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印藤 直彦 院長の独自取材記事

印藤内科クリニック

(高松市/古高松駅)

最終更新日:2022/08/29

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琴電志度線・古高松駅から5分ほど歩くと、ガラス張りのモダンな建物と木製のロードサインが見えてくる。2022年5月に開業した「印藤内科クリニック」だ。印藤直彦院長は、日本内科学会総合内科専門医、日本消化器病学会消化器病専門医、日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医の資格を持つ消化器の専門家。大阪での勤務医を経て、かつて父が医院を営んでいたこの土地に戻り、新たに開業した。胃と大腸の内視鏡検査の機器やCTを導入し、「疾患の早期発見・早期治療に注力していきたい」と話す印藤院長。学生時代はサッカーに打ち込んでいたスポーツマンで、爽やかな雰囲気が印象的だ。そんな印藤院長に消化器内科を専門としたきっかけや、患者に対する思い、今後の抱負などさまざまなテーマについて話を聞いた。

(取材日2022年6月30日)

父がかつて診療していた土地で、2022年5月に開業

開業して1ヵ月と伺いました。高級感あふれるすてきなクリニックですね。

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ここは、亡き父が「印藤医院」という内科・小児科のクリニックを開業していた場所なんです。つい最近まで建物もそのまま残っていました。今回せっかく新しく建てることになったので、設計士さんとも相談し、試行錯誤しながら建設を進めてきました。クリニックへの通院はただでさえ気が乗らないものだと思いますので、患者さんに少しでも心地良く過ごしていただけるよう、医療機関らしくない雰囲気を心がけました。天井を高くして、待合のスペースを広めに取りましたので、ゆったりと過ごしていただけると思います。

開業までの日々を振り返っていかがでしょうか。

これまでの開業準備は、想像していたよりはるかに大変でした。今年3月まで大阪にいましたので、打ち合わせの度に月に1、2度のペースで高松と大阪を往復する日々が1年近く続きました。移動が多かったので体力的に大変でしたね。不安もありましたが、たくさんの方々に助けていただき、無事に開業することができました。皆さんの支えがあっての私であると、改めて感謝の気持ちを感じましたね。初心を忘れることなく、これからも診療をしていきたいと思っています。

先生のこれまでのご経歴について、お聞かせください。

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古高松小学校、古高松中学校出身で、高松に住んでいたのは高校卒業までです。大学は大阪医科大学に進学しました。卒業後は大学病院ではなく、新しい環境に身を置きたいと考え、初期研修として市立豊中病院へ。各科を回った後は消化器内科に所属し、3年間お世話になりました。研修終了後は大学病院の医局へ入局して大学院へ進まれる先生が多いですし、基礎研究の大切さも承知していましたが、臨床医として常に患者さんと向き合い治療を行いたいと考え、ご縁があった淀川キリスト教病院に勤務しました。ここでは多くの症例を経験し、勉強会発表や論文作成などの研究も多数行うことで、医師として成長できたと思います。その後は、康心会消化器内視鏡クリニックへ。クリニック勤務は初めてでしたが、開業後の今につながる経験だったと思います。その頃から非常勤医師として高松赤十字病院にも勤務し、現在も週に1度は診療を続けています。

苦痛の少ない内視鏡検査で、疾患の予防に注力

クリニックの特徴について教えてください。

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風邪の治療や生活習慣病の予防、治療といった一般内科に加えて、消化器に関する検査や治療を行っています。胃がんや大腸がんは、内視鏡検査を受けていただくことで予防につながりますし、もし病気が見つかっても予後が良くなるケースが多いです。ただ、私自身も何度も胃や大腸の内視鏡検査を受けたことがありますが、楽な検査ではないですよね。ごくまれに平気な方もいらっしゃいますが、大多数の方は私と同じような感想を持たれていると思います。内視鏡検査は、胃がんや大腸がんといった病気を発見するにはどうしても必要な検査です。患者さんにできるだけ苦痛なく検査を受けていただくこと、そして1人でも多くの方に検査を受けていただくことが、医師である私の使命だと考えています。

胃の内視鏡検査は、どのように行われていますか?

専用の内視鏡によって、喉元から食道、胃、十二指腸の途中まで観察します。検査時間は5分程度です。当院では先進の機器を導入し、麻酔を用いた検査を行っています。胃の内視鏡検査については、一般的には鼻から挿入したほうが検査中の嘔吐反射(えづき)は少ないですが、鼻の通りが狭い方は痛みが出たり、出血したりする場合がありますので、麻酔を用いて検査する場合には経口での検査をお勧めします。検査の結果、胃がん、食道がん、十二指腸がん、逆流性食道炎、胃炎などが発見されることもありますね。病状によっては受診当日の検査が可能ですし、ウェブでの予約も受けつけています。

大腸の内視鏡検査についても教えてください。

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専用の内視鏡を肛門から盲腸まで挿入します。挿入時も確認しますが、カメラを抜きながら詳細に観察していきます。日帰り手術での治療が可能なポリープが見つかった場合は、その場で切除します。大腸の内視鏡検査では、大腸がんや大腸ポリープに加え、大腸憩室症や腸炎が見つかることもあります。検査数日前から食事の調整や下剤の内服が必要となるので、受診当日の検査は難しく、検査前に一度、診察を受けていただく必要があります。また、準備用個室の用意がありますので、検査当日はそちらをご利用いただくことができます。

機器が充実しているんですね。

経鼻用内視鏡の管が細いカメラは、画像が比較的荒いことが多かったのですが、ここ10年くらいで性能が良くなりまして、細くても画像が良いものが登場してきました。その結果、患者さんの負担感も少なく、高画質で確認できるようになりました。加えて、CTの用意もあります。大きな病院へ行って検査を受けるとなると、待ち時間も長くなりがちですし、検査結果を聞きに再度出向かないといけないので、患者さんにとって負担が大きいと思います。当院で受けていただければ、アクセスもしやすく、スピーディーな診断や治療へつながると思います。

高松で愛され続けるクリニックをめざして

先生が医師を志し、消化器内科を専門にされたのは、なぜでしょう。

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父が働く姿を見て育ちましたので、幼い頃から医師という仕事に憧れる気持ちがありました。実は、消化器内科を専門に選んだのも父がきっかけなんです。私が大阪医科大学の学生だった22、3歳の頃、父がC型肝炎を患い、その影響で食道静脈瘤を発症しました。高松に帰省をしていたある日、私の目の前で大量に吐血したんです。救急搬送された父は、内視鏡による止血処置を施されました。私はこの時、たまたま処置しているところを目にしたんです。内視鏡治療を目の当たりにした出来事でした。すでに漠然と内科を志していましたが、そのことがきっかけで消化器内科の道を決めました。

先生のプライベートについても伺えますか?

小学校3年生の子と、4歳の双子がいます。子どもたちが楽しそうに過ごしている姿を見て、香川に引っ越してきて良かったなと思っています。高松は子育てをしやすい環境ですね。私が大学までずっとサッカーをしていた影響で、子どもも同じくサッカーをしています。クリニックがお休みの日には、わが子が出る試合を見に行きます。私自身は、なかなかプレーする時間が取れないので、専ら海外サッカーをテレビで見ることが多いです。特にスペインサッカーが好きですね。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

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患者さんの中には、父のクリニックに通院されていたという方も多いんです。閉院して20年近くたちますが、いまだに覚えていてくださる方がいらっしゃるのがありがたいですね。私自身もそんな父に負けないよう、生まれ育った高松の地で、地域の皆さまに愛されるクリニックにしていきたいと思っています。胃がんや大腸がんは初期の段階では、自覚症状がないことも多いです。がんの早期発見・早期治療のためには、検査の受診が必須です。自分の体を守れるのは、自分自身なんですよね。当院で一度検査を受けていただければ、「苦痛の少ない印藤内科での検査なら、これからも受けてもいいな」と思っていただけると自負しています。少しでも気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。

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