大多和 昌人 理事長、龍 大二郎 院長の独自取材記事
大橋駅前アロハ歯科 小児・矯正歯科クリニック 九州インプラントクリニック
(福岡市南区/大橋駅)
最終更新日:2025/10/15
糟屋郡粕屋町にある本院「アロハ歯科 小児・矯正歯科クリニック」の分院として、2022年5月に開業した「大橋駅前アロハ歯科 小児・矯正歯科クリニック 九州インプラントクリニック」。大橋駅東口を出てすぐのビルにあり、交通アクセスは抜群だ。土日祝日の診療に対応している他、平日は20時まで診療。加えて、患者の来院ハードルを大きく下げるため、アプリを使った予約システムなども導入。それらはすべて、「患者さんファースト」の姿勢によるもの。また、一般歯科、矯正歯科、小児歯科の専門家が常勤し、幅広い主訴や世代の患者を受け入れているのも特徴だ。「美しく健康な歯は人生を豊かにします」と、話す大多和昌人理事長と龍大二郎院長に、同ビル2階に併設するインプラント専門施設を含めた同院の特徴などについて、詳しく聞いた。
(取材日2025年8月6日)
「患者さんファースト」で最短かつ最良の治療をめざす
本院と同様にハワイアンテイストのすてきな歯科クリニックですね。

【大多和理事長】歯科クリニックらしい雰囲気にしないというのは、当院のコンセプトの一つです。嫌な歯科治療であっても、ハワイのような癒やしの空間で受ければ気持ちも変わりますからね。BGMではハワイアン音楽を流していますし、ハワイを思わせるようなオブジェを飾るなど工夫しています。また、香りも気をつけているポイントです。薬品の臭いや歯を削る時の臭いなど、歯科クリニック独特の臭いがあるので、アロマを使って香りでもリラックスできるようにしています。まずは気持ち良く通っていただくことが大切ですから。
開業から3年経過し、患者層や治療内容に変化はありますか?
【大多和理事長】矯正歯科やインプラント治療の患者さんがかなり増えてきました。2025年4月に、九州インプラントクリニックを当ビル2階に併設し、福岡歯科大学より城戸寛史教授が常勤で来てくれるようになってから、インプラント治療の精度がさらに上がりました。また、マウスピース型装置を用いた矯正も、形状記憶アライナーという新しい技術を導入したことで、希望される患者さんが増えましたね。
【龍院長】小さなお子さんからご高齢の方まで、かなり幅広い年齢の方が来院されています。インプラント治療専門の九州インプラントクリニックを併設したことにより、インプラント治療をご希望される患者さんが増えてきたと思います。また、矯正を行うお子さんも増えてきました。ちなみにインプラントの手術室は、感染対策をしっかり行っているため、安心・安全に手術を受けていただけます。
患者さん本位の歯科クリニックであるために、さまざまな工夫が見られますね。

【大多和理事長】当院のモットーは最短の治療回数で最良の歯科医療を提供することです。そのためには患者さんが受診したい曜日、時間に受診できる体制をつくる必要があります。ですから、龍院長をはじめ3人の歯科医師が常勤し、平日は20時まで診療を行い、土日祝日も対応しています。患者さんの都合で予約の申し込みや時間の変更ができるように、スマートフォンアプリの予約システムも導入しています。診療においては一般歯科はもちろん、インプラント治療、矯正歯科、小児歯科、審美歯科などさまざまな領域をカバーしています。それもすべては「患者さんファースト」の診療のため。できるだけ患者さんのニーズに応えられる、通いやすい歯科クリニックであるべきだと考えています。
一般歯科から審美歯科まで幅広いニーズに対応
大多和先生のご専門はインプラント治療だそうですが、龍先生のご専門についてもお聞かせください。

【龍院長】福岡歯科大学を卒業後、九州大学病院の口腔総合診療部門で経験を積みました。ここでは一般的な虫歯治療や神経の治療について深く学びました。その後、小児歯科クリニックでの勤務を経て、糟屋郡にある本院「アロハ歯科 小児・矯正歯科クリニック」に勤務。ここでは親知らずの抜歯を多数経験した他、インプラント治療の分野で研鑽を積まれた大多和理事長のもとで多数のインプラント治療に携わりました。最近はインプラント治療に関して、さらに技術と知識を深めてきましたね。また、大多和奈央子先生のもとでマウスピース型装置を用いた矯正にも多数関わらせていただきました。このように、さまざまな専門家のもとで経験させていただいたこともあり、私の強みはさまざまな専門知識を有していることだと思います。ですので、気になることがあればなんでもお気軽にご相談くださいね。
クリニックで力を入れている診療についてもお聞かせください。
【大多和理事長】基本的には本院と同じようにどんな症状、どんな世代、どんな治療にも対応していきますが、特に力を入れているのが審美歯科領域です。中でも、マウスピース型装置を用いた矯正に注力しています。ワイヤーを使った矯正と比べて痛みが少なく、透明の装置であるため目立ちにくいので、口元の歯並びが気になる方にはお勧めです。また、重度の不正咬合の場合は、前段階としてワイヤー矯正をし、その後仕上げにマウスピース型の装置を使った矯正で、といったコンビネーションによる矯正も可能です。新しく、形状記憶アライナーを導入してから、さらに患者さんの選択肢が増えました。そして、院内に「九州インプラントクリニック」を開設したので、インプラント治療にもさらに力を入れて患者さんのお悩み解決につなげたいですね。
「患者さんファースト」とのことですが、診療において心がけていることは何ですか?

【龍院長】わかりやすい説明と納得してもらった上での治療でしょうか。歯科はどんな治療をされているのか目に見えずわかりにくいものですから、写真や動画を積極的に使って理解いただけるように心がけています。説明に使う資料は常にアップデートし、実際の症例をお見せすることで、より伝わりやすくなると思います。治療に納得してもらうためにしっかりとお話しすることを重視しているので、時には診療時間がカウンセリングだけで終わることもあります。また、歯科用顕微鏡のマイクロスコープを導入したため、より精度の高い治療も可能になりました。自分ができる最大限の治療を行うことが歯科医師としての使命ですし、拡大した視野での精密な治療にはこだわっています。
子育て世代にも優しいクリニックづくり
子育て世代が通院しやすい環境づくりにも取り組んでいると伺いました。

【大多和理事長】そうですね。キッズスペースを設けているのはもちろんですが、毎日8時から17時まで保育士資格を持つスタッフによる無料の託児サービスを実施しているので、小さなお子さんがいらっしゃる保護者の方も安心して受診いただけるのではないでしょうか。ベビーカーと一緒に入れる個室もありますから、目が離せない時期のお子さんがいる方でも大丈夫です。子育て世代だと歯科を受診するのもひと苦労ですからね。
子育て世代には小児歯科の専門家がいるのもうれしいですね。
【大多和理事長】ぜひ親子で受診いただきたいです。小児歯科の担当は女性の歯科医師なので、男性の歯科医師が怖いという小さなお子さんでも安心して受診できると思います。お子さんの歯並びでお悩みの保護者の方も多いと思いますが、いわゆる骨格上の異常があった場合など、子どものうちから介入したほうが良いケースがあります。上下の前歯それぞれ4本程度が永久歯に生え替わる7歳くらいのタイミングで受診いただければ、矯正の介入が必要か、そのまま様子を見て良いのか判断することができます。お子さんの矯正はもちろん、口腔習癖を改善するためのMFT(口腔筋機能療法)にも対応しているので、将来の歯並びのことも含めてお話ししたいですね。またお子さんには、虫歯予防のためフッ素塗布なども実施しています。
最後に、読者へのメッセージをお願いします。

【大多和理事長】歯は人の笑顔をつくるために欠かせない要素の一つで、きれいな笑顔は人のQOL(生活の質)を大きく引き上げます。歯科には皆さんがイメージする虫歯や歯周病を治療するだけではなく、美しい歯をつくっていくための矯正やホワイトニングなども行っているという側面もあります。皆さんのすてきな笑顔をつくるサポートができればうれしいですね。
【龍院長】当院にはさまざまな分野の専門家がいますので、一人ひとりのお口の状態に合わせた治療が可能です。どんなお悩みでも構いませんので、ぜひ一度お口の状態を見せに足を運んでいただけたらと思います。
自由診療費用の目安
自由診療とはインプラント治療/44万円~、骨造成/11万円~、ワイヤー矯正/68万2000円~、マウスピース型装置を用いた矯正/38万5000円~、小児矯正/48万4000円~、セラミック治療(かぶせ物)/11万円~、ホームホワイトニング/1万6500円
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

