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大田 貢由 院長の独自取材記事

金沢文庫消化器クリニック

(横浜市金沢区/金沢文庫駅)

最終更新日:2022/10/26

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金沢文庫駅から徒歩2分に位置する「金沢文庫消化器クリニック」は消化器内科・肛門外科・内科・外科を標榜するクリニックだ。院長の大田貢由(おおた・みつよし)先生は1991年に横浜市立大学医学部を卒業後、同大学病院で研修医として研鑽を積み、第二外科教室へ入局。大学病院はもちろんのこと、がんセンターや総合病院など幅広い医療機関で勤務してきた。日本外科学会外科専門医、日本消化器外科学会消化器外科専門医、日本大腸肛門病学会大腸肛門病専門医の資格を持つ。主に、大腸がんといった大腸肛門病をはじめとする消化器疾患について学んできた。2022年6月「自身の知識を地域医療に還元したい」という想いから同院を開業。今回、大田院長には、開業までの歩みや診療で大切にしていること、患者への想いなどを語ってもらった。

(取材日2022年6月29日)

これまでの知識や経験を地域医療へ還元したい

まずは先生のご経歴と、開業までの経緯をお聞かせください。

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私は1991年に横浜市立大学医学部を卒業後、同大学の大学病院で研修医として学び、消化器外科の医師として「第二外科教室」に入局しました。天才外科医を主人公とする有名な漫画に憧れて医師になったので、もともと外科医になりたかったんです。勤務医時代は主に直腸がんなど、大腸がんの腹腔鏡下手術を中心に研鑽し、横浜市立大学附属病院はもちろんのこと、横須賀共済病院、横浜市立市民病院などの総合病院や、静岡県立静岡がんセンターなどさまざまな医療機関で経験を積んできました。開業の直前には横浜市立みなと赤十字病院の大腸外科で部長も務めていました。開業を決意したのは、「自身のこれまでの知識や経験を生かして、手術が必要となる前の患者さんの診療にも携わっていきたい」と思ったからです。

開業されてみて、感想はいかがですか?

初めての開業だったので大変なこともありましたが、一言でいうと「楽しい」ですね。これまでの私の仕事は、ほとんど診断のついた患者さんを対象に、治療の説明をしてご理解いただき、実際に治療を行うことでした。しかし、これからは、まだ診断のついていない患者さんを診て、診断や治療に必要な情報を集めていく必要があります。求められる技術も異なりますし、環境も大きく変わりましたので、毎日が勉強だと感じています。それと同時に、医学的にも社会的にもやりがいを感じています。まだ開業して1ヵ月ほどですが、すでに「開業して良かったな」と実感しています。

受診される患者層や主訴などについてお聞かせください。

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クリニック名に「消化器クリニック」と入っていますので、胃や大腸など消化器に関するお悩みを抱えた患者さんや、肛門のトラブルでお悩みの患者さんが多く受診されます。消化器や肛門に関するお悩みは、年齢問わずお持ちの方が多いので、年齢層にはあまり偏りがなく、若い方からご高齢の方まで幅広く来てくださっていますね。消化器疾患や肛門疾患は私がこれまで専門としてきた分野なので、この分野のお悩みで地域の方に頼っていただけるのは本当にありがたいことだと思っています。また、内科も標榜していますので、消化器や肛門以外の疾患についても診療を行っています。まずはどんなことでも気軽に相談していただきたいですね。

患者の声に耳を傾けて正確な診断をめざす

クリニックの診療の特徴はなんでしょうか。

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消化器疾患や肛門疾患に関する幅広い診療を専門的に行っていることですね。まず、質の高い胃と大腸の内視鏡検査を提供することを心がけています。その他、日本大腸肛門病学会大腸肛門病専門医でもありますので、いわゆる痔などの肛門疾患については診断の上、日帰り手術を実施することも可能です。また、近年注目されるようになった消化器疾患として、はっきりとした原因がわからないまま胃もたれなどの不快な症状が続く「機能性ディスペプシア」や、便意を我慢しているうちに排便が難しくなる「習慣性便秘」、具体的な原因がないのに腹痛や下痢、便秘などが続く「過敏性腸症候群」などが挙げられます。当院では、これらの機能性疾患についても熱心に診療を行っています。

胃や大腸の内視鏡検査について詳しく教えてください。

当院では麻酔科の医師の監督のもと、鎮静剤を用いた苦痛の少ない胃や大腸の内視鏡検査を実施しています。鎮静剤を使用する際は、その方の年齢や全身状態に合わせた管理が必要です。また、鎮静剤が強すぎても受診後の帰り道が危険になるため、適切な作用を維持することも大切なんですね。当院では、麻酔科の医師が患者の血圧や呼吸状態を管理した状態で検査を行っていますので、適切かつ安全性重視で検査が行えるように工夫しています。また、胃や大腸の内視鏡検査は苦痛が少ないことももちろん大切ですが、せっかく検査を行うのですから、幅広い消化器疾患を正確に診断することを特に重要視して検査にあたっています。

診療において、先生が特に心がけていることはなんですか?

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患者さんにうそをつかないことと、患者さんの意見をしっかりと聞くことですね。前述のとおり、勤務医の頃は外科医として患者さんに治療の説明をするなど、自分が話して患者さんに理解してもらうことのほうが多かったんです。しかし、開業してからはより患者さんの話をしっかりと聞くことが大切になりました。「どんなふうに症状を伝えればいいかわからない」などと悩まれる患者さんも多いと思うのですが、私としては、伝え方に悩まず素直に言ってもらえるのが一番わかりやすいですし、うれしいです。一見、「これは関係ないかな?」と思うようなことでも、診断の際には役に立つ場合がありますから。気になることがあれば気軽に話してほしいですね。私自身も、患者さんが話しやすい雰囲気をつくるように心がけています。このほかには、話の内容だけでなく顔色や触診などから幅広く情報を集めて診断することも大切にしていますね。

地域住民の健康を維持するために気軽な受診を促す

消化器疾患・肛門疾患については、どんなときに医療機関を受診すべきでしょうか。

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「急におなかが痛くなった」などつらい症状が急激に現れたときは、もちろん受診していただきたいですね。ほかには、数ヵ月以上似たような症状が続いてなくならない場合や、良くなったり悪くなったりを繰り返す場合などにも、我慢せずに一度受診していただきたいと思います。便秘や下痢などの排便トラブルや肛門のお悩みは、受診しにくいと感じる方もいるかも知れませんが、どうか受診のハードルを上げることなく、気軽な気持ちで受診してほしいです。

先生は、患者さんの健康寿命を延ばすことを大切にしているそうですね。

はい。やはり地域のクリニックの役割として、患者さんの病気を診断して治療すことだけでなく、患者さんの健康を維持することが大切だと思っています。これは、肉体的なことはもちろん、精神的な部分に関しても同じことが言えます。例えば、「機能性ディスペプシア」をはじめとする機能性疾患の患者さんは、病気との付き合いも長くなりがちです。肉体的な苦痛などから、精神的にも影響が出てきてしまうことも少なくありません。そういった側面でもサポートできるクリニックでありたいですね。

最後に読者へのメッセージをお願いいたします。

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消化器疾患は非常に幅が広く、「おなかが痛い」という主訴の中に数多くの病気が考えられます。そのため、患者さんにはぜひ消化器外科専門医をはじめとする専門の医師のいる医療機関を受診していただきたいと思います。肛門疾患も同様で、大腸肛門病専門医でないと、なかなか診断が難しいケースも少なくありません。気になる症状があるときは、ぜひ気軽に専門の医師のいる医療機関へご相談いただけたらうれしいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

胃内視鏡検査(検査のみ)/1万5400円~、大腸内視鏡検査(検査のみ)/1万9800円~

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