循環器内科へ、専門家によるチェックの有無が将来の健康を左右することも

Qどのような症状があると、循環器疾患が疑われますか?
A
1

▲気になる症状があれば早めに相談を

息切れや足のむくみがあると、循環器疾患の中でも心不全の心配がありますね。明らかな息切れでなくても、「以前より疲れやすくなった」と感じることを心不全ではなく「年齢のせいだから」と思い込んでいる方は意外と多いです。むくみも、夕方のむくみが翌朝には治る程度なら良いのですが、朝からむくんでいたり、靴下のあとがいつもくっきりついているようであれば気がかりです。また動悸やめまい、失神といった症状は、不整脈から起こることがあります。それから胸の痛みは30~40代の若い方であっても、まれに狭心症や心筋梗塞などの心臓の病気が隠れていることがあります 。

Q循環器内科を受診したほうが良い人の特徴はありますか?
A
2

▲定期的に検査や診断を受けることが早期発見につながる

症状の感じ方や、症状と実際の病気との関係には個人差があります。このため受診したほうが良い状況も人それぞれですが、「症状の起きる頻度が増えている」場合、あるいは「症状があることで日々の生活や心身の健康が損なわれている」ような場合には、早めに循環器内科を受診することをお勧めします。また、高血圧症で定期的に通院して降圧薬を飲まれているような方でも、健康診断は受けていないことがあります。血圧測定だけでは不整脈や心不全の詳細はわかりません。ですから通院していても健康診断などの検査は定期的に受けていただいて、もし検査値に異常がみられれば循環器内科でのチェックを考えてほしいと思います。

Q検査や治療を後回しにすると、どんなリスクがありますか?
A
3

▲専門的な視点から一人ひとりに適した診療を行う

例えば高血圧は、最初はほぼ自覚症状がないため、血圧を測定しないと気づくことができません。高血圧と知らずに放置していると動脈硬化が進む原因になり、心筋梗塞や脳卒中に突然見舞われることも。また、高血圧から心不全となることもあり、いずれにしても健康寿命を大きく損なう恐れがあります。高血圧を予防・改善するためには、まず食事や運動などの生活習慣の改善が大切ですが、検査を定期的に受けてご自身の状態を知り、問題を把握できていれば、軽い異常の段階で対策が始められます。「若い頃から血圧は高めだから」「親も高血圧だけど元気だから」といって見ないふりをせず、リスクを知って適正なレベルにコントロールしてほしいです。

Q先生は循環器内科がご専門だそうですね。
A
4

▲日々の生活習慣も大切だという院長

病院の循環器内科では心不全や不整脈を中心に診療に携わっていました。心臓疾患は体の状態に直接関わり、治療の専門性も高いので、心臓に気がかりな点があれば他科からも相談がありました。心臓疾患の治療法もやはり日々進歩しており、そういった知識や情報の更新をできるだけ心がけています。そして病気の状態を見極め、必要に応じてより専門的な医療機関へつなぐことも意識しています。狭心症や心筋梗塞、心不全といった循環器疾患は発症すると治療が大変ですので、専門家の視点で些細な症状や検査値の変化を検討することが、予防や早期発見につながり、健康維持のお役に立てるのではないかと考えています。

Qこちらで受けられる検査について教えてください。
A
5

▲各種検査機器をそろえている

心電図は、処置室のベッドで行うものと、24時間心電図を計測できるホルター心電図を備えています。ホルター心電図はより小型の装置を導入して、患者さんの負担がなるべく軽くなるように配慮しています。また、症状から狭心症が疑われるような場合には、自転車型の装置を用いた運動負荷心電図検査も院内で行えます。動脈硬化の程度を調べる検査では、足の動脈に狭窄がないかどうかや、動脈硬化がどの程度進んでいるかの指標がわかります。これらの検査は1回で病気のすべてがわかるわけではありませんが、診断の大きな手がかりになりますので、身近なクリニックで気軽に検査できることは大きなメリットだと思います。

ドクターからのメッセージ

岡本 祐典院長

現在、循環器に関連した症状で患者さんからご相談が多いのは、動悸がする、血圧が高い、健康診断でコレステロール値の異常を指摘された、などです。もちろんすべての方で治療が必要なわけではなく、経過を見る場合もあります。ただ、循環器の病気は時に人生を左右するので、早い時期に専門的な目で「様子見で良いのか、何か対策をしたほうが良いのか」という見立てができれば安心ですし、将来を見据えた生活習慣改善にもつながります。そして、日常的な体調不良や予防接種と同じような感覚で「とりあえず受診」できるのが地域の循環器内科の便利なところです。お子さんから年配の方まで、気になることがあれば、ぜひためらわずにご相談ください。

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