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小泉 宏太 院長の独自取材記事

こいずみクリニック 整形外科 リハビリテーション科

(大阪市城東区/新森古市駅)

最終更新日:2022/10/07

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2022年7月に開院した「こいずみクリニック 整形外科 リハビリテーション科」は、大阪メトロ今里筋線新森古市駅から南へ徒歩約3分の距離にある。クリニック内は白・ベージュ・水色でコーディネートされ、明るく開放的な雰囲気。院長の小泉宏太先生はいくつかの病院で15年にわたって経験を積んだ後、「治すだけでなく、早期発見や予防にも力を入れたい」とクリニックを開いた。得意とする肩関節のトラブルや骨粗しょう症をはじめ、幅広い整形外科疾患に対応。スポーツ整形の領域にも造詣が深い。小泉院長にクリニックの診療の特色や、地域医療にかける意気込みなどを語ってもらった。

(取材日2022年8月5日)

ケガや病気の適切な治療、その未然の予防も

医師をめざしたきっかけを教えてください。

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高校の時に進路を意識して「生きる意味とは?」と自問してみた時、人の役に立てれば、ひいてはそれが自分の生きる意味になるのではと考え、それが叶う医師を志しました。整形外科を選んだ理由は、学生時代の部活で足首を傷め、「プレイしたくてもできない」というつらい経験が大きく関係しています。手術や術後のリハビリテーションなど適切な医療を提供することで、以前の状態に戻そうと患者さまが前向きな気持ちになるきっかけを与えたいと考えました。人から明るいと言われる性格にも合っているのだと思います。

これまでどのような経験を積んでこられたのですか。

15年間さまざまな病院に勤務し、肩関節を中心に数多くの手術を担当してきました。初期研修でお世話になった病院に肩の治療を得意とする先生がおられ、肩の疾患に専門的に取り組むようになったのがきっかけです。肩を専門的に診る先生は少ない上、技術的にもとても奥深いので興味を持ちました。その後も、勤務する病院の特性に合わせて、骨粗しょう症や膝、スポーツ外傷の治療、関節リウマチ、骨折などの一般的な外傷なども経験しましたが、その間もずっと肩の治療には熱意を持って取り組みました。

開業を決意された理由は?

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勤務医時代は手術が治療の中心で、責任が重い反面、やりがいがありました。ただ、手術が必要な患者さまをみていくうちに、手術の前段階で力になれることがあるのだと気づくようになりました。日常生活の制限なく健康に過ごせる期間を“健康寿命”といいます。この”健康”が損なわれてしまう原因の1/4は整形外科疾患です。骨粗しょう症が進行する前に診断し、適切な治療を行うことで予防ができます。これまでの経験を生かすことで、地域の方々が”健康に”長生きするサポートができると思い、開業を決意しました。

現在の場所を選ばれた理由を教えてください。

ご高齢の方や若い家族、学生さんも多いエリアなので、これまでの経験を生かした治療を提供できると考えたからです。勤務医時代にリハビリの大切さを実感していたので、広いリハビリ室を設けられることも、現在の場所を選ぶ決め手になりました。現在は健康保険でのリハビリに注力していますが、今後はより予防に特化した介護保険を利用したリハビリにも対応したいので、3階に広いリハビリ専用スペースが確保できる当院は最適でした。

無理なく続けられる”患者さまに寄り添った医療”を

患者さまと接する際に心がけていることはありますか?

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患者さまに寄り添った医療がモットーです。説明では、患者さまの体のどこに何が起こっているせいで、痛みや不具合が生じているのかを、模型なども使いながら専門的な用語は極力使わず、わかりやすく伝えるようにしています。疾患や体の状態を理解することで、治療の必要性を実感してもらうことが大切と考えているからです。

治療についての考えを聞かせてください。

治療の選択肢を示した上で、その方に適した治療を提供するようにしています。必ずしも最先端の治療が最適とは考えていません。その方の生活スタイルや環境、経済状況などの条件に合っていないと治療の継続が困難になる場合もあります。無理なく続けられるよう、医師やスタッフ一同、患者さまに寄り添いながら継続可能な治療プランを一緒に相談しながら決められるようにしています。

力を入れている治療を教えてください。

肩の治療に注力しています。肩の痛みや、腕が上がりにくいと、すぐに四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)と診断されがちですが、肩のインナーマッスルの腱板という筋肉・腱の断裂や、軟骨がすり減る変形性関節症が原因のケースも少なくありません。こうした場合、四十肩・五十肩として漫然と治療を続けていても改善は難しい。悪化させてしまう可能性もあります。的確な診断が肝要ですが、整形外科医の中でも診断が困難なため、間違った診断のもと治療されている患者さまも多い。私はこれまで患者さまの身体所見をとり、エコーやMRIから診断をつけ、手術で実際に確認して、を繰り返した数多くの経験から、診断と治療に自信を持って取り組めています。

骨粗しょう症の診療にも力を入れておられますね。

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骨密度が低下すると、ちょっとした転倒などで骨折してしまい、それがきっかけで寝たきりなど日常生活レベルが低下してしまうこともあります。特に女性はもともと骨密度がピークを迎える20代に十分な骨密度がなく、その後女性ホルモンの低下とともに骨密度も低下するため思わぬ低値を示す方もいます。40〜50代の間に一度は骨密度の検査を受けることをお勧めしています。かかとなどで手軽に骨密度を測れる装置は1つの目安にはなりますが、あまり正確に全身の骨密度を反映するものではありません。簡易的な検査で問題がなかったとおっしゃる方も、精密な検査で骨密度の低下が見られるケースもあります。そのため当院では、日本骨粗しょう症学会のガイドラインで推奨されているDXA(デキサ)法での骨密度検査を取り入れて診療に生かしています。

個々に合わせたリハビリで健康な長生きをサポート

リハビリを重視しているのですね。

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整形外科分野の疾患を改善させていくためには、クリニックに通院するだけではなく、日常のトレーニングも欠かせません。このため、患者さまの状態を細かくチェックして、適したリハビリメニューを提案しています。例えば、変形性膝関節症の場合は筋肉を鍛えることが有用ですが、やみくもに激しい運動をすると逆効果になるため、理学療法士と相談しながら大きな負担とならないようなトレーニング法を指導しています。また、当院の理学療法士と体幹を鍛えるための適切なメニューを考えリハビリを進めていきます。

スタッフ教育について教えてください。

現在在籍しているのはすべてオープニングスタッフで、開業準備の段階から「患者さまにしっかりと寄り添う」という当院の姿勢について説明し、その方針に賛同してくれたスタッフばかりです。例えば、クリニックを受診して良い診療が受けられたと感じても、受付スタッフの印象が良くなければ、最後不快な気持ちで帰ることになります。このため、全員が親身になって患者さまに接する、「何かあったら、また来よう」と思っていただける接遇や診療をめざすという共通の認識を持っています。

今後の目標は?

地域の方から「何かあったらこいずみクリニックに相談してみよう」「あの先生が言うことは納得できる」と思っていただけることが当面の目標です。友人や知り合いなどに、困っている人がいたら「あそこのクリニックに行けばいいよ」と言っていただけるよう、スタッフ一同精進したいと思います。

読者にメッセージをお願いします。

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地域の方々が”健康に”長生きするためのお手伝いができればと考えています。すでに健康が損なわれてしまった方でも、少しでも改善させていくためのサポートをします。骨折などで健康な毎日が失われてしまわないよう、予防にも注力しています。身体の痛みやしびれなどの不調を抱えている方の中には、つい身近なマッサージなどで済ませてしまう方もいらっしゃいますが、身体の所見やエックス線などの画像から”診断”を下せるのは医師のみです。実際にマッサージが有用な疾患もありますが、重大な疾患が隠れていることがあります。その場合、改善が期待できないばかりか悪化させる可能性もあります。私は手術を通して、身体のどの箇所の不具合がどこの不調につながるのかを常に考え勉強し、そして実践を繰り返してきました。その経験に基づき適切な医療が提供できるという自負があります。体の不調や悩みを抱えておられるなら、ぜひ当院にご相談ください。

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