口の中をトータルプロデュース
患者に合わせたインプラント治療を
南森町カツベ・こども矯正歯科
(大阪市北区/南森町駅)
最終更新日:2025/01/16


- 自由診療
インプラント治療の広まりで、「今まで入れ歯だったけどインプラントに興味が出てきた」「万が一歯を抜くことになったらインプラントにしよう」と考えている人もいるだろう。しかし、いざ治療しようにも、子育てや仕事で忙しかったり、まずは虫歯や歯周病の治療が必要だったりと、なかなか治療をスタートできない人もいるのではないだろうか。そんな中、幅広い診療と充実の環境を整え患者に寄り添うのが、大阪市内にある「南森町カツベ・こども矯正歯科 」。家族で通えるクリニックをコンセプトに、子連れでも安心して通えるよう環境を整え、一般的なインプラント治療から難症例まで対応し、口に関して幅広い治療に取り組んでいる。「必要な人に必要な医療を届けたい」と話す森山善行院長に、インプラント治療の特徴や治療の流れについて話を聞いた。
(取材日2023年1月27日)
目次
検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!
- Qインプラント治療とは、どのような治療でしょうか?
-
A
何らかの理由で歯を失った時の治療法の一つです。ほかにも、歯を失った時の治療法にはブリッジや入れ歯などの選択肢がありますが、ブリッジは隣にある健康な歯を削ってしまいますし、入れ歯は痛かったりグラグラしたりするので合わないという人もいます。インプラント治療は顎の骨にチタン製人工歯根を埋め込んで人工の歯を取りつけるため、周囲の歯を削る必要がありません。また、天然歯に近い噛み心地で食事も楽しむことや会話にも影響が出にくいことが期待できます。機能面だけでなく、審美面でも配慮された治療法の一つといえるでしょう。ただし、手術が必要になるため、ほかの治療法よりも期間や費用がかかることもあります。
- Qインプラント治療の痛みや腫れが気になるのですが。
-
A
手術中は麻酔を使うので、痛みを感じることはほとんどありません。当院では、局部麻酔のほか、リラックス効果が期待できる笑気麻酔を使いますが、それでも不安だという場合には、麻酔科の医師による静脈麻酔も実施します。静脈麻酔では眠ったような状態で手術を受けることが期待できます。また、手術では患者さん一人ひとりに合わせて作製したサージカルガイドを用います。インプラント埋入の位置や深度、角度など、シミュレーションどおりに導く道具で、これによって手術による侵襲を軽度に抑えることを図り、腫れが生じにくくするよう努めています。また、手術は日帰りで行います。
- Qこちらのクリニックでインプラント治療を受けるメリットは?
-
A
お口全体のトータルプロデュースができることです。歯を失うには、何かしらの原因があります。虫歯、歯周病、歯ぎしり、食いしばりなど、理由はさまざまですが、それらを解決しなければ、せっかく治療しても再発してしまう恐れがあります。当院は子どもも大人も一緒に通えるクリニックをコンセプトに、虫歯、歯周病、矯正、噛み合わせなど、さまざまなお口のお悩みに対応しています。総合的に治療することで、歯を失わせる根本原因の解決につなげます。また、メンテナンスにも力を入れており、長く通っていただけるのも魅力の1つです。骨が少ない人など難症例にも対応していますので、他院で断られた人も一度ご相談いただければと思います。
検診・治療START!ステップで紹介します
- 1問診・カウンセリング
-
問診票に記入された内容をもとに、カウンセリングを行う。同院では、どの治療法を選択するにしても、これ以上健康な歯を失わないように歯が悪くなった原因を究明することに重きを置いている。そのため、全身疾患の有無や服薬歴以外に、食事や睡眠時間といった生活習慣、これまでどのような歯科治療をどのくらい受けてきたのか、といった質問を重点的に聞いて治療につなげているという。
- 2口腔内の状況を診断するための検査
-
インプラント治療に進むとなったら、口の中や骨の状態を確認するため、歯科用CTや口腔内スキャナーを使って検査を行う。また、口腔内や顔の写真を撮影し、噛み合わせなどをみるために模型も作製する。集まったデータをもとにシミュレーションを行い、インプラント体を埋入するポジションや角度、深さなどを細かく調整。インプラント治療はやり直しや後戻りができない治療であるため、何よりも術前検査に力を入れているそうだ。
- 3必要に応じて歯周病治療や骨造成を実施
-
歯周病があれば、手術の前に歯周病治療からスタート。歯を失った原因が歯周病だった場合、すぐに再発してしまう恐れがあるため、まずは感染源を除去する必要があるそうだ。また、検査で顎の骨が少ないことがわかった場合は、インプラントを安定した状態で埋入する土台を作るための骨造成を検討する。同院では難症例にも対応しているので、骨造成後にインプラント埋入が可能になるそうだ。
- 4インプラント埋入手術
-
同院では、一般的なケースだと1回で、骨造成が必要な場合などでは2回で、外科的手術を行う。インプラント埋入には、シミュレーションに基づき作製したサージカルガイドと呼ばれる装置を使用する。これによりシミュレーション通りのポジションに埋入を試みるほか、ドリルの振動によるブレの抑制も図れるため、より安全面に配慮した手術が期待できるそう。埋め込んだインプラントが骨に定着したら、人工歯を装着して調整する。
- 5メンテナンスのために定期的に通院
-
インプラントの手術後は、メンテナンスがとても重要。インプラントは天然歯に比べて歯周病などの内部のトラブルが表面化しにくいため、同院では3ヵ月に1度のペースで定期的なメンテナンスに通うよう推奨している。また、日頃のブラッシングで磨き残しなどがないか、口腔環境に悪い癖がないかなど、歯科衛生士が細かにチェック。治療した歯だけでなく、ほかの健康な歯も守っていけるよう丁寧なアドバイスを心がけている。
自由診療費用の目安
自由診療とはインプラント治療/55万円~、骨造成/5万5000円~、全顎矯正(銀のワイヤー)/110万円~
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。